田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

お一人様ですか?

2017-10-27 02:23:19 | 2人3脚チンタラ道中
我が家の焼き肉は、少し変わっている。
卓上焼き肉グリルにガスボンベをセットして、肉と野菜の盛合わせをテーブルに置くと、
カァちゃんは風呂に行くのです。
待ち切れない(笑)ヒゲは、スイッチを点けます。
但し、火加減は一番小さく。
これで“ひとり焼き肉”の始まりです。

ヒゲ夫婦のは、材料も変わってると思います。
主役は、肉じゃあなくて焼き野菜なんです。
主に、キャベツと玉ねぎ。
肉は、その脂で野菜をコーティングする程度の役回りです。
もっとも、美味いキャベツには、なかなか当たらないのが悩みですが。
もう一つのひとり焼き肉の利点は、少しづつ野菜を焼ける点です。
ヒゲは、キャベツ・玉ねぎを、ミディアム焼きで頂くのが好みです。
それには、このお一人様焼き肉でないと上手くいかない。
で、ヒゲひとりの時は、肉一枚・キャベツ一切れづつ焼いていくのです。

先日の熊日新聞に載っていた、お一人様用の設備と女性のひとりラーメン(?)の記事。
女性がひとりでラーメンをすする時は、酔客オヤジのドロンとした視線を浴びながらが、
正しい(?)昭和の光景(笑)でした。
特にスープまで完食すると、好奇な目で見られたモノです。
それが今や、ひと席ごとに仕切り板が衝立(ついたて)の如く立ててある。
   
なるほど、コレで視線をさえぎってしまう訳ですネ。
あれ?
これって、昭和の光景のデジャヴがある。
ヒゲが、中学生になった時のこと、生徒が各々で弁当を持ってくる日がありました。
さて、その給食時間が始まります。
風呂敷を拡げて、アルマイトの弁当箱を机の上に。
ヒゲが蓋を開けると、日の丸飯のエリアが広い!
            
おかず入れの容器を取り出し、パッキンの留め具を外して、さあ今日は何だろう?
格子状に切り込みが入った真っ赤なウインナーと、当時まだ貴重品だった卵焼きです。
つまり今日は、ご馳走です!
しかし、梅干しひとつの白飯が多過ぎて、持て余しぎみ。

そんな或る日、何気なく女子生徒を見ていると驚愕の光景が!
女子生徒は弁当箱の蓋を開けると同時に、男子生徒が居る方にその蓋を立てます。
まるで、古代ローマ兵が盾を構えるみたいに、ガシャッと。
なんて素早い(!)のでしょう。
すると、盾(?)が弁当箱の横に張り付いたように立っています。

そう、現代のラーメン屋の仕切り板(!)みたいに、視線をさえぎっています。
弁当の中身や、自身の食事中の様子を見られたくないのでしょう。
弁当に覆いかぶさるように食事する女生徒は、多く見受けられました。
戦後のまだ、日本が貧しい食生活の頃の光景。
現在のラーメン屋のひとり衝立で、つい(?)昔を思い出した。

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