俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句052・不明05・永井龍男・2011-08-04
○「掌のどこか青き芒にきられけり」(永井龍男01)
季語(青芒・夏)
芒原を歩いているうちに、掌に痛みが走りました。まだ鋭利な夏の青芒に掌のどこかが切れたようです。掌のどこかが特定できないかすかな痛さです。
○永井龍男(ながいたつお)(1904~1990)
代表句「火が恋し機械の透けし置時計」02
季語(火が恋し・秋)
東京都千代田区猿楽町生まれ。日本の小説家、随筆家、編集者、文化勲章受章者。俳号は「東門居」。