VOL2 わ・た・し流

おとぼけな私ですが 好きな本のことや 日常のなにげない事等 また 日々感じたことも書いていきます。

たく天記 途中感想

2022-03-27 15:07:09 | ドラマ

たく天記の35話で、自分の人生を捨て、

妖族の女神となって  己の神魂を使い

師匠の  陳長生を救う 落落のくだりが

心に残ったので  書き起こしてみました。

 

落落は  妖族の姫で、わがままいっぱいに

育った為、周りは振り回されっぱなし。

  ひょんなことから  陳長生に命を救われ

長生の素晴らしさを知って 無理矢理

弟子にしてもらう落落。

しかし、師匠の命が後わずかしかないと

知る。

次第に五感が失われ、しまいには神識だけ

で存在するも 自身の宿命を変えようという

意志を貫こうとする師匠の長生を

胸が張り裂ける想いで見守る落落。

師匠を救う為に  あらゆる事を試す。

そして  姫を心配する父母や側近の反対を

押し切り、妖族の女神の元へ行く。

 

女神から、  長生の五感を取り戻すには、

女神の神魂を使わねばならないが、

自分は既に  神魂を失っている と言われる。

その者を救いたいなら  そなたが新たな

女神となって、自分の神魂を使って治す

しかない。しかも宿命は変えられない。

また、女神になると  そなたは愛する心を

無くし、愛した記憶も無くす事になる  と。

それでも構わないという落落に  女神は

長生が生き延びた先に  何を望んでいるのか

というビジョンを見せる。

 

仲睦まじく有容と歩く長生。それから

次には、二人の間に可愛いい娘が・・・

露店で娘にせがまれて  飴を買う長生。

娘の名を呼ぶ・・・「思落」と。

そして、落落にいつもしてくれた、おでこ

に指ツンツンも・・・

思落・・・落落を思う・・・

・・師匠・・

落落は  心を決めた・・・

五感を取り戻し、宿命を 必ずや変えて

  きっと 師匠なら大丈夫!と

 

・・・この落落の健気な心に打たれます。

妖族の王と妃は 娘の揺るがぬ心に  

悲しむも、娘の決意を尊重するのです。

 

たく天記が人気あるのは、やはり

様々な「愛の葛藤」が散りばめられている

からではないかと 思いました。

聖后が 国を救う為  わが子を生け贄にする

愛の葛藤。

聖女として  聖后の後を継ぐ為  自身の情を

捨てるつもりが、長生を愛してしまい、しかも

長生の命は  尽きようとしている・・

その葛藤に揺れる有容。

 

有容への愛を断ち切れず、魔に入られても

自身の名声を落とすことの恐怖から

罪を重ねてしまう秋山君の深い葛藤。

 

結構  面白く視聴しています(*^-^*)

秋山君が  結構お気に入りです( *´艸`)

報われない愛に苦しみ  魔道に落ちないよう

自身を抑えようと するも  失敗し、最愛の

弟弟子を 自分の手で殺めてしまう・・・

その後悔の念が強すぎて  苦しむが、

さらに追い詰められて行くのです。

 

この役は、役者ならぜひ演じてみたい役

ではないでしょうか。

難しく、演じ甲斐のある役どころですね。

俳優さんって  本当  大変なお仕事です。

その代り  やりがいもあるのでしょうが・・

たく天記は  結構 脇役が素晴らしくて

主役がかすんで見えるように感じるのは

私の思い過ごし?なんて( ;∀;)