にゃんこな日々

ネコ風ライフをつらつらと・・・

【その他】第17回神戸新開地音楽祭

2017年05月15日 | Weblog
第17回 新開地音楽祭

2017.5.13 一日目
この日はもう何があったって参加する!というボランティア4年目です。
参加4回目にして雨!朝からしっかり雨!今年もメインステージのお手伝いだったのですが、到着すると楽屋入口には川が(笑)。今年の仕事は水かきから始まりました。あ、写真撮っておけばよかった。残念。しかし参加者みんなの日頃の行いがいいのか、午後からは雨も止んで演奏にはほぼ支障なし。ただ土の地面&今年は芝生に変わっているところもあって、丁度屋台村のあたりはかなり足元悪かったようですね。
今年も消防音楽隊からスタート。役得な場所でのお手伝いです(笑)。

消防音楽隊のあとはのど自慢。ただ今年はちょっとおとなしめでした。というよりも楽屋裏ではこの人たちがすでに変身開始していたので、もう誰がきても地味です(笑)。
そして悪魔になるのはやはりかなりハードで変身には2時間を要するとか。ちなみに衣装もそれぞれ自分の分は自分でとのことで、
悪魔になるには裁縫も得意ではないといけないようです。

その悪魔が何か悪さをしたらいけないとのことで配置された・・・訳ではないですが、今年はこういう人たちも。



正義の味方は大忙しで、自分たちのステージ以外でもこども広場などもまわっておられました。そしてこれまた役得でイエローさんからこんなのいただいちゃいました。
変身が完成した悪魔さんたち「FASCIST」のステージは大盛り上がり!ラストは三転倒立!すごいです。ステージが終わったあとは被写体として会場をまわってくれるという親切さ。伊達に悪魔は出来ませんよね。
この日は新開地に寄席が出来るということでそのあいさつで、桂きん枝師匠がお見えになっていて、落語家さんたちのバンドビギナーズハイの前にご挨拶。楽屋裏ではその悪魔さんがきん枝師匠にツーショットを依頼されていて、悪魔さえも従えるきん枝師匠。さすがです。なかなかシュールな風景でした(笑)。
ただ落語家さんたちのバンドで本来ならばちょっとキワモノ感があってもよさそうなビギナーズハイが、今年はまわりが濃すぎて普通のバンドとなっていたのが、ある意味面白かったです。(^_^;) すみません。
休憩をはさんで「六甲ファイブ」の登場です。六甲幼稚園に通うお子様をお持ちのお父さんたちだそうで、ステージ前に陣取ったかわいいお客さんたちの声援は「パパー!」こちらもすごい盛り上がりをみせておりました。寸劇風に進むステージング。さすがヒーロー。ただのお父さんたちとは違います。
続いて「jaja」さん。前回メインステージに出られたときにもCD購入させていただいたのですが、今年も買っちゃいました。機会があればライブ行きたいんですけどねぇ。本日はあまりにも濃すぎたために、一服の清涼剤のようなステージ。とても素敵でした。
今年のスペシャルゲストはもんたよしのりさん!
「今年で17回目、17年やっててなんで今まで呼んでくれへんかったん?」とのMC(笑)。もんたさん神戸出身ですもんね。でもやっと来ていただいたもんたさんのステージはもう最高でした。昔と変わらない声量。すばらしすぎます。ノリノリで大盛況のうちに第一日目終了。

2017.5.14 二日目。
前日の雨がうそのように晴れ!音楽祭日和でした。
楽屋のセッティングは前日のままなので、この日は比較的穏やかに時間は流れます。楽屋裏もさわやかでした(笑)。会場の椅子をセッティングにかかったとき、一列目を並べた時点でおじさんが荷物を置かれる。荷物はいいですけど、まだ座らないで下さいねとスタッフが声をかけると、椅子並べるよと一緒にお手伝い下さって、前日もそうだったんですが、雑巾持って一緒に椅子ふいて下さる人がいたりと、みんなで一緒に作る音楽祭。いい音楽祭です。
この日は本格派のステージが続きます。ソウル、ロック、ブルースにジャズ。お客さんたちもジャンル問わずみなさん音楽好きなんだなぁとステージ裏から客席みてて思いました。ノリいいです。しっかり楽しんでらっしゃいました。もうすぐメジャーステージの朝岡周さんのステージがかっこよかった。紹介文にファンクサックスプレイヤーとあり、なんじゃそりゃ?と思っていたのですが・・・確かにファンキーでした(笑)。彼の音楽いいです。CD買っちゃいました。
毎年二日目の夜はJazzy Night 長島雅枝さんはジャズシンガーでサックスプレイヤーという二刀流。しっとりとしたジャズ。声もいいですよねぇ。で、ラストは土岐英史さん。今年もしっとりと聴かせて下さいました。

