Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

再び、厄介なこと

2017-12-05 23:01:55 | つぶやき

 忙しいと「厄介なこと」がとても億劫になる。昨日記したように、パソコンの内蔵電池など、修理に出したいところだがそのまま捨て置いている。

 長野県民俗の会の事務局もあと1年となった。近ごろとても厄介になってきているのが、その事務処理。日々少しずつでも処理していけばよいものを、金銭のやりとりがあってもしばらくそのままにしておいて、「そろそろやらないと」と思う頃になって整理しているような状況。とりわけ過去の領収書をもらったりすると、いくら精算したかわからなくなる。最近サービス提供か終了して、仕方なく移転したホームページの利用料などは、わたしのところに事務局がきてからも、ずっと以前の事務局に送付された請求書を、前代表に支払っていもらっていた。度重なる立替払いで、それも数ヶ月貯めておいてという感じだったから、いつしか支払い時に「これ、来月分」などと言って、領収書のないものまで前払いしたりして、その数ヵ月後に領収書をもらうと、何月分まで支払ったか忘れてしまうのだ。こんな具合に立替払いが重なっていくと、面倒くさくなって大量に郵送する際以外は、手持ちの切手で郵送することが度重なり、いよいよ大量に送付する際にもそのほとんどを手持ちの切手を利用して送ることも…。領収書などもらえないので、自分で領収書を作成したり…。この手持ちの「切手」、実は過去に切手マニア並に切手を購入した時代があった。いわゆる「ふるさと切手」というやつだ。日本郵便のホームページによると、平成9年から掲載されているのでそのあたりに始まったものなのだろうと思ったら、平成元年にすでに始まったという。記憶でもずいぶん昔のことと認識しているので、わたしが盛んに購入したのは平成一桁時代だっただろう。当初は「ふるさと」と言うように地域限定販売だったので、全国のものは手に入らなかった。したがってその筋の通信販売で手に入れていたのだが、平成20年以降は全国販売されるようになったものだという。言ってみれば手に入りにくい切手、それも地域色のあるものに興味があったというわけで、発行されるたびにシート単位で購入していたから、けっこう負担にもなっていた。そんな貯め込んでいた「ふるさと切手」を会の発送物に使ったりして、コレクションをどんどん手放している。その際にも「これはもうちょっととっておこう」と選択しているのだから、中途半端な性格がずいぶんと出ている。

 

左から「エゾオコジョ」「夜の竿燈まつり」「おわら風の盆」

 ウィキペディアにも「最初に発行されたのは1989年4月1日のことで、長野県版「お猿の温泉」と山形県版「サクランボ」であった。」とあるように、ここから記憶がよみがえるのは、この長野県版「お猿の温泉」に大変興味をもってその後購入するきっかけになった(その後平成11年に再発行されている)。日本郵便の「ふるさと切手」一覧の最も古いものには前述したように平成9年のものが掲載されているが、たとえば「おわら風の盆」や「夜の竿燈まつり」、あるいは「エゾオコジョ」といった切手は、今もってわたしの切手ノートに残されているもの。裏をかえせば、これら切手を使うようになったら、いよいよ“すっからかん”というわけだ。

 さて、事務処理といえば、最も厄介なのは会費未納の方には「会報」を送付しない対応だ。1年に6回「通信」なるものを発送しているが、いわゆる紀要にあたるものが「会報」になる。こちらは冊子にあたるから会費を納めた方に発送するように分けて対応している。したがって年度末に会費未納の方が多いと、会報が出来上がっても一斉発送とならない。その後は会費納入通知があるたびに、会費未納だった方か確認して、まだ会報を送ってない会員なら、その時点で発送することに。一斉ではないから、送付漏れが起きても不思議ではない。ちゃんとやっているつもりでも、このあたりに齟齬が生じやすいのである。そしてそんな単発の場合は、もちろん手持ちの切手を使うから、面倒くさくなるとその分を口座から落とすのも厄介となる。もはやわたしの寄付金扱いというわけだ。

コメント


**************************** お読みいただきありがとうございました。 *****