インターネットと環境問題

在米の知人から聞いた話です。

「ヤフーやグーグルといった検索エンジンでで２回検索すると、やかんを１回沸騰させるのと同等量のCO2が排出される」

具体的には、１回の検索でおよそ７グラムのCO2が作られ、やかんを沸騰させた場合は１５グラムくらいということです。

パソコンを動かす電力と、そのコンピューターが世界中のサーバーを駆け巡るエネルギーを算出したとのこと。私なんか単細胞なので、すぐに納得してしまいます。

情報通信が排出するCO2は全体の２％となっているらしく、２００７年には航空産業を抜いた模様。

例えば、グーグルは世界中に巨大なデータセンターを持ち、大きな電力消費をすることから、「グーグル検索は間違いなく環境に大きな影響がある」と結論づけているようです。

なお、本件についてはグーグルが反論しており、それによると排出されるCO２は７グラムではなく、０．２グラムとなっています。何れにせよ「少なくはない」ことは事実のようです。