東京で蝉が鳴き出したのはボクの記憶では7月の12日 気象庁の発表では13日となっている。
いずれにせよ蝉の声を聞くと、夏がやってきてしまったという感じがします。
暑さを、さらに倍加する様な蝉の声、何かの本で呼んだ記憶があるのだけれど
ヨーロッパではこのようにけたたましく鳴く蝉が居ないので、
明治時代にドイツからの留学生が帰国のお土産に持ち帰るのに、
「あの鳴く木が欲しい」と 言ったそう。
木が鳴いていたのではなく蝉が鳴いていたのにそれに気付かなかった、
という落ちらしい。
しばらくはこのけたたましい声とともに夏を過ごす事になる。
でも聞こえなくなると、「ああ今年の夏も終わってしまった」
という感じがしてすごく寂しいくなる。
狛犬に取り付いていた蟬の脱け殻、狛犬も迷惑そう。
7月27日 東京 氷川神社