『地獄でなぜ悪い』(2013年)
監督:園子温。
出演:國村隼。堤真一。二階堂ふみ。長谷川博己。
ヤクザの組長武藤の妻しずえが刑期を終え出所してくる日が近づいていた。そしてその日に合わせてしずえの夢である娘ミツコを主役にした映画を完成させるつもりだったが、肝心のミツコが男と逃亡。プロを使っての撮影が不可能となってしまった。しずえの出所まで時間がない。武藤は機材を集め、組員たちを使って映画を撮影すると言い出す。そんな中逃げていたミツコが組員たちにみつかり連れ戻されるが、偶々一緒にいた公次は監督ということにされてしまう。困り果てた彼がみつけたのは映画マニアグループのリーダー平田。映画が撮れる!狂喜する平田のハイテンションで映画の撮影が始まる。
園子温監督作品を観るのはこれが初めて。好きな國村さんが主演だから観たいとは思ってたんですが、園監督作品だしなぁ~・・・と最初は躊躇してたんですが、娯楽映画でコメディ映画だと聞き、じゃあ行ってみるか!といそいそと映画館へ。うわ~!なんじゃこりゃ!な面白さ。「仁義なき戦い」だし、ブルース・リーだし、「キル・ビル」だし。まさかこの作品でここまで楽しめるとは思ってもみなかった。一人真面目にヤクザ映画してる國村さんはかっこいいし、妙なテンションの堤さんもいいわ。決めるとこはさすが決めちゃってくれてかっこいいし。そして長谷川博己さん、『八重の桜』の尚之助さま、好きだったんですよねぇ、あの物静かな佇まい・・・それが、それが・・・「尚之助さまぁ~~~!!!」ガラガラガラと見事に崩壊致しました。すごい。
映画が終わったあと私の斜め前に座っていた60代くらいのカップルの男性の方が「なんやこれ・・・」とボソッとひとこと。席を立つ二人の空気の重いこと重いこと。なんちゅう作品を観に来てしまったんだ感満載(笑)。それが反対に面白くって。うひょうひょとこの作品を楽しんだ私は、顔が綻ぶのを抑えられなかった。好きだなぁこういうの。
-2013.10.11 MOVIX堺-
監督:園子温。
出演:國村隼。堤真一。二階堂ふみ。長谷川博己。
ヤクザの組長武藤の妻しずえが刑期を終え出所してくる日が近づいていた。そしてその日に合わせてしずえの夢である娘ミツコを主役にした映画を完成させるつもりだったが、肝心のミツコが男と逃亡。プロを使っての撮影が不可能となってしまった。しずえの出所まで時間がない。武藤は機材を集め、組員たちを使って映画を撮影すると言い出す。そんな中逃げていたミツコが組員たちにみつかり連れ戻されるが、偶々一緒にいた公次は監督ということにされてしまう。困り果てた彼がみつけたのは映画マニアグループのリーダー平田。映画が撮れる!狂喜する平田のハイテンションで映画の撮影が始まる。
園子温監督作品を観るのはこれが初めて。好きな國村さんが主演だから観たいとは思ってたんですが、園監督作品だしなぁ~・・・と最初は躊躇してたんですが、娯楽映画でコメディ映画だと聞き、じゃあ行ってみるか!といそいそと映画館へ。うわ~!なんじゃこりゃ!な面白さ。「仁義なき戦い」だし、ブルース・リーだし、「キル・ビル」だし。まさかこの作品でここまで楽しめるとは思ってもみなかった。一人真面目にヤクザ映画してる國村さんはかっこいいし、妙なテンションの堤さんもいいわ。決めるとこはさすが決めちゃってくれてかっこいいし。そして長谷川博己さん、『八重の桜』の尚之助さま、好きだったんですよねぇ、あの物静かな佇まい・・・それが、それが・・・「尚之助さまぁ~~~!!!」ガラガラガラと見事に崩壊致しました。すごい。
映画が終わったあと私の斜め前に座っていた60代くらいのカップルの男性の方が「なんやこれ・・・」とボソッとひとこと。席を立つ二人の空気の重いこと重いこと。なんちゅう作品を観に来てしまったんだ感満載(笑)。それが反対に面白くって。うひょうひょとこの作品を楽しんだ私は、顔が綻ぶのを抑えられなかった。好きだなぁこういうの。
-2013.10.11 MOVIX堺-
今日付の拙サイトの更新で、こちらの頁をいつもの直リンクに拝借しております。
「すごい。」に、ひとことの重みを感じました(笑)。唖然としますよね、この力業!(笑) 皆人のオーバーアクションがピタリと嵌るなんて芸当、滅多なことでできるものではありません。
>うひょうひょとこの作品を楽しんだ私は、顔が綻ぶのを抑えられなかった。好きだなぁこういうの。
うんうん、まさに、こういう感じでした(拍手)。
ありがとうございます。
でも、この手の作品はもうとにかく楽しんだもの勝ちですよね。
ということで私たちは勝ち組みです(笑)。
ヤクザ映画のオマージュになっているし、
園子温監督のファンの僕としては、
彼の35ミリ処女作の「自転車吐息」の映画小僧が、
まだ映画小僧しているのが嬉しかったです。
園子温監督オススメですよ。
「愛のむきだし」あたりから、ご覧になってはいかがでしょう^^
ホント、この作品はよかったです。
「愛のむきだし」って確か無茶苦茶長い作品ですよね?
機会があれば挑戦してみたいと思います。