ホントに楽しい二日間。あっと言う間に終了です。両日とも歩いた歩数は二万歩を超えておりました。あ~!もう今から来年が楽しみで仕方ない!
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【映画】『帝王カバーリ』

2017年05月03日 | MOVIE
『帝王カバーリ』Kabali(2016年/印タミル)
監督:パ・ランジット
出演:ラジニカーント。ラーディカー・アプテー。ウィンストン・チャオ。

マレーシアのクアラルンプール。25年前ギャングたちの抗争で妻と子を亡くしたカバーリが服役を終え出所してくる。再びギャングたちの抗争を懸念する警察。カバーリを陥れ彼の妻と子を殺害した組織ギャング43も出所後の彼の動向を伺うが、カバーリもまた再びギャング43への復讐を狙っていた。

『ロボット』以来のラジニ作品。逃すわけにはいかない。うまく休みを当て込んで行ってまいりました。白い髭を蓄えたラジニ・・・激シブです。かっこよすぎです。しかし・・・マレーシア?タミル人移民?で、中国系の組織?ほとんどなんなんですかそれ?な思考回路で臨んでしまったために、把握が難しかった(笑)。なんでもマレーシアにはタミル人移民が本当に多いそうで、実際に裏切り、寝返りなんていう抗争も多いそうです。そしてその不毛な争いへの警告、告発を込めてのこの作品なんだとか・・・。なるほど。
そこが頭に入ったところで再見したいところなんだけど、もう行けないのが残念だ。一般公開してくれるとありがたいんですが、なさそうだなぁ・・・。
ラジニ映画にしては珍しいR15はつくだろうなという暴力描写。その暴力描写も一部カットされているとか。で、笑いのシーンが全くない。ダンスシーンもない。あ、ちょっとだけあったか。でもないに等しい。只管硬派な作品でした。
しかしラスボスである中国人ギャングのトニー・リー。残念ながらラスボス感が全くない(笑)。で、観ていてこの人誰かに似ているなぁ~・・・って思ってたら、そうだ!荒木しげるさんに似てるんだ!と気づく。と言っても荒木しげるさんって誰な方が多いだろうなぁ(笑)。ちなみにこの方台湾版の『孤独のグルメ』のゴローちゃんだそうです。うん。そっちの方がしっくりくるな。
ラストもなんともクールな終わり方です。今回上映のラストはインド版だそうで、ラストにテロップが入るバージョン。ラストの手前でカットされているバージョンなんてのもあるそうです(笑)。インド版っていうことはこれが正規版なんでしょうね。私としてはカットバージョンの方が心穏やかに終われたかも・・・という気はしますけどね。(^_^;)

-2017.5.2 シネ・ヌーヴォ「南インド映画祭」-
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【舞台】『髑髏城の七人 花』

2017年04月22日 | STAGE
『髑髏城の七人 花』

演出:いのうえひでのり。
作:中島かずき。
出演:小栗旬。山本耕史。成河。青木崇高。清野菜名。りょう。近藤芳正。古田新太。

本能寺での織田信長の死から8年。天下統一を目指す豊臣秀吉に対抗するかの如く関東に現れた天魔王と名乗る男の率いる関東髑髏党。わずかの期間で髑髏城と言う城を築城し、虐殺の限りを尽す。その関東で営まれる色街「無界の里」で女たちを束ねる無界屋蘭兵衛の前にふらりと現れた捨之介と名乗る奇妙な男。捨之介、蘭兵衛、天魔王、8年を経て動き出す三人の因縁。

1997年版『髑髏城の七人』『アカドクロ』『アオドクロ』と三本の『髑髏城の七人』をDVDで見て、生で2011年にワカドクロと言われた『髑髏城の七人』を観ている。今回は5本目の『髑髏城の七人』。360度回転するという劇場のこけらおとり公演ということもあるし、私の好きな近藤芳正さんが狸穴二郎衛門役ということで、東京遠征。それにこの物語大好きなんですよね。目新しい劇場がどんなものなのかも興味深々だったし・・・。

