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ナガサキアゲハ

2011-10-31 10:33:54 | Weblog

妻が散歩の途中に撮影してくれました。




我家から300メートルくらい東側の小公園です。



一週間ぐらい前の撮影なので10月中旬でもナガサキアゲハが発生していることになります。




数年前から目撃されていたナガサキアゲハは東京にすっかり定着した模様です。




あるブログ記事を読んでいたら、ナガサキアゲハは元々近畿以西に生息している蝶で、
十数年前に生駒山(奈良県)を超えたそうです。その範囲が徐々に関東近辺にまで北上
してここ数年は東京に出現。


江戸時代には九州以南(Vikipedia参照)だったそうですから、
ゆっくりと分布域を広げてきたんですね。


食草はミカン科ミカン亜科、ウンシュウミカンナツミカンキンカンレモンユズなど。
 ナツミカンも食草の一つなので関東地方にも食草は豊富にあるわけです。


一体どこまで北上するのでしょうか?

 

ナツミカンの栽培されている地域は関東でも千葉、埼玉、栃木、群馬の南部だと思うのですが、そのたりで北上はストップするかもしれません。



ナガサキアゲハ、
大きくて あでやかで 僕の好きな蝶の一つになりました。


10月15日   武蔵野市(妻撮影)





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農園の虫・ハラナガツチバチ

2011-10-28 11:32:51 | Weblog

このハチも今の時期になると良く見かけるハチです。




バジルの花に来ていました、バジルの花はすごく人気の花で、
このハチのほかに様々の虫たちが集っていました。


花の少なくなってくる時期、バジルは虫たちにとって貴重な花です。


このハラナガツチバチは、

コガネムシの幼虫に産卵寄生して子孫を残しているそうです。


一昨日紹介したコガネムシもこのハチを天敵としているかもしれませんね。





10月23日    武蔵野市

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農園の虫・ヒメジャノメ

2011-10-27 10:46:34 | Weblog

この蝶が吉祥寺にいるのは珍しいことなのか?



深大寺とか野川公園とかだったら分かるけれど、住宅地の吉祥寺で生息。

この農園で初めて見ました。



この農園は成蹊大学キャンパスの裏手に位置しているので、
自然度は結構高いとは思うのですが、それにしても珍しいと思うし、嬉しいことです。



今調べて分かったことですが、ヒメジャノメの幼虫は猫顔で人気者なのだそうです。



本当に写真を見て驚きました、アニメキャラクターのような可愛らしい猫顔



ちゃんと耳も目もあります。


驚きました。


そういえば、蝶の幼虫の顔は個性的でかわいいということを思い出しました。


そのきっかけになったのが、
高校生の頃 修学旅行で東京に来たときに(当時北海道に住んでいた)、
保育社の「原色日本蝶類幼虫大図鑑」を買ったからです。

神田の古本屋街で。


高校生には相当高い買い物だったと思うけれど良く買ったものです。

その図鑑に日本の蝶の顔のアップがすべて掲載されていました。
それをみて「蝶の顔って結構かわいいものだ」と思ったものです。


今度の週末にでもこの図鑑をじっくりと眺めてみようと思います。



10月23日  武蔵野市

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農園の虫・コガネムシ

2011-10-26 10:50:31 | Weblog

相当大きなコガネムシが白菜の葉をムシャムシャと食べていました。


その食いっぷりの豪快なこと。



見る見る葉に穴が開いていきます。

 

こんなに大きなコガネムシは始めてみました。
名前は同定できず。



僕の農園でないからいいものの、この農園の持ち主が見たら、
びっくりして駆除してしまうのではないでしょうか。



夢中になって食べるのもいいけど、
そろそろ見つからないうちに速くどこかに逃げたほうがいいと思うよ、



コガネムシ君!



