四季折々

~感じるままに~

センダンの花

2024-05-10 05:19:00 | 写真・花
今、センダン(栴檀)の花をあちこちで見かけます。
薄紫色の小さな花やつぼみが枝いっぱいについていて、遠くからでも目立っています。

昨朝 06:20頃写したものです。



花は面白い形をしています。5枚の花弁の真ん中に筒状のものが見えます。
この筒状のものは10本のオシベが合着しているのだそうです。
紫色の筒の中の先端に白く見えるのは花粉だそうです。オシベより短いめしべが筒の中にあるとか。

つぼみも薄紫色でした。


葉も出たばかりのようでした。




こんな株立ちのような木ですが・・・

元々ここには1本の大きな幹が立っていました。
5~6年前に伐採され、その切り口から芽がたくさん出て、こんな株立ちのようになったものです。

センダンのものすごい生命力を感じました。

センダン(栴檀)は、センダン科センダン属の落葉高木で、日本、中国、台湾などに分布しているそうです。
日本では、伊豆半島以西の本州、四国、九州、沖縄の温暖な地域に自生しているとか。
「センダン(栴檀)」の名は、
花後の実のつき方が数珠(じゅず)のように見える千珠(せんだま)から来たという説や、
実が沢山ついた様子の千団子(せんだんご)から来たという説など諸説あるそうです。

ちなみに、秋~冬にはこんな実がぶら下がっていました。

(2022/1/9 に写し、翌日このブログにUPしていたものです)



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