LUNA SEA FILM vol.7行きました

こんばんは。

「LUNA SEA FILM vol.7 DEBUT TOUR
 1992 IMAGE or REAL」
に行って来ました。

ここでLUNA SEAについてご存知ない方に
簡単な説明を。

LUNA SEAは1989年に結成。2000年12月27日、東京ドームの
「THE FINAL ACT」で「終幕」して活動を停止しました。
「終幕」の発表は同年11月8日。ラストシングルの「LOVE SONG」の
発売日でもありましたが、その日にOFFICIAL FAN CLUB「SLAVE」は
ファンクラブの活動「継続」を決定しました。

ビートルズ、QUEEN、国内では尾崎豊などのファンクラブは継続して
いますが、普通に考えたらアーティストの音楽活動が停止した状態での
ファンクラブ活動継続はあり得ない事です。

しかしLUNA SEAはノンタイアップでオリコン初登場1位を獲得し、
そのまま東京ドームのライブもSOLD OUT。
1996年12月23日、真冬の横浜スタジアムでライブを敢行。
1999年初頭には香港、台北、上海と3都市にアジア・ツアーを敢行。
CDも売っていない、言葉も通じない国で、どれだけ観客が来るかも
予測が出来ない状態での未体験のライブを行いました。
他のアーティストのアジア・ツアーはファンクラブの観光ツアーで
大抵は何割かのファンを引っ張って来ますが、彼らは「サクラ」を
よしとせずにガチでライブをやって来ました。

1999年5月30日には東京ビックサイトで10万人規模のライブを
記録的な強風によるステージセット倒壊の中、敢行。
この日のライブは翌日の朝日新聞の一面を飾りました。

同年12月23日には東京ドームでGLAYとの対バン「MILLENIUM EVE」
を行い、両バンドのファンが一同に会しました。
日本ではまずあり得ないメジャーバンドの対決には驚きました。

2000年1月1日。0時ジャストにZEPP TOKYOで「START UP GIG 2000」
というライブを行いました。
カウントダウンライブが多い中、2000年問題に異を唱えるように
0時ジャストに開始。
そしてその年の5月29日に日本武道館で「PREMIRE OF LUNACY」という
ライブを行いました。
これは演奏曲が全部新曲で、17曲中11曲が未発表曲という前代未聞の
ライブでした。ファンの間でもものすごい賛否両論でした。

これだけ見てもらえれば、本当に
「誰もやった事のない道を突き進んで来たバンド」だというのが
お分かりいただけるかと思います。

「SLAVE」はそのバンドのファンクラブとして安易に活動を終わらさずに、
バンドにおんぶにだっこのファンクラブではなくLUNA SEAから自立し、
ファンが集う場としてのファンクラブとしていく事を掲げ、彼らの
作り出した音楽を今後伝えていく為にも「継続」を決定したのです。
私が入会したのは結構遅く、活動再開直後の1998年8月で会員番号は
64000番台です。「終幕」した後も会員番号は増えていて、現在は
82000番台くらいになっているというのが驚きです。
「終幕」してからのファンもいるようで、彼らの生演奏を観ていないのに
ファンクラブに入会するというのはすごい事だなぁ、と思います。

以上、簡単(そーか?)な説明終わります。

そのファンクラブ主催で定期的に行われているのがこの「LUNA SEA FILM」
です。今回で7回目になりました。

今までの上映内容はこんな感じです。

●FILM vol.1 BLAND NEW CHAOS in TAIPEI(渋谷公会堂で上映)
●FILM vol.2 真冬の野外(日本青年館他で上映)
●FILM vol.3 REVIVE 真夏の野外(渋谷公会堂で上映)
●FILM vol.4 START UP GIG 2000(ZEPP TOKYOで上映)
●FILM vol.5 FILM in SEOUL 真冬の野外(ソウルで上映)
●FILM vol.6 CAPACITY∞(SHIBUYA-AXで上映)


今までのライブ映像は1996年以降のものでRYUICHIも河村隆一色を強く
感じる状態のものでしたが、今回はメジャーデビュー後の1992年。
そりゃもう化粧してますよ。ええ。RYUICHIは目にヒビを入れていない
筋肉少女帯の大槻ケンヂみたいな顔してますよ。
ビジュアル系という言葉が後に出来たのもうなずけます。

しかし、今回のフィルムで観て思いましたが本当に当時から勢いだけ
ではなく、演奏でファンをグイグイ引っ張っていくライブバンドとして
機能していたのがよく分かりました。
CDと遜色ないレベルで演奏していました。いや、ライブアレンジなどが
あり、それ以上でしたね。

BassのJはこの当時からメロディアスなベースラインを弾いてますし、
ギターのSUGIZOは「俺を見ろ~!!」と言わんばかりに
超絶ギターソロをしてます。ものすごい速弾きでした。

そして改めて思ったのは、今回のライブツアーはデビューからアルバム2枚。
その中からの曲で最後のライブまで、ほとんど毎回演奏されているのが
「Dejavu」「TIME IS DEAD」「PRECIOUS...」「WISH」とあるのをみて、
本当に自分達の曲を大事にしてきたバンドなんだなぁ、と感じました。
そしてファンも共に曲を大事にしてきました。今でも彼らの曲が、音楽が
大好きだからこれだけのファンがこの場にいるのだと思います。

FILMのあったこの日、Jは札幌でライブ、SUGIZOは横須賀の
hideミュージアムでライブでした。
個々の活動も成功してもらいたいし、曲も聴いていますが、やはり彼ら
5人がバンドとして奏でる音は別物だと感じてしまいます。

あ、最後に苦言を。
昔の映像だから仕方がないとは思いますが、渋谷公会堂と日比谷野外音楽堂の
ライブ映像を2つ流す必要はなかったかも。
同じ曲が流れるとノリにくいところは感じました。
あと、曲が終わる度にブラックアウトして曲がぶつ切りになってしまうので
その度にテンションが下がるのでそれだけが気になりました。

とにかく、次回もFILMがあれば行きたいです。
それでは、長文大変失礼しました。

【関連サイト】

LUNA SEA OFFICIAL WEB SITE

河村隆一 OFFICIAL WEB SITE

SUGIZO OFFICIAL WEB SITE

SUGIZO OFFICIAL Blog

J OFFICIAL WEB SITE

INORAN OFFICIAL WEB SITE

真矢 OFFICIAL WEB SITE
コメント ( 2 ) | Trackback ( )このエントリーを含むはてなブックマーク
« さらば梅にゃんこ 今週末の雑感です »
 
コメント
 
 
 
Unknown (春海)
2005-08-12 00:29:00
こんばんは



この記事読むだけで

USHIZOサンがLUNA SEA大好きだ~というのが

メチャメチャ伝わって来ました。



フィルムは何か残念でしたね。

当初の野音見たかったんだけど

あれよあれよという間に内容も変わってしまって

ちゃんと告知通りに開催して欲しいですね。



でもメンバーのアップになると笑いが起きたってのは

ちょっとその場にいたかったです(笑)





メールありがとうございました。
 
 
 
いえいえ (USHIZO)
2005-08-13 00:04:31
>春海さんへ



こんばんは。コメントありがとうございます!

なぜかMacからは投稿できないので直メールで失礼しました。



フィルムは次回機会があったらぜひ行ってみてくださいね。



それより…。

INORANの件、大変な事になってますね。

実はTourbillonのライブに行ってからそうなるような気がして

記事にしようと思っていたまま保留にしていたのですが…。



それでは、失礼しました。
 
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