つれづれ 2

庭の花や身近な出来事などを退屈しのぎにあれこれ綴っています。

孔雀草

2019-09-26 19:04:08 | 庭の花


日中は暑い日もありますが、朝夕の風に季節を感じます。
毎年、この薄い紫色の孔雀草が咲くと、淑やかな秋に心が和みます。







孔雀草は育て易い花で小さな花が密集して咲く様子が、まるで星のようである事と
霜が降りるまで長く咲き続ける事から、フロスト・アスターと言う英名があります。







薄紫の小さな花が 一枝に連なる様に咲く様子が
羽根を広げた孔雀の尾に例えられてこの名前が付きました。







孔雀草には白やピンクもある様ですが、私はこの色がお気に入りです~


この場所は余り日当たりが良くありませんが、もう10年以上も前から、
今頃になると毎年 咲いてくれます。






キク科のシオン属、宿根多年草です。
草丈は1m位で、何本もある様に見えますが、たったの三本です。
たくさん枝分かれした枝先に小さな一重の花が咲きます。花弁の細い所が、可愛い花です。



ベゴニア

2019-09-24 19:41:30 | 庭の花


多彩な花や葉が楽しめるベゴニアは今、世界中で愛される植物の一つだそうです。
そして、耐寒性のある冬咲きベゴニアなど種類も多い様ですが
我が家のベゴニアは極ポピュラーな木立性のベゴニアです。







ベゴニアの手前にある大きな葉はアーモンドの木です。




通常植物の葉は左右対称が多いものですがベゴニアは左右非対称で
少し いびつなのでその為に、花だけでなく観葉植物としても楽しめる様ですョ~
シュウカイドウ科の植物です。







これは一般的なベゴニアですが、今は豪華な八重咲きの花や
変わった葉など、色々と多彩でその園芸種は 約、数千種類と言われています。




なんと言ってもベゴニアの特徴は「雄雌異花」と言うことでしょうか、
これは、雄蕊につく雄花と、雌蕊につく雌花が別々に咲く性質の事で
ベゴニアは一つの株の中に形の違う雄花と雌花がそれぞれ咲きます~
有名な植物採集者ミシェル・ベゴンに因んで、この花の名前が付きました。



葉先が歪んだハート形であることから「片思い」と言う花言葉ですが
色によって花言葉も違うようです。



ピンク色のベゴニアの花言葉は「丁寧」です。



白のベゴニアの花言葉は「親切」だそうです。
どちらにしてもベゴニアにぴったりの美しい花言葉です。





林芙美子記念館

2019-09-21 10:34:36 | お出かけ



「放浪記」や「浮雲」などの代表作で有名な林芙美子が住んでいた家が
記念館として公開されているので友達と見に行って来ました。(9月20日)

大江戸線中井駅で下車して
街中を抜けると緑の豊かな通りに出た。




林芙美子記念館入り口の階段を登ると門が見えてきた。




本来は勝手口だったそうですが現在は正門になります。




勝手口と土間を抜けて中庭に出る。




芙美子の生前中は、庭一面に孟宗竹が繁っていたそうですが没後、
次第に絶えてしまった様です。ほとんどが落葉樹の様でした。
大きなザクロの木や、モミジが繁っていました。
その他、草花などがあり、いま丁度ススキやヤブランが咲いていました。




小間
芙美子の母キクが使っていたと言う小間の奥には仏壇が置かれています。




小間の奥には使用人用の二段ベッドがありました。
枕元には沢山の物入れや本棚があって、使いやすそうな二段ベッドでした。




客間
玄関脇にあるこの部屋には芙美子の原稿を取りに来た記者達がここで待たされた様です。




茶の間
掘り炬燵、吊戸棚、二段押入れ、収納式神棚、多くの小引出などをそろえたこの部屋は
暮らしやすさを考えた一家団らんの場所だったようです。




書斎
最初は納戸として造られた部屋でしたが書斎として使われるようになりました。
納戸として造られた為、洋服入れ 物入れなどが作り付けられ使い易くなっています。
半障子を通して廊下越しに北の庭が見えます。




自然を大切に…と余り手を加えていない庭です。




この庭から生活棟を撮ってみました。秋にはモミジの紅葉が綺麗な様です。
左側に見えている洋館はアトリエ展示室です。




アトリエの展示室
画家であった夫、緑敏の為に造られました。現在は展示室として公開されています。




建物を離れ、石段を昇って小高い山の中腹からの眺めです。
緑に囲まれた静かな場所に数寄屋造りの落ち着いた建物です。

昭和14年この土地を島津製作所から購入し新居の建設をしはじめました。
芙美子はこの家を造りにあたり建築についての勉強をし、設計者や大工を連れて
京都の民家を見学に出掛け又、材木を見に行くなど、その思い入れは格別の様でした。
芙美子らしい民家風の おおらかさを併せ持ち落ち着きのある住まいになっていました。


サルビアコクシネア

2019-09-17 19:17:40 | 庭の花


細い茎に沢山の花が咲くこの花は 一年草ですが零れた種から毎年咲いてくれる
手間炒らずの、いい花です。
切り戻しをしたら又綺麗に咲いています。







初夏の頃から咲き始め、霜の降りる頃まで 咲き続ける花期の長い花です。




夏の花ですが、朝夕涼しくなった今頃の方が花弁が艶やかに感じます。




シソ科のサルビア属で、別名を「ベニバナサルビア」と言い
鮮やかな花を咲かせるからでしょうか、花言葉は 「燃える想い」 だそうです。




花の色は真っ赤ですが、優しい感じのする赤色で、
これから秋が深まってくると、増々花の色が冴えてきます。





花弁の先から蕊が長く飛び出して…可愛らしい姿です。


小宮公園の雑木林

2019-09-14 14:46:15 | 散歩


ご近所の方と小宮公園を ひと回りしてきました。
今日は管理棟の裏から雑木林に入ります。




木屑道の感触が足元に伝わり格別な気分になります。




コナラやクヌギなどの美しい雑木林が広がります。




園内を巡る木道は自然豊かな優しい散歩道です。






何処かのサークルでしょうか、グループで歩いています。




木道から離れ広場に行く事にしました。




草地広場に着きました。






懐かしい辛夷の大木です。

武蔵野の面影が残る小宮公園はいつ訪ねても心の安らぐ場所です~