俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五体俳句075耳02・林桂・05-01
○「泣きながら少年耳を愛しけり」(林桂01)
○季語(無季)
【鑑賞】:泣くときの顔の作用の中心は眼(目)ですが、この少年は「耳」を愛したというのです。まるでムンクの「叫び」のように耳を押さえながら泣く少年です。
○林桂(はやしけい)
○好きな一句「きさらぎの林檎に夜の浮力くる」02
○季語(如月・仲春)
【Profile】:1953年群馬県出身。1句を3行以上に分けて表記する多行形式をとり、斬新な作風は俳壇に衝撃を与えた。「吟遊」同人。「鬣TATEGAMI」を主宰。「上毛ジュニア俳壇」選者、全国学生俳句大会審査員、群馬県文学会議会員。
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林桂掲載句