越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

ナガサキアゲハ(長崎揚羽)

2016-11-13 10:52:47 | 蝶・蛾・トンボ
【ナガサキアゲハ(長崎揚羽)】
昆虫   : チョウ目(鱗翅目) アゲハチョウ科
前翅長  : 60~80mm
分布   : 本州(関東地方以西)~沖縄
時期   : 年2~5回、5月~9月
名前の由来: 花にとまって、密をすう時、羽を揚(あ)げてとまるアゲハチョウの仲間で、シーボルトが長崎(ナガサキ)で発見したので、この名が付けられました。


年2~5回の発生で、南に行くに従って発生回数が増し、春から秋まで、本州の関東地方以西から沖縄の主に平地の人家周辺などで見られるアゲハチョウの仲間です。
オスとメスでは紋様が異なり、オスは翅の裏側も表側も一様に黒色ですが、クロアゲハとは普通尾状突起がないことで識別できます。
メスは、前翅の黒色が淡く、基部に橙赤斑が目立ち、後翅に大きく明瞭な白斑があります。
幼虫は、ミカン科の栽培植物(ウンシュウミカン、ナツミカン、ユズ、ザボン、ハッサク、キンカンなど)を食べます。


◎2011年6月5日  石川県ふれあい昆虫館にて  写真4枚








コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« イヌワシ(犬鷲) | トップ | 部屋の窓からBW »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

蝶・蛾・トンボ」カテゴリの最新記事