10月23日  武蔵野市



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農園の虫・ツマグロオオヨコバイ

2011-10-25 12:52:23 | Weblog

おそらく冬、武蔵野で一番見る頻度の多い虫。


ツマグロオオヨコバイ。


別名バナナムシ。見た通りを名前にするとバナナムシ。
合点がいきます。

 

枇杷の葉の裏などに12月頃 沢山集まっているのを見ることが出来ます。


カメムシ目の一員ですからカメムシの仲間です。



顔を良く見ると口吻がストロー状になっていて、その仲間だと分かります。
セミにも良く似ています、セミの近縁種でもあります。

 

またヨコバイという名は、横に動くからそのように名づけられました。



葉に止っている時など、体を横に移動させて葉の裏に逃げ込む動きを良く見かけます。




10月23日  武蔵野市

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市民農園の虫・オンブバッタ

2011-10-24 11:43:31 | Weblog

今週は市民農園の虫をテーマとしてお届けします。

なぜかって?


それは 今の時期実は虫のたくさいんる所は、実は市民農園が穴場だからです。


まず農薬を使っていない野菜がある(我家も無農薬)

小さな区画が沢山あるので野菜や花などのバラエティが豊富

手入れをサボっている農園には野菜の花が咲いていてそれが今の時期、
虫たちのご馳走になってる。 紫蘇の花とバジルの花が虫たちのご馳走になっています。



ということで昨日の日曜 市民農園の手入れに行ったついでに撮った写真を紹介します。

写真の虫は我がダイコン畑(とはいっても15本ぐらいが植わっているだけ)の住人。

カメラを近づけると、微妙に体の位置を変えて目立たないようにしています。


このオンブバッタも葉にピタッとくっつくと相当うまくカモフラージュできるのですが、
今回はそうでもありません。


でもからだが薄っぺらくて 葉にピタットくっつくのに適した体型をしていますね。




10月23日 武蔵野市(東京)

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オンブ・トノサマバッタ

2011-10-20 11:57:36 | Weblog

 

オンブしているのが雌でオンブされているのが雄。

 

バッタ類 カマキリ類はだいたい雄のほうが雌よりも小さい。



トノサマバッタの交尾です。




この光景は結構見慣れているのですが、良く見ると雌が黒化型、雄がノーマル型。


このようなカップルは始めてみました。



カメラが相当近づいても逃げないで仲良くオンブ状態。



雄が雌の子供みたいにも見えます。
ほほえましいですね。

一昨日のオンブ犬に続き おんぶつながりの写真でした。

 

 

9月上旬 栃木県

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シマヘビ幼生

2011-10-19 11:07:36 | Weblog

シマヘビの幼生。


長さは30cmくらい、全然動かなかったので干からびて死んでいるのか?
と思ったけれど一応撮影して後で戻ってみたら姿を消していた。


やっぱり生きていたんだ。

 

普通のシマヘビは縦のラインが体に沿って入っているのでこの蛇はおかしい?

ひょっとしてマムシ?

と思って調べてみるとシマヘビの幼生は写真の通り横斑があるのが普通。



この写真は間違いなくシマヘビの幼生ということになります。





子供の時に田んぼの歩いていたら、稲の中から飛ぶように現れてきたシマヘビを
見たことがあります。


稲の間を縫うように進んできて、水面から30cmくらい浮いていたような印象。

シュッツ という音とともに目の前を通り過ぎていきました。



なにぶん子供の時だったので記憶は定かではないのですが、
その動きの素早さに腰を抜かしそうになりました。

 

それいらい蛇は苦手です。

 

 

9月中旬   関東北部









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オンブ犬

2011-10-18 10:45:05 | Weblog

この犬の名前は「シロ」



オンブしてもらうのが大好きだそうです。



「えっ! ほんとにオンブしてもらうの好きなんですか?

見せてくれます?」

 

と頼んだら ノリノリで引き受けてくれました。



ほんとうに飼い主のおばちゃんの背中の上が居心地良さそうです。



すごい甘えん坊で、夜寝るのも一緒だそうです。


こういう犬って自分のことを 

犬と思っているのか?
人間と思っているのか?
その中間と思っているのか?

 

どっちなんでしょうね?