で・・・。まず劇場。劇場のまわりなーんもないです(笑)。コンビニすらない。自動販売機もみかけなかった。ま、何もないという情報は得ていたので、ちょっと劇場から遠くなるけど豊洲駅から行くことにしたんだけど、徒歩15分・・・不動産屋さんの広告ですか?もうちょっとかかったような気がする。無事豊洲市場に移転が済んだら繁華になるのかもしれませんが、さてさて。
そして劇場内。劇場で一番大事なのはトイレ。これホントに大事です。以前今は無き大阪厚生年金会館で『五右衛門ロック』を観たんですが、インターミッションの間にトイレに行って席に戻れたの二幕目ギリギリでしたからねぇ。ここはトイレ事情が悪かった。オリックス劇場になって改善されてますが。で、ここIHIステージアラウンドTOKYOのトイレは2階にあります。一幕終わって速攻でトイレに行かなかったので、出たらもう長蛇の列。「間に合うのか?」と思うくらいの列でしたが、回転は速かった。途中トイレの図面があったので数えてみた。28まで数えたところで列が動いたので正確にはわからないけど40から50はあるのかな?でも、出遅れると二幕間に合わない可能性もあるのでダッシュすべきです。そして階段に並ぶことになるので足元に注意。一人がこけたら大惨事になります。
それとこの劇場回転します。トイレに出たときには気付かなかったのですが、最初に入った入口が回転しているから移動しています。トイレから帰ってきたら自分の席探して迷子になります(笑)。
回転する劇場。スクリーンの映像が動いて、確かに面白かったのですが、私はそれほど感動しなかった。利点と言えば場面転換で暗転にしてしばらくトンテンカンしなくていいことかも。舞台としてあいているのは普通の舞台と同様、目の前だけですからねぇ。新感線がよくやる会場の通路を走ってくるという演出が使えないので、いつもの新感線の疾走感がなかった。考えたら私映画でも3Dとか嫌いなんですよねぇ・・・(^_^;) 普通の舞台がいいや。

メインのお芝居は・・・。
ワカドクロから引き続きの小栗くん。古田新太さんが加わったせいか、古田さんの捨之介の雰囲気になっていた。ワカドクロの時よりこなれた感じがしてすごくよかった。りょうさんの極楽太夫もいい。そして古田さんの贋鉄斎。最高です。
ただこの作品ねぇ・・・私5本目でしょ。だからどうしても過去作品のキャラと比べちゃうんですよね。そうなるとかわいそうなのが蘭兵衛。早乙女太一くんがやった後は酷だよ。髑髏城に乗り込んでいく場面の殺陣。早乙女くんのが頭に残っているからすごい見劣りしちゃうんですよねぇ。それと成河さん。芝居はやはりうまいし、今回はそういう天魔王なんだろうとは思うのですが、どうにも小物感があって、イマイチすっきりしない。蘭兵衛を「兄者」って呼んじゃあダメだろう。蘭兵衛をあやつる側だから蘭兵衛より上じゃなきゃ・・・って私は思う。あの「兄者」で私は引いてしまった・・・。顔の火傷と足を引きずって歩くあの様は「リチャード三世」を意識している演出だと思うんだけど、だったら「兄者」余計にいかんだろう・・・。兵庫と天魔王、役逆の方がよかったんじゃないのかなぁ・・・なんて思ったりして。(^_^;)
この作品で一番好きなシーンである百人斬り。1997年版と「アオドクロ」が一番いいね。スケートで登場の贋鉄斎。面白いけど、殺陣の迫力はイマイチ。360度なのに、なんか全体的にこじんまりしてるような気がした。舞台がなんか狭く感じたんですよねぇ。
この後「鳥」「風」「月」と続くんですよね。今後もっとこの劇場を使いこなしていくんだと思うので、このあともすごく気になるんだけど・・・やはりゲキ×シネ待ちかな。(^_^;)

