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囲碁教室の題材となったプロの実戦譜。今期の本因坊戦第1局から。
黒の下辺の布石(3、5、7)はミニ中国流と呼ばれるもの。
白が右辺をワリウチしてきた場合、上からツメ、二間に開いて安定を図ったとき、4と打つのがポイント。
ここで白の応手が大切で、手拍子でAとノビてしまうと黒の思うつぼ。
1と下に潜り込み根拠を確保してから大場(11)に回れば十分。
実戦では白はワリウチせず、右辺から星にカカリ。黒が挟んで白は両ガカリ。その後は定石の進行ですが、黒15が工夫した手だったようです(多くの場合、黒Bと抱えるのが普通)。
一方で黒がBとカカエなかったからといってこの石を動き出しては、15が働いてスミだけでは眼を持てず白ツブレ。15への応手として先生のお勧めは1の一間トビ。実戦ではケイマトビをして局面は複雑化してゆきました。
(下にある「棋譜再生」ボタンをクリックすると別ウィンドウで碁盤が開き、矢印ボタンを操作することで、一手ずつ進めたり戻したりといったことが可能です)
棋譜再生
最終、137手まで黒番 井山挑戦者(当時)の中押し勝ち。
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囲碁教室の題材となったプロの実戦譜。今期の本因坊戦第1局から。
黒の下辺の布石(3、5、7)はミニ中国流と呼ばれるもの。
白が右辺をワリウチしてきた場合、上からツメ、二間に開いて安定を図ったとき、4と打つのがポイント。
ここで白の応手が大切で、手拍子でAとノビてしまうと黒の思うつぼ。
1と下に潜り込み根拠を確保してから大場(11)に回れば十分。
実戦では白はワリウチせず、右辺から星にカカリ。黒が挟んで白は両ガカリ。その後は定石の進行ですが、黒15が工夫した手だったようです(多くの場合、黒Bと抱えるのが普通)。
一方で黒がBとカカエなかったからといってこの石を動き出しては、15が働いてスミだけでは眼を持てず白ツブレ。15への応手として先生のお勧めは1の一間トビ。実戦ではケイマトビをして局面は複雑化してゆきました。
(下にある「棋譜再生」ボタンをクリックすると別ウィンドウで碁盤が開き、矢印ボタンを操作することで、一手ずつ進めたり戻したりといったことが可能です)
棋譜再生
最終、137手まで黒番 井山挑戦者(当時)の中押し勝ち。