越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

オヤマボクチ(雄山火口)

2009-10-12 21:48:25 | 山野草(その他)
【オヤマボクチ(雄山火口) 】
野草:キク科ヤマボクチ属
花期:9月~11月
名前の由来:壮大で山に生える「火口(ほくち)」のとれる植物を意味する和名です。

晩夏から初秋にかけて低山や高原の草地や林縁で、アザミによく似た大きな頭花をつけた背の高い植物を見かけますが、これがオヤマボクチです。とがった頭花の総苞片はアザミを思わせますが、葉は楕円形で大きくアザミのようなトゲはありません。葉裏の綿毛を集めて火をつける「火口(ほくち)」にしたことからこの名前がついたといいます。日当たりのよい山野に生える多年草。高さ1~1.5mの茎は太くて紫色を帯びており、上部で枝分かれし、多少くも毛がある。茎の上部の葉は卵状長楕円形~卵形で小形だが、下部の葉は三角状卵形で基部は心形だ。縁には欠刻状の歯芽があり裏は白い綿毛が密生している。

◎2009年10月12日 写真1枚追加しました。


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2 コメント

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オオヤマボクチ(チュウーリップさんへ) (杉さん)
2009-08-31 16:19:52
こんにちわ。火口昔の人の知恵は、凄いですね。自然と共生し、生活する。現代人は、忘れ楽して利便性を追求し大切なものを忘れている気がします。 何時も解説愉しく読んでいます。有難うございました。
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杉さんへ (チューリップ)
2009-08-31 22:34:54
カタカナで聞くのと漢字で読むのとはかなりイメージが違ってきますね。
オヤマボクチ=雄山火口 全然むすびつかない感じですが火をつける「火口(ほくち)」からと言われて少しは理解・・・ウンウン!。
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