でもこれ見終わってふと思った。ファン投票あなたが選ぶベスト「髑髏城の七人」キャストなんてのがあっても面白いかも。

-2017.4.20 IHIステージアラウンドTOKYO-

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【その他】第16回神戸新開地音楽祭

2016年05月11日 | Weblog
第16回 新開地音楽祭
2016.5.7
今年ももちろんお手伝い!今年で3年目です。この音楽祭自体は16年目!すごいですよねぇ。
雨になるか?というお天気だったのですが、雨は全く降らずに快晴!とまではいきませんでしたが、まずまずのお天気。
新開地の駅に降りると、もう設営始まっています。駅にもステージがあるんですよね。自分の担当場所であるメインステージまでテクテク。今年も来たぞ!という高揚感でワクワク。楽屋裏のセッティングをして、正面の椅子のセッティング。今年の椅子は少し軽くなっていましたが、やはり肉体労働ですな(笑)。椅子をセッティングしていると「ありがとうね」などと声をかけられる。こういう時ボランティアの甲斐がありますね。例年の如く「消防音楽隊」の演奏で幕開け。そして新開地音楽祭の名物である「のど自慢」。皆様まず衣装で楽しませてくれます。あまりにすごく派手なシャツのお兄さんに目が釘付け。その時思ってたのが「あれ、どこで買ったんだろう・・・」すると横にいたスタッフも同じことを呟く・・・(笑)。やはり考えることはみんな一緒なんですね。この日のために新調しているのか、他にもこういうのに参加されているのか・・・。でもきっと衣装選びから楽しいんでしょうね。
続いての「ポコスカバンド」の衣装もエスニック調でかわいかった!音楽もノリノリ。楽しそうに演奏するドラマーさんに和みました。今年も14時頃から会場を離れた仕事だったのでステージは見られず。16時からのうしをみやこさん。赤いドレスにキュートな雰囲気とは違う力強い歌声圧倒されましたねぇ。
スペシャルゲストのばんばひろふみさんと杉田二郎さん。メインステージ担当は身近に接することが出来るからある意味役得な担当場所なんですが、お二人とも穏やかで柔和な方でした。杉田さんは歌声どころか話し声も素敵な方で、ベルベット・ボイスですね。ステージはもう最高ですよ。会場一体を目指した感じのステージ。昔懐かしいフォークソングだ!ええそうですとも年代ツボですよ。気持ちいい高揚感のまま初日は終了。そうそう、翌日新開地に向かう電車の中で何気にばんばんを検索したらYahooの知恵袋がヒット。「尾木ママとばんばひろふみさんの見分け方を教えて下さい。」電車の中で思いっきり吹き出しそうになったよ。よかった、これ検索したの翌日で。当日だったらご本人前にして吹き出しかねなかったよ。(^_^;)

2016.5.8
続いて二日目。この日は楽屋裏のセッティングはほぼ前日のままなので、どちらかというとゆっくりした感じ。そして前年もそうでしたが、この日はオープニングに出演する「颯爽JAPAN」の方たちがボランティアに入って下さるので人手足り、ちょっと楽出来る一日です(笑)。この日の話題は公演ステージに出るコピーバンド「FASCIST」。パンフにはバンド名とその下に()でジャンル書いてあるんですが、このバンドのジャンルは(聖飢魔Ⅱ)。ま、アリスやユーミンなんてのもありますから、コピーバンドだとわかりやすいですがね(笑)。今年の「もうすぐメジャーステージ」はMayuさんと中島孝さん。Mayuさんはなんともキュートな女性で、エレキギター持ってたのでドラムかキーボードがつくのかと思っていたらなんとエレキギター一本。小柄だけどパワフルなステージでした。続いては中島孝さん。バンドで来られていたので、ステージに上がられるまで誰が孝さんかわかんなかった。(^_^;) 申し訳ないです。ちょっとシャイな感じの優しげな青年でした。彼の声いいですねぇ好きです。そしてこの日楽屋受付前でおおいに盛り上がることが・・・。スタッフの一人が持ってきていた「そのまんまレモン」というレモンの皮のお菓子なんですが、これがねぇ・・・癖になります。ダイエー・・・今はイオンですか・・・に売ってるとのことでしたが、とりあえずネット検索。あった!送料かかる!などとわいわい。傍から見ると一体どんな音楽談義で盛り上がってるのだろう?と思われていたかも。「そのまんまレモン」です。マジおいしいです。コレです。そのまんまレモン
そしてShinkaichi Jazzy nightへ。今年は楽屋がカラになったところを見計らって早々に撤収作業(笑)。ある程度片づけられるところまで片づけられたので、音楽祭終了と同時に撤収させていただく身としては、ちょっとは役にたった気分で帰路につけました。
ちなみにiPhoneのアプリ、ヘルスケアで見ると7日は22,710歩。8日は20,513歩歩いたことになっておりました。ハイキング行ったときより歩数多いんだけど(笑)。さて、来年のゲストは誰になるのでしょうか?もう今から楽しみです!
アーティスト、スタッフ、ボランティア、オーディエンス、この音楽祭に携わった、かかわった皆さん!楽しい二日間をありがとうございました!
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【舞台】いのうえ歌舞伎<黒>『乱鶯』

