CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

丹蔵関が寺下隆浩に戻った日・・・

2014-06-01 05:10:06 | お相撲(スポーツ)のこと
盛大な・・・そして、素敵な断髪式でした。
地元能登町からも約30人の方が駆けつけ
そして、彼の身体・・・
怪我の多かった彼の身体を守ってきたトレーナーや整体師の方々。
学生時代の恩師、コーチ、先輩後輩・・・
そして、他の部屋の関取や力士の方々・・・
各地の部屋の後援会の面々。
貴乃花親方・錣山親方などもいらしていた。

100人を超える方々が鋏みを入れる・・・
1時間かかった・・・その事一つとっても、
丹蔵の人柄。。。みんなに愛された彼の人物像がわかるというものだ。

断髪式前のツーショットは、保存するのを忘れてしまった・・・ザンネン!

丹蔵関からのお礼は・・・


もちろん・・・地元の・・・


ブルーベリージャム・・・


ブルーベリージャムのラベルは『丹蔵』の四股名と手形!
そして、イチジクジャムは、あばれ祭り!!

ふるさとを大切にする彼の心尽くしです(^^)

断髪を終えて、マイクを握った丹蔵は・・・泣いた。
とにかく泣いた・・・
ずっと応援してきた人たちへの感謝と
『自分の相撲』が取れなくなった悔しさと
応援してくれた人たちに申し訳ないという彼の誠実な気持ちと
みんなも泣いた・・・
みんな気持ちは同じだった・・・

泣いて良かった・・・泣けて良かった・・・
一番悔しいのは丹蔵自身だ・・・そのことが良くわかる。。。
丹蔵を愛している人たちに囲まれて・・・彼は、泣いた。。。

整髪を済ませて、パティー会場に現れた寺下隆浩は、すっきりした顔をしていた。

「先程は、みっともない姿をお見せして、済みませんでした!
もう、ウソみたいにすっきりしました!!」と笑顔でした。。。

丹蔵・・・優しさを強さに変えて頑張ってきた男。
異口同音にそうおっしゃっていた。
その誠実さ、真摯な態度は、人々に勇気を与える。

大阪場所・・・私は、丹蔵の相撲を観ながら・・・
もういいよ。もう・・・いいよ。と心の中で思っていた。
土俵に上がる彼を観るのがつらかった・・・
『自分の相撲』が取れない・・・さぞ、つらかったと思う。
彼は、怪我に負けたのか・・・そうではない。
彼は、怪我と向き合い、怪我を越えてきた。
そして、今、その先の扉を自分で開いたところなんです。

彼は、これから、寺下隆浩としての人生を歩み始めます。
これまでの彼の相撲人生が、これからの人生を支える大きな力となるでしょう。

本当に素敵な断髪式でした。


整髪を済ませた寺下隆浩さん・・・は、とっても素敵でした(^_-)-☆

2014年5月31日・・・
丹蔵の断髪式は三本締めで、寺下隆浩の門出を祝して無事終了しました。

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