俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句075耳02・林桂・05-01

2012-05-01 00:00:00 | 五体俳句

五体俳句07502・林桂・05-01

○「泣きながら少年を愛しけり」(林桂01)

季語(無季)

【鑑賞】:泣くときの顔の作用の中心は眼(目)ですが、この少年は「耳」を愛したというのです。まるでムンクの「叫び」のように耳を押さえながら泣く少年です。

 

林桂(はやしけい

○好きな一句「きさらぎの林檎に夜の浮力くる」02

○季語(如月・仲春)

【Profile】:1953年群馬県出身。1句を3行以上に分けて表記する多行形式をとり、斬新な作風は俳壇に衝撃を与えた。「吟遊」同人。「鬣TATEGAMI」を主宰。「上毛ジュニア俳壇」選者、全国学生俳句大会審査員、群馬県文学会議会員。

林桂掲載句

03クレヨンの黄を麦秋のために折る(麦秋・初夏)〈色彩77・黄5〉2012/5/16
 
04風は風どちどの世も寂し蓼の花(蓼の花・初秋)〈特集595・言葉俳句7「風-4」〉2022/8/12
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