エイリアンシリーズ第2弾。
シロスジカミキリの顔のアップです。獰猛そうな、昔の武将の兜のような、
すごい恐い顔ですね。
シロスジカミキリは日本最大のカミキリでこの硬い大きな顎でクヌギ、ナラの木に穴を開けます。
その穴から出て来た樹液を カブトやオオムラサキやカナブンやスズメバチが吸いにやって来ます。
シロスジカミキリは樹液を他の虫に与えることのできる虫ということができます。
他の虫たちにとっては樹液食堂のオーナーでありがたい存在なのかもしれません。
8月19日 北関東
蝶のアゲハに擬態している蛾。
毒のある虫に擬態して身を守る虫はいるけれど、アゲハに擬態して何の得があるのだろう?
アゲハには毒もないし、アゲハを避けている虫もいないし、
不思議な感じがします。
でもこのアゲハもどき、触覚をよくみると細く細かい繊毛が生えていて、そこを見ると
蛾であることがバレバレです。
蝶の触覚は細くなっていて先が太くなっているのが特徴。
体の大きさもアゲハよりもふた回りぐらい小さくて、それもあげはでないことがすぐにわかってしまう原因。
でも他の虫、あるいは鳥からはアゲハにそっくりに見えるのかもしれません。
8月8日 北関東