 

9月下旬  北関東

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キタテハ

2011-10-17 11:18:06 | Weblog

この地にはキタテハとシータテハが混在している。

 

標高900m前後で生息域がチェンジする。



900m以下がキタテハ、900m以上がシータテハ。



ですから東京でもキタテハを見ることが出来ます。




キタテハとシータテハの見分け方は後翅表の黒い斑紋の中にブルーがあるのがキタテハ
ブルーがないのがシータテハ、と分類できます。


シータテハの翅のギザギザは季節によって増減するからです。

秋に出現するタイプは翅のギザギザが大きく、
いかにもシータテハらしいシータテハとなります。




9月下旬     北関東   

 

 

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ヒメヤママユ

2011-10-14 12:37:54 | Weblog

名前の通りヤママユガよりも一回り小さいが、


その翅のデザインが地味派手で魅力的。




晩秋に現れてくる蛾で、撮影した時も気温は10度以下。


多分8℃くらいだった記憶があります。




そんな寒い時期に発生してくる蛾もいるんですね。



そういえば真冬に発生してくる蛾もいました。


フユシャクという種類の蛾で、雌は、羽が退化して飛ぶことが出来ません。


羽があると放射熱で体温が奪われるので羽が退化したしまったのか?
体温が奪われにくいボテッとした体型をしていますね。

羽が退化しても雌は強烈なフェロモンで雄をひきつけることが出来ます。

 

それにしても昆虫の進化は極端で面白いですね。




10月9日   北関東

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アサギマダラ

2011-10-13 14:20:00 | Weblog

非常に綺麗なアサギマダラ。


羽化したてのような綺麗さです。




アサギマダラは長距離渡りをする蝶として有名で、関東北部から南西諸島まで

1000キロ以上の距離を旅する蝶もいるほどです。



夏に本州高地で見かけた蝶は 風に乗ってはるか南西諸島に向かって旅をします。


こんなにゆっくり飛ぶアサギマダラにそれほどの長距離を飛ぶ飛翔力はあるのか?

とも思うのですが、アサギマダラの羽は半透明でも厚く、強靭なつくりです。


この羽でグライダーのように気流に乗って旅をします。



そして春になると 南西諸島で羽化したアサギマダラが今度は本州lの高地に向かって
また戻ってきます。



三重県あたりの個体は 旅をせずにそのまま越冬する個体もあるそうです。



またなぜこれほど長距離を旅するのか?

 

その本当の理由もまだ分かっていないそうです。



結構謎がおおい蝶ですね。

 

 

10月10日  北関東

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シータテハ

2011-10-12 10:41:32 | Weblog

この翅のギザギザがシータテハの魅力。



標高の高い地域に生息しています。




撮影地の標高は約900m、この標高で越冬するのですからすごいですね。



春になると越冬個体に出会うことが出来ます。



写真のように波紋が鮮明に浮かび上がっているのは雄だそうです。





10月10日   北関東

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モンキチョウ

2011-10-07 11:22:11 | Weblog

今の時期増えてきたように感じるモンキチョウ。



春先から活発に活動し、
夏も活動しているはずなのですが、他の派手な蝶が目だって

存在感が薄くなるのだろうか。


今の時期は他の蝶が姿を消してしまうので目だっています。




幼虫はシロツメクサ、アカツメクサを食べます。
いわゆるクローバーですね。

 

クローバーのようにどこにでもある草が食草なので、
北海道から沖縄まで広く分布することが出来ます。

 

10月2日   野川公園(三鷹)

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不思議な繭

2011-10-06 11:13:57 | Weblog

一体何の繭なのでしょうか?

 

分からないですね。



僕の繭体験は イラガの繭 ウスタビガの繭 ヤママユガの繭 ミノガの繭=ミノムシなどですが、この繭は誰の繭?


多分 蛾の一種の繭だと思うのですが、ヤママユ ウスタビガの繭と比べて
二回りぐらい小さいので蛾としても相当小さな蛾だと思うのです。

 

もしご存知の方がいらしたら教えてください。

 

9月中旬  北関東

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