妻が散歩の途中に撮影してくれました。
我家から300メートルくらい東側の小公園です。
一週間ぐらい前の撮影なので10月中旬でもナガサキアゲハが発生していることになります。
数年前から目撃されていたナガサキアゲハは東京にすっかり定着した模様です。
あるブログ記事を読んでいたら、ナガサキアゲハは元々近畿以西に生息している蝶で、
十数年前に生駒山(奈良県)を超えたそうです。その範囲が徐々に関東近辺にまで北上
してここ数年は東京に出現。
江戸時代には九州以南(Vikipedia参照)だったそうですから、
ゆっくりと分布域を広げてきたんですね。
食草はミカン科ミカン亜科、ウンシュウミカン、ナツミカン、キンカン、レモン、ユズなど。
ナツミカンも食草の一つなので関東地方にも食草は豊富にあるわけです。
一体どこまで北上するのでしょうか?
ナツミカンの栽培されている地域は関東でも千葉、埼玉、栃木、群馬の南部だと思うのですが、そのたりで北上はストップするかもしれません。
ナガサキアゲハ、
大きくて あでやかで 僕の好きな蝶の一つになりました。
10月15日 武蔵野市(妻撮影)