2013年1月13日
大岳山の山頂を離れ、馬頭刈尾根へ
まずは大岳神社に戻り、馬頭刈尾根縦走路に入る巻き道に入ります。
鋸山、御前山に続く主稜線の道を分けて
落ち葉積る尾根道を進んでいく。
木々に囲まれる山道のところどころに、開けた休憩所があります。
朝方はスッキリした青空でしたが、少しずつ雲がかかってきたよう。
振り返れば大岳山が見えている。
細かいピークを上下して、東屋の立つピークに出ました。
富士見台です。
木の間から富士山が見えました。
両側に切り立った縦走路をたどっていくと、岩場が多くなってきます。
大きな岩を巻いたところで杉林を登っていくと・・・
つづら岩にでます。
ここはロッククライミングのゲレンデになっています。
この日も一組のパーティーが取りついていました。
つづら岩を離れて岩稜を進んだ先で展望の開けたところに出ました。
これから向かう馬頭刈山が見えてきました。
馬頭刈尾根に入ってから、時々出会う人もいますが全体に静か。
道は整備されていて不安なところはなく、ひとりのんびりたどる。
奥多摩らしいいい道です。
若干のアップダウンの後、鶴脚山に出ました。
木に囲まれていますが、冬の季節は明るいところです。
落ち葉がこんもり積もった冬枯れの縦走路
気温も暖かめ、風も少なく快適な道が続きます。
一旦鞍部にぐっと下って、そこから登り返したところが馬頭刈山でした。
ここから大岳山を振り返る。だいぶ歩いてきました。
木のベンチでコーヒーを入れて一服。
本日最後の開けた山頂を味わいます。
あとは十里木に向かって下る道、
ちょっと足がくたびれてきましたが、思ったより短時間でここまで来れました。
下って温泉につかってゆっくり帰っても、夕飯の時間までには余裕。
高明神社跡
ここから一気に山道を下っていきます。
疲れては来ましたが、今日は荷物も軽くどかどかと足早に下る余力も残っています。
「瀬音の湯」の標識があちらこちらに
これを楽しみに進む。
下に集落が見えてようやく降りてきたとほっとする。
・・・とつり橋を渡ると、もう一度登りの山道、まだ続くんかい
小さな尾根沿いのピークを超えるとようやく秋川の谷間が近づいてきました。
そして瀬音の湯に到着。
ここまでの山道、とても静かなもんでしたが、
この温泉に降りたところで、入り口で車が大渋滞しているのが見えました。
相当温泉はにぎわっているようで、あんまり混雑した温泉は興ざめですが
せっかくここまで楽しみに下ってきたことだし、中に入ってみようと
温泉の施設に向かいます。
中に入ると・・・思ったほどではありませんでした。
駐車場のほうが律速になっているようで、温泉の受け付けもすんなり通過。
でも出てきたときには受付に行列ができていたので、たまたまタイミングが良かったのかな。
肌にぬるっとしたアルカリ性のお湯、露天風呂で空を見上げながらゆるりと体を温める。
何とも言えぬ贅沢なひと時。
・・・そして、そのあとは当然
やっぱりビールですね。
牛肉コロッケをつまみにぐっと一息。
大ジョッキがないのはさみしいけれど、最初の一口がのどを通るときの快感に恍惚。
瀬音の湯からの始発のバスで武蔵五日市駅までも、座って行けましたし、
そこからホリデー快速でお茶の水まで乗り換えなしでいけました。
冬の穏やかな一日、今にしてみれば吹雪の前の静けさだったかもしれません。
何はともあれいい山旅でした。
おしまい
富士山、綺麗ですね。
馬頭苅山のコースは未踏です。
このコース・・・参考にさせて貰います。
奥多摩、いいですね。久しぶりに出かけてみたいものです。
大岳山までは登ったことがありますが、そこから馬頭刈のコースは見させていただけてうれしいです。
ずっと富士山がきれいに見えていましたね~
気持ちの良い登山道のようですね。
まだ雪の降る前だからでしょうね。
最近は山も登っていないので、一緒に歩いているような感じがしました。
降りると温泉もあるんですね。
さて私も山行きの支度をするか・・
やっぱり富士山が見えるとうれしいですね。今頃は先週の雪が残っていることと思います。冬の山を登った後の温泉は格別でした。
アルコールストーブも順調のようで何よりです。寒いときは山の上での暖かいものが良いですね。お腹の中からじんわり暖まります。
御嶽渓谷の橋から見下ろすと、azmさんがチャレンジしていそうな岩がいくつも見えていました。おかげさまでアルコールストーブ、ちゃんとつかえました。冬はカレーヌードルが定番で、とろみと辛さが体をあっためてくれます。