俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句054・冷凍保存05・与謝蕪村・2011-08-18
○「四五人に月落かゝるおどり哉」(→与謝蕪村04)
季語(おどり・秋)
今日は秋田西馬音内(にしもない)盆踊りの最終日。妖艶な踊りをもう一度観てみたいものです。→与謝蕪村の「冷凍保存」は→「窓の人むかし顔なるしぐれかな」(2010.12.23)に続いて2句目です。月が落ちかかっているこの四五人は必ずや蕪村の詠んだ瞬間に冷凍保存されたはずです。彼らの宙になびく手を解凍して現代に蘇らせましょう。