からくの一人遊び

音楽、小説、映画、何でも紹介、あと雑文です。

宇多田ヒカル「Be My Last」Music Video(4K UPGRADE )

2024-03-31 | 音楽
宇多田ヒカル「Be My Last」Music Video(4K UPGRADE )



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「もう死にたい…」追い詰められた東大大学院生が「ラブホテル」でバイトを始めたら「思わぬ結果」が待っていた(時田 桜) @gendai_biz

「もう死にたい…」追い詰められた東大大学院生が「ラブホテル」でバイトを始めたら「思わぬ結果」が待っていた(時田 桜) @gendai_biz

ラブホテルで働き始めた。私にとってのラブホテルはいつでも辛い現実から逃れて好きな人と2人だけの世界に浸れる場所だった。利用する側からもてなす側へとかたちを変えても...

現代ビジネス

 


こういう「ラブホテル」についての話題は、昔ならサブカルチャーとして語られたはずだ。

サブカルチャーはもともとは教養人のためのハイカルチャーに対してマイノリティーのための文化事象とされる。

だから、かつては趣味的であったり、素人の宴会芸的であったり、淫猥であったりの世俗的なしかし洒落たところのある文化だった。

それがそのいくつかの分野が知識人たちの研究対象となり、いつしかハイカルチャー寄りのものになっていった。

この「ラブホテル」を対象とするものについては、特にサブカルチャーとしてかつてはそういう雑誌に面白おかしく、淫猥で時に常識を逸脱して語られることが多かったし、その性質からとてもハイカルチャーにはなり得なかった。

しかし、ここでの語りはあくまでも常識的で真摯であり、もっと言えば文学的でさえある。

それは書き手である「時田 桜」なる人物が東京大学教養学部卒の大学院生ということと無縁ではない。

つまりハイカルチャー側の人間が「ラブホテル」というサブカルチャーになりがちな舞台の中で、自らの苦悩という命題をもって語っているというところによるからであろう。

ハイカルチャー側と彼女が認識している証拠として次の文章が結びにあった。

「私が東京大学の大学院生という”豊かな観察者”の立場だから、「選択」できる立場にいるから……」

なるほど。

ただ、それはそれとして彼女は映画『perfect days』を観た上でラブホテルで働く人々に対してこのような感想を持っている。

「ラブホテルのバイトに集まるほとんどが、高給と引き換えに高いスキルや能力を求められる仕事を選ぶことすらできない、“いろんな人”たちが多い。平山のようにたくさんの選択肢がある中でわざわざトイレの清掃員を選び取るような人間はとてもレアだ。
けれど、平山ほど高尚な生き方をせずとも、選択肢がそれしかない中で最初からラブホテルでバイトしているいろんな人は、私よりずっと健康そうに見えた。少なくとも、この映画を見て刺さる必要がないほどには健康だろうと」


平山のような人間はとてもレア?

平山ほど高尚な生き方?

果たしてそうなのだろうか。平山のような人間は少ないかもしれないがレアとも言い難いと思う。

「淡々とした同じ毎日を繰り返しているようにみえるが、彼にとって日々は常に新鮮な小さな喜びに満ちている。
昔から聴き続けている音楽と、休日のたびに買う古本の文庫を読むことが楽しみであり、人生は風に揺れる木のようでもあった。そして木が好きな平山は、いつも小さなフィルムカメラを持ち歩き、自身を重ねるかのように木々の写真を撮っていた」

同じ毎日を繰り返しているのは何も平山だけではないし、自分の好きなことに没頭することも高尚でもなんでもない。

逆に平凡でかつ世俗的、大衆的だとさえ思う。

大衆的であることはサブカル的である。平山は恐らくかつてのサブカルが脚光を浴びる前の大衆に根差していた潜在文化の中をただ生きているに過ぎないと思う。

しかし、私ははたと気づいた。前述の「ラブホテルのバイトに集まるほとんどが……この映画を見て刺さる必要がないほどには健康だろうと」までを何度か読み返した。「無為」について考えてみた。

「無為」のことを5⃣で時田 桜はビョンチョル・ハン『疲労社会』やニーチェの言葉をあげている。

能力があるのにーしないことが出来る、人は自信がないと無為を選べない、ともある。

彼女は無為を「能力があるのにーしないことが出来る」としながらも、実は「能力を求められる仕事を選ぶことすらできない、“いろんな人”たち」が初めからそんなことをしようとしなくても出来る人間たちであるとどこかで感じ始めていて、しかも自信なんてものは関係ないとも思っているのではないか。

結局彼女は「私が東京大学の大学院生という”豊かな観察者”の立場だから、「選択」できる立場にいるから」と思っていないのである。

そして「知識人」側にいようと「大衆」側にいようともはやそんなことはどうでも良いし、区別もない。私はただ豊かで健康に暮らしたいからここにいるのだと言いたいのではないか?


ーここまで。サブカルの話からあらぬ方向に行きかけたが何とか結論にまでたどり着けたか……と思うことにして終わりにする。

乱筆(?)乱文ご容赦を。




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Lola Marsh - Only For A Moment 🐟 FISHTANK

2024-03-29 | 音楽
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とべたら本こー金延幸子



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平井 堅 『ソレデモシタイ MUSIC VIDEO (YouTube ver.)』



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人口減少社会=需要減退経済に突入、というのは確かにそのとおりだと思う。

当時「モノに対してカネが不足している」と言われていたけれど、例えば自分の給料で「モノ」が買えないなんて思ったことはなかった。

ただ、それまで買えた国内の電化製品とか服だとか、国産の食品だとかが高価に感じ、手を出し難くなった。

その代替品として安い輸入製品が増加し、質とかに不満ながらも一応は不足することはなかったように思う。贅沢は出来なくなったけれど。

つまり、一人単位、一家族単位で考えるとそれほどカネが不足するということはなかったけれど、全体として考えた場合人口は減って来ているのだから当然それまでよりは全体の需要は減るわけである。

そこへカネをバラまいた。それが廻り回って個人の賃金に反映すればまだいいのだけれど、大企業ばかりが儲かり中小企業は相変わらずの状況で、実は円高・円安というものは国際状況(特に米国)によって左右されるものだから、物価もそれに比例して高くなる。しかし大企業は利益の蓄積に勤しみ賃金は据え置き。そもそもが物価のみではなく日本の人口は減っていくばかりなのだからそれに反比例するように一人一人の賃金が増加しなければ嘘なのである。だから現状「物価に賃金が追い付いた」ではなくそれ以上に賃金の上昇がなければ需給バランスはいつまで経っても適正にならない。

アベノミクスが全くの間違いだったとは思わない。

しかし、優先順位は何かということを考えるとデフレ解消のための政策ではなく、まずは現状を維持しつつ政府の無駄遣いを正して出来た余分は人へ、教育へ。それからあらゆる税金(特に消費税)の見直しを行い、企業、人の負担を減らして特に企業に於いては本来の業務の製品研究・開発に、より多くの資金が投入されるようなシステムの構築をさせることが大事であったのではないかと思う。

そういう本来のカネの流れを正常に戻してからカネをバラまけば、バラまく先さえ間違わなければアベノミクスは最高の結果で終えることが出来、人口減の問題も将来に見通しが出来たかもしれない。

さて、アベノミクスは国民経済にはそれほどの効果は与えず、一部の大企業と富裕層だけが得をしただけ。それではカネをバラまいた意味が殆どない。じゃあ今までバラまいたカネをどうすればいいのか?特に株式市場に大量に投入された……。

当然いつまでもそのままというわけにもいかないから、回収に向かわねばならない。ただし、ゆっくりと、慎重に。でないと株価の急落を招くかもしれない。

そういう意味では今回の日銀の金利政策は正しいのかもしれない。

しかし、同時になにを政府がするべきなのか?そこのところが未だに不透明なように思う。

私見では今こそ政府の無駄を無くし余分は人へ、教育へ、研究開発分野への投資と福祉の充実。具体的には無駄で特に問題なアメリカからの役に立たない武器購入、効果のない海外へのカネの多額のバラマキ等をやめること。そして消費税を始め法人税などの見直し、企業、人の負担を減らしつつ、無駄をなくして余分になったカネと回収した前述のカネと併せて中小企業・零細企業への経営、開発援助、奨学金給付制度の拡充、福祉関連等へと充てるというところか。後、忘れてはならないのは昨今また目立ってきた下請けへの代金減額強制事件でも分かるとおり、元受けと下請けとの力関係を対等にする必要がある。

まだまだ方策はあろうが、こういった方策を実施した上で結果がどうなるのかは確実には言えない。しかし研究・開発によって本来の商品力で儲ける仕組みが出来上がり、全就業者の70%にあたるという中小企業の従業員にも名目賃金だけではなく実質賃金も上がるのではないかという期待は出来る。そしてそこまでくれば日本経済は上昇に転じ、未来に見通しが出来ることから、日本の人口も急激にではないがある一定のところまでは増加に転じていくのではないかと思っている。

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Gerry Rafferty - The Ark (Official Audio)

2024-03-27 | 音楽
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み空 (1970 demo 〜 1984 overdub)



Himesh Patel - Yesterday (From The Film "Yesterday")



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Andrew Bird, Lucius - Venus In Furs (Live)



tiny yawn "花筏" (Official Music Video)



「日本を世界に近づけた」中田英寿の凄さを福西崇史が語る!「僕にはできないストイックさ」 | サッカーダイジェストWeb

「日本を世界に近づけた」中田英寿の凄さを福西崇史が語る!「僕にはできないストイックさ」 | サッカーダイジェストWeb

 


「負けず嫌い。あと、努力をしているのに、絶対に見せない」

さすがだね、福西さん。

代表ではよくぶっつかってばかりだったけれど、見るところはちゃんとみてたんだね。

各年代の代表には選ばれていたけれど、最初はFWで特に非凡であるとはみえなかった。

それでも選ばれ続けたのは安定したプレーと身体の強さによるところが大きかった。

今にして思えばその身体の強さもそのころから見えないところで必死に努力してつくり上げて来たのだろうな。

高校時代から海外でプレーすることを目標とし、英語、イタリア語等、勉強していたということも聞いた。

ベルマーレに入団してからも、オフに郷里に帰って来ても誰にも見られない場所で一人、ボールを蹴っている姿を見たと人伝えに聞いた。

その頃から中田英寿という選手に俄然興味が沸いた。

それから後の活躍は見ての通り。

残念だったのは早くに引退してしまったことと、もう未練はないのか、今のフィジカル中心のサッカーを嫌悪しているのか「俺はもうサッカーは見ない」とうそぶいていること。絶対に日本代表の監督になって欲しい、サッカーの世界に戻って来て欲しいと思っているのに、あんまりだ。

でも、今彼は自分のやりたいことを伸び伸びとやっているよう。とすればそれが彼にとって一番なのかもしれない。

まあ、考えてみればそれこそ”ザ・中田英寿”なのだと言えるのかもしれない。



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Hooverphonic - Release Me - Belgium 🇧🇪 - Official Music Video - Eurovision 2020

2024-03-25 | 音楽
Hooverphonic - Release Me - Belgium 🇧🇪 - Official Music Video - Eurovision 2020



ユニコーン 『アルカセ』Music Clip



Travis - Gaslight (Official Video)



Fork in the Road--------金延幸子



Lucius - Tempest (Official Music Video)



【愛のくらし】加藤登紀子 55th Anniversary




鄭大世氏、日本戦後に明かした北朝鮮代表への思い「裏切り者になった」「死ぬほど後悔」

鄭大世氏、日本戦後に明かした北朝鮮代表への思い「裏切り者になった」「死ぬほど後悔」

北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦う日本代表の北朝鮮戦を、“複雑な心境”で見守っていた人物が改めて自分の思いをSNSで吐露。元北朝鮮代表FW鄭大世氏が涙のワケ...

 



鄭大世はXで自分を批判してくる者がいてもその批判に真摯に向き合い、相手に「そういう意見はありがたい。勉強になる」と言える男。

そんな奴いるのか………と思う。解説はニュートラルで、選手に対しては常にリスペストを持っているのが窺がえる。

だから彼は誰からも好かれるのであろう。
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The Kooks - See Me Now

2024-03-25 | 音楽
The Kooks - See Me Now



秘密結社〇〇教団 ‎– アリス



森山直太朗 「ロマンティーク / ROMANTIQUE」Music Video



How Do You Waste a Day? - The Bygones (Official Video)



tiny yawn "4月の怪物" (Official Music Video)



Funny Bunnyー the pillows



見直される大谷、彼もフィアンセもただの平凡な男女

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中央日報 - 韓国の最新ニュースを日本語でサービスします

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対象物と一定の距離を取ろうと主張するとおり、情緒感がそこはかとなく流れながらも、一方向に偏ることのない適度の距離感をもった名文だなと思った。

大学教授だというけれど、作家の方が向いているのではないだろうか。

驚いたのは大谷君のことをこのような見方で文章にしたのは日本でさえいないだろうということだ。いや、日本だからこそこういう見方は出来ないとも言える。

そう、日本では例の水原氏の事件の件で”大谷翔平”という伝説の書き手を守ろうとしている人たちが多くいる。あくまでも彼は神様なのだと。神様があんなことに関わることはぜったいないと。

だけど、私は違った。関わっていようとなかろうと、ふと見えたどこかの隙間に彼の人間らしさ、年齢相当の弱さみたいなものがのぞけたような気がして顰蹙を買うかもしれないが嬉しくて、却って好感を持ったのだった。

完全無欠、完璧な人間などいようはずがないのである。

それは日本人の作ったイメージの化け物、大谷君はそれを着せられて来ただけのような気がする。


ーーーーで、私は何がいいたいのかというと……今回の騒動は結局なるようにしかならない、だから静かに見守ってあげるだけにして騒ぎを大きくせず適度な距離をとって試合に出る彼に声援を送ろうぜ、ということだけだったのだったのだたたたあー。

あれ?面白くない?最後ふざけすぎ?………そう?

最近くそマジメな文章ばかり書いていたから「適度な距離感をもった」おふざけが分からなくなったのかも。

しくじった……。😢


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