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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句075・不明011・沼尻巳津子・05-03

2012-05-03 00:01:32 | 方法俳句

●方法俳句075・不明011・沼尻巳津子・05-03


○「目覚めけり青き何かを握りしめ」(沼尻巳津子01)

季語(無季)

さて、方法俳句の「不明」第11弾。目覚めたときに手のひらのなかに握りしめていた「青いもの」とは一体何だったのでしょうか。どうしても知りたいのですが、知る術はありません。それが不明俳句なのです。

 

沼尻巳津子(ぬまじりみつこ)

代表句「舞ふ鳶ひとつ心の中に熱かりき」02

季語(無季)

1927年、東京生まれ。1972年より作句。1976年より→高柳重信に師事。「菜殻火」「俳句評論」を経て「草苑」「俳句未来同人会」「あのあの会」同人。第36回現代俳句協会賞受賞。

沼尻巳津子掲載句

2012/05/13      03真清水も病みて野をゆく初夏よ(初夏)〈次元・通過(空間)〉

 

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