2016年04月24日 | STAGE
いのうえ歌舞伎<黒>『乱鶯』

演出:いのうえひでのり。
作:倉持裕。
出演:古田新太。稲森いずみ。大東駿介。山本亨。大谷亮介。橋本じゅん。高田聖子。

いつものように盗みに入った鶯の十三郎一味を待ち受けていたのは黒部源四郎率いる北町奉行所の同心たちだった。手下たちは悉く惨殺され、十三郎だけは辛くも逃げ出し、瀕死の状態で倒れているところを小橋貞右衛門に助けられ古びた居酒屋鶴田屋で看病されることに・・・。名を問われ「源三郎」と答える十三郎にすべてを承知の貞右衛門は「すっぱり足を洗え」と諭し立ち去る。あれから七年。貞右衛門と共に十三郎を助けてくれた鶴田屋の主勘助は五年前に他界。今はその女房お加代を支え板前源三郎として働いていた。その源三郎の前に小橋貞右衛門の子息、御先手組組頭小橋勝之助が現れる。「火縄の砂吉」という盗賊を追っているという勝之助に源三郎は、貞右衛門への恩を返すために協力することにするが・・・。

幕間に流れている曲がなぜか懐かしい時代劇の主題歌や主題曲。時代劇好きの私はすごくうれしかったのですが、この作品を観てその選曲に大いに納得。まさしくこの作品は時代劇。今までだって時代劇あるじゃない。と言われるかもしれませんが、お侍さんとかが出てくる時代の作品だからって時代劇ではないんですよ。この作品はまさしく娯楽の王道だった時代劇と同じ時代劇なんです!あ~・・・あんた何言ってんの?って言われそうだなぁ。うまく説明できないのがもどかしい!でも時代劇好きならばわかってもらえるはずだ!とにかく面白れぇんだよ!そしてこの本いいですわ。もちろん新感線ならではの面白さはあるんですけど、この本は新感線じゃなくっても絶対に面白いはずだ。映画にしたっていいんじゃないの?って私は思う。この物語はいい!好きだなぁ。で、そんなに面白い本。いのうえさんの演出で新感線で面白さ倍増って感じ?(笑)。主役の古田さん、たばこを吸う間もないくらいに出ずっぱりだとか・・・確かに。疲労度半端じゃないんじゃないのかな。しかも冒頭とラストの殺陣もあるし。大忙しです。そのせいか体重のせいか、年齢のせいか、殺陣シーンが全盛期からすると重たかった。ちょっと残念。単純にいい人役、勘助役の粟根さん。場面は変わり七年後、勘助は五年前に亡くなった・・・って。「え!?何それ!?あれで終わり!?」密かに粟根ファンである私は軽くショックを受けて頭ぐるぐるしましたよ。でもこれから観る予定の粟根ファンの方々。安心してください。はいて・・・じゃない、出てきますよ!(笑)。今回お目当ての大谷亮介さん。出番少ない!(笑)。でも冒頭の第一声かっこよかった。途中反物くるくる~って伸ばしちゃうシーンも何気にお茶目で素敵でした。とにかく面白かった。もう一回見たいくらいに堪能した。いいですよこれ。再見できない私は指折り数えてゲキ×シネを待ちたいと思います。

-2016.4.23 梅田芸術劇場メインホール-
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【映画】『幸せをつかむ歌』

2016年04月07日 | MOVIE
『幸せをつかむ歌』RICKI AND THE FLASH(2015年/米)
監督:ジョナサン・デミ。
出演:メリル・ストリープ。ケビン・クライン。リック・スプリングフィールド。

ロサンゼルスの小さなライブハウス。ステージに立つのはリッキー&フラッシュという若くはないバンド。ボーカルのリッキーはバンドだけでは食べていけないので昼はスーパーのレジ打ち。実は彼女ロック歌手という夢が捨てきれずに三人の子供を夫の元に残して離婚していた。そんなある日元夫から娘のジュリーが夫に捨てられ離婚したことで精神的なダメージが強く助けてやってくれと連絡がくる。早速インディアナポリスへと向かう。高級住宅街にある家に到着したリッキーは完全に場違い。飛行機代で手持ちのお金が全くなくなったリッキーはそのまま元夫の家に泊まり込み、娘のジュリーと向き合い、今は家を出ている二人の息子とも再会するが・・・。

冒頭のライブハウスのシーンに「見に来てよかった!」という気になる。結構単純である(笑)。往年のロックのヒット曲だけではなく、なんとレディガガ!まさかレディガガの楽曲を歌うメリル・ストリープを見られるとは思いませんでしたよ。このメリル・ストリープ演じるリッキー、本名はリンダなんだけど、私は歌手!ロッカーなのよ!ってな感じで子供を放って家を出て離婚したんだろうな・・・というのが現在のスタイルでなんとなくわかる。ライブハウスのステージ上だけのファッションならともかく、普段も濃いメイクにロッカーな髪型。タトゥにアクセサリージャラジャラですからねぇ。しかもその恰好でインディアナポリスの高級住宅街の元夫と娘のいる邸宅を訪れるんだけど、元夫も娘も、久しぶりに食事でもとやってきた息子も驚かないんだからすごい(笑)。奔放な母親、自分たちを捨てた母親。憎しみや恨みはきっと彼らの中にあったとは思うけど、心底憎めないできたんだろうな。そんな気がした。自分の父親の介護のために家を空けていた現妻が帰宅。生みの母親であることを訴えるリッキーに、あなたが知っているのは小さい頃だけ、私が育ててきたんだと怒りをぶつける現妻。いつも送っていたカードなども嫌がるあの子たちに書くようにと私が書かせていたんだと本当のことをぶつける。傷心で戻ったリッキーにバンドのギターで現彼でもあるブラッドは言う。「愛するのは親の義務だ。君の使命だ」と。子供たちから愛してもらえないようなことを自分はした。でも私は子供たちを愛しているきっとリッキーはそう気付いたんでしょうね。ここからの展開はとても素敵です。ラスト、よくあるパターンの大団円。いいんじゃないですか。親子で歌う「Drift Away」気持ちのいいラストです。劇場で私のななめ前に座っていた女性がこのシーンで体を左右にゆすってノリノリで見てらっしゃいました。その気持ちよくわかるよ!って微笑ましく思えましたよ。今すごくこの作品のサントラが欲しい!って思っている・・・きっと密林あたりでポチッってしてしまうんだろうな。(^_^;)

-2016.4.6 シネリーブル梅田-
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【映画】『恋人たち』

2016年01月28日 | MOVIE
『恋人たち』(2015年/日本)
監督:橋口亮輔。
出演:篠原篤。成嶋瞳子。池田良。山中聡。光石研。

3年前、妻を通り魔殺人で亡くしたアツシは、橋梁点検の仕事はしているものの拭えない喪失感を抱え無気力な日々を送っていた。夫と姑と暮らす瞳子は、代わり映えのしない毎日をただ淡々と過ごしていた。ただのビジネスと割り切った感じで日々相談者と接する弁護士の四ノ宮。そんな彼らの日常がふとしたことがきっかけで変わっていく。

この先、ネタバレになります。
ま、この作品ネタバレしないと感想書けないんですけどね(笑)。
なんだかこの作品やたらと評判がいいので、気になっていたんですが、ちょうどアンコール上映されていたので観てきました。うーん・・・。なんだかなぁ~というのが私の感想(笑)。いや、メインのアツシの物語はすごくよかった。殺された嫁の姉の独白にも心かき乱された。そして彼が働く会社の社長黒田がいいんですよ。妻を殺した男の判決が出たとき、そのあまりの理不尽な結果に自暴自棄になり仕事場へも現れなくなったアツシの元を訪れ淡々と「殺しちゃダメだよ。・・・だってこうしてあなたと話せなくなるでしょ。僕はもっとあなたと話したいよ」って・・・ここウルウルきちゃいました。彼を思う人の気持ちが彼を支える。この社長役の黒田大輔さん。いいですわ。なんでも「天皇の料理番」というドラマではすごく憎たらしい役で話題になった人らしいんですが、この作品では柔和な笑みを常に湛える隻腕の、この作品の中のなんだか訳わかんなかったり気分悪かったりする登場人物の中で唯一素敵な人を演じてらっしゃいます。彼が隻腕であることが彼のあの柔和な笑みの理由なのかな・・・と思ってたら昔皇居にロケット打ち込んで吹っ飛ばすつもりが自分の腕吹っ飛ばしちゃったって。なんかこの理由に納得。過激派を肯定するつもりはないですけどね、でも何か世の中に不満を持ち、世の中の理不尽に憤り、この世の中を変えるんだ!なんて大きなこと考えて行動していた彼が腕を失くしたことで、もう一つこの作品の中にパートを作れるくらいの物語があって、今目の前にいる人々が幸せに暮らしてくれるといいななんて境地に至ったんじゃないだろうか?と私は思ったんですよね。だから彼がアツシに係ることで、アツシがまたちゃんと生きようとするこのパートの物語はすごく好きだ。私はもうこれだけでいい(笑)。一番訳わかんなかったのはあの主婦。なーんにも読み取れなかった。ま、あのパートに出てくる人たちみんな私は絶対に付き合わないだろうなって人たちでしたが。弁護士のパートは可もなく不可もなく「ふーん」って感じだったのですが、あの息子にいたずらしたとかなんとか・・・あれってあの友人の嫁がわざと言ったんじゃないのかな?って私思ってるんですが。感想いろいろ見ましたがそう思っている人はいないようで。まずあの病院で四ノ宮の恋人がやってきたときにあの嫁ニコ~って笑ったじゃないですか、あれで、きっとあのあとあの彼にコナかけてゲイで彼の恋人だってわかって、「うきゃ~」「うきー!」ってなって旦那が危ない、あんな奴と付き合いさせたくない、したくない。で、息子がいたずらされそうになったという話作ってシャットアウト。と思うとね、あの四ノ宮が決して悪いことしてる訳じゃないけど、相手のこと考えないで自分のことだけ考えて行動してたことに対して、される側にまわった結果という面白い流れだなぁ~とより納得がいくんですよね。ま、どうとってどう楽しむかってのは観客の特権ですから、これはこれでありだよね(笑)。決して悪い作品ではない。でも絶賛するほとでもない。あの主婦のパートがなければ私はよかったかな・・・というのが私の総評です(笑)。

-2016.1.25 テアトル梅田-
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【落語会】第84回新開地寄席

2016年01月18日 | 落語会
第84回新開地寄席(2016.1.17 新開地まちづくりスクエア)
-演目-
桂 慶治朗さん「つる」
林家染雀さん「質屋芝居」
桂 出丸さん「花筏」
桂 文之助さん「茶屋迎い」

新年一発目!予約完売札止め!いやあ気持ちいいですねぇ。120名のお客様ありがとうございました。

初新開地寄席となる慶治朗さん。真面目な学生さん風の好青年。いい声してらっしゃるんですよねぇ。落ち着いてしっかりした一席でした。これからも楽しみにしております。

続いての「質屋芝居」。これ私好きな噺の一つなんですよね。基本芝居ネタのものは大好きなんですが、下座大忙しの噺です。満席ということでスタッフの役得な下座が見える位置に陣取ったおかげでなかなかに楽しい一席となりました(笑)。でも以前この噺聴いたときあんなに芝居の場面長くなかったような気がしたのですが・・・。

開場してお客様入場。ふと見るとカメラ片手の出丸さんが・・・。「え?」もう何度もこちらでスタッフさせていただいておりますが、この時点でここにいる出演者さんというのは初めてでございました(笑)。袖でも写真を撮られてて、ご自身の舞台は誰かに頼むのかな?と思っていたら、大関花筏に似ているからと身代わりを頼まれる提灯屋さん。当時はテレビもこんなものも・・・とカメラを取り出し、前のお客さんに撮影を頼まれる。「うまい!」やりますねぇ。お客様に手が届くこのホールならではかもしれません。初めて聴いた「花筏」楽しかったです。

新開地寄席では私は初めてお目にかかる文之助さん。文之助さんにお名前が変わられてから初めてだそうですから、結構久しぶりのようですね。好きな落語家さんの一人なので楽しみでございました。スタッフとしてお手伝いしていると落語家さんの普段着というのを見ることが出来るのですが、普段はあまり気にならないんですよね。ところが今回なぜか日曜日のお父さんという感じの文之助さんにふとイメージと違うと思ってしまったことをここにこっそり告白しておきます(笑)。その日曜日のお父さんが高座にあがると粋な旦那になるんだから、やはりすごい。端正ですよねぇ。「茶屋迎い」堪能致しました。

次回は3月20日(日)場所:新開地まちづくりスクエア 入場料\1,500
桂雀三郎さん「百年目」。桂梅団治さん「源平盛衰記」。桂雀太さん「粗忽長屋」。笑福亭生寿さん「狸の鯉」となっています。次回もまた当日券なしなんてことになるかもしれませんので、ぜひともお早めのご予約を。
新開地まちづくりNPO  ☎078(576)1218
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【映画】『パリ3区の遺産相続人』

2015年12月17日 | MOVIE
『パリ3区の遺産相続人』MY OLD LADY(2014年/英・仏・米)
監督:イスラエル・ホロビッツ
出演;ケビン・クライン。クリスティン・スコット・トーマス。マギー・スミス。

長年疎遠だった父が亡くなり遺産相続することとなったパリの高級アパルトマンを、早く売り払い借金を清算し、人生をやり直すつもりでニューヨークからやってきたマティアス。ところが、その物件には一人の老女マティルドとその娘クロエが暮らしていた。マティルドの話によるとそのアパルトマンはフランス独特の不動産売買制度「ヴィアジェ」、月々の支払は普通に購入するよりも安いが、本当にその買い手のものになるのは、その所有者が死亡した時で、それまでは売買もできないし、月々の支払いも続けていかなくてはいけないというものだった。パリに来るために有り金を使い果たしたマティアスは、マティルドの好意?によりしばらくはこのアパルトマンで生活することになるが・・・。

手持ちのお金すらほとんどないマティアスが、マティルドに内緒で家具をこっそり古道具屋に持ち込んでお金にするところや、マティルドの主治医に彼女の健康状態を確認しに行くシーンなんかを見ているとおしゃれなコメディっぽいんですが、実はマティルドとマティアスの父は不倫関係だったという事実がわかるところから、少しシリアスになる。このあたりから確かに元々はこの作品舞台劇だったというのが納得の流れになっていきます。まんま舞台を見ているようなセリフの応酬に自分語り、物語としては少し重たいのかもしれませんが、舞台劇であるという感覚がその重さを感じさせない。そして本来だったら、マティルドあなた最低だよ・・・ってなっちゃうんですが、憎めないんですよねぇ。マギー・スミスの巧さもあるのかもしれませんが。
マティルドが子供のような無邪気さで犯していた罪。その罪が生んだクロエの孤独とマティアスの心の傷。マティルドの罪を犯していたと同じ無邪気さが二人を結びつける。あ、だから原題は「MY OLD LADY」なのか。ほっとするラストです。
そうそう、この作品で私初めて知ったんですが、ケビン・クライン歌うまいんだ!もっと聴きたいくらいでしたよ。

-2015.12.15 シネリーブル梅田-
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【落語】第83回新開地寄席

2015年11月18日 | 落語会
第83回新開地寄席(2015.11.15 新開地まちづくりスクエア)
-演目-
桂 恩狸さん「みかん屋」
林家卯三郎さん「鬼の面」
桂 米紫さん「堪忍袋」
林家竹林さん「井戸の茶碗」

しばらく満員御礼札止めが続いていたのですが、今回は神戸マラソンと被ったために最終92名のご来場でした。以前神戸マラソンと被った時は60そこそこだったので飛躍ですね。

開口一番は新開地寄席初登場の桂恩狸さん、背が高いので高座の天井危なっかしかったです。背の高い人と体重の重い方にはちょっと要注意な高座なんですよね(笑)。あ、ちなみにお名前おんりさんとお読みするそうです。オンリーワン!な落語家さんになられるであろうことに乞うご期待!今回、このお噺時間の加減か「高野で髪を落として」という下りがなかったのが残念でした。私ここ好きなんですよ。

お人柄の良さが立ち居振る舞いすべてに出ている卯三郎さん。その卯三郎さんに似合う優しいお噺「鬼の面」です。悪い人が全く出てこないお噺っていいですよね。ま、落語にはあまり悪人は登場しないんですけど。

和やかだった会場を熱気の嵐に変えた米紫さんの登場です(笑)。途中会場内で上着を脱いだり、チラシで仰いだりする人が見受けられたので、エアコンのスイッチを入れに行く・・・と、米紫さんの暑く・・・コホン。大熱演で会場が暑くなったのかと思ってたら、すみません暖房入ってました。(^_^;) お客様よりも米紫さんかなり暑かったのではないでしょうか?申し訳ないことをしました。暑さをもろともしない大熱演に会場大満足な一席でした。

ヒートアップした会場に一陣の清涼な風を入れるかの如くに登場の竹林さん。サクッと会場を自分の雰囲気に持っていかれるのは流石