俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句052・不明05・永井龍男・2011-08-04

2011-08-04 00:35:46 | 方法俳句

●方法俳句052・不明05・永井龍男・2011-08-04


○「掌のどこか青き芒にきられけり」(永井龍男01)

季語(青芒・夏)

芒原を歩いているうちに、掌に痛みが走りました。まだ鋭利な夏の青芒に掌のどこかが切れたようです。掌のどこかが特定できないかすかな痛さです。

 

永井龍男(ながいたつお)(1904~1990)

代表句「火が恋し機械の透けし置時計」02

季語(火が恋し・秋)

東京都千代田区猿楽町生まれ。日本の小説家、随筆家、編集者、文化勲章受章者。俳号は「東門居」。

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