
今日は気温がぐんぐん上昇し暑い一日でした。
京都御苑の南西にある「拾翠亭」は九条家の現存する唯一の建物で
江戸後期(寛政年間)に別邸として建てられたものとされています。
毎週、金曜日と土曜日の2日間だけ拝観することができます。
また葵祭や時代祭など行事の際にも公開しています。

こぢんまりとしていますが随所に貴族的な品の良さを感じる
数奇屋風書院造りの美しい建物。
九条池を望む前庭は新緑が美しく
ここから眺めていると清々しい気持ちになれます。
(1階も2階からも良い雰囲気です)
当時は主に茶室として使われていたそうで
十畳と三畳の2つが残されています。

余談ですが拙ブログテンプレート写真は
こちらの格子に使われている丁子七宝を使わせて頂いてます

さるすべりの新緑


真夏には百日紅の花が美しく咲く拾翠亭です。

