TypeR日記

愛車ホンダ・インテグラTYPE-Rと、車全般、海外旅行、京都の美味しいものについて綴ってまいります!

ジュラシック・パーク 三部作

2015-12-31 | 映画

本日はNHKのBS放送にて「ジュラシック・パーク」の初期からの三部作を放映していたので、年末特番的なものは一切見ず、こちらをずっと見ておりました。
その中で最新の「ジュラシック・ワールド」にも出ていた人物(?)が映っていたのでピックアップ。
上の写真は1作目の「ジュラシック・パーク」のシーンですが、左は「ヘンリー・ウー博士」。
この時点では若手の科学者ですが、最新作では組織のトップになっていました。
そして、彼が造った新型の恐竜がトラブルの原因となると共に、最後は逃げ出していますので、これが次回作の布石になっていると思います。
また、右の写真は「ティラノサウルス」。
これが最新作のラストで大活躍するのですが、そのシーンでは、こちらの写真の直前に戦った「ヴェロキラプトル」との傷もあるそうです。


こちらは2作目、「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」の1シーン。
Mベンツの「ML」が、トレーラーを引き上げるために大活躍しますが、その真っ最中に「ティラノサウルス」のペアが現れて大変な事態となります。
この作品では「恐竜の子育て」が描かれており、印象的でした。
特に哺乳類の猛獣が行う「弱らせた獲物を子供の前に差し出し、駆りの練習をさせる」とのシーンがあって、妙に納得がいきました。


さらに、こちらは3作目、「ジュラシック・パーク3」の1シーン。
新たな主役の恐竜「スピノサウルス」。
映画の中では「ティラノサウルス」を圧倒する強さを発揮していますが、基本的には魚食性の恐竜とのことで、かつての自然界では、このようなシーンは皆無であったとされています。
ただ、以下の点から映画内での状況も生じ得たのではないかと思いました。

・自然界での勝負では体の大きさが重要。
・本来の生息環境とは異なるため、陸上生活が増え、この手の戦いに慣れていた。
・そもそも“オリジナルの恐竜”ではないので、性質が変わっている可能性がある。

こんな感じで三部作を一気に鑑賞。
NHKの放送なので、CMが入らないのは大きなメリットでした。

なお、この三部作を見て、改めて、最新作にて主人公達の会社が犯した間違いが、VW社の犯した間違いに似ているな、とも思いました。
それは、つまり、「普通の恐竜を作っても客ウケが悪いので、(本来はいなかった)新型の恐竜を作ってしまえ!」という点です。
分かり易く比較をすると以下の通り。

・普通のメーカー:(実際のユーザーの使用環境とは多少違っても)与えられた環境で、最も良いデータを出す条件を探そう!
・VW社の考え方:テストを感知して、その間だけ、別のデータを出すモードを作ろう!

・当初の会社:遺伝子情報で足りない部分は現在のカエル等の遺伝子を流用し、オリジナルを復元しよう!
・新作の会社:どうせ作り物の恐竜なので、客ウケを考慮し、どんどん新しい要素を盛り込もう!

上記の通り、4作目で、恐竜作製のキーマンが逃げ出しているので、次回作がどうなるのか分かりませんが、現実の世界では、VW社が復活に向けて自らの見直しを行っているでしょうから、早く、その動きが見たいものですね。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。