京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




大阪シリーズラスト!「四天王寺」、日本仏教の祖とも言われる聖徳太子が建立した七大寺の1つ
仏教寺院としては奈良の飛鳥寺と並ぶ日本最古のお寺です。

聖徳太子が物部氏と蘇我氏の戦いに勝つため自ら四天王像を彫り、勝った際には
世の中の人々の救済のために四天王を安置する寺を建てると勝利祈願したのが始まり

長い歴史の中で幾度となく天災や人災にあい古い建物は失われ
現在は戦後再建さてたものですが飛鳥時代創建当時の様式が取り入れられています。
 

伽藍の配置は南から北へ中門(仁王門)、五重塔、金堂、講堂が一直線に建ち
中門を中心に回廊が建物を囲む「四天王寺式伽藍配置」という日本で最も古い建築様式

住吉大社の石舞台、厳島神社の平舞台など日本三大石舞台の1つに数えられる石舞台があります。

石舞台の奥にあるのが薬師如来坐像と四天王像を安置し昼夜6回にわたり諸礼讃をする「六時礼讃堂」堂
1623年(元和9年)建立の重要文化財。鎌倉時代には源頼朝も訪れたという四天王寺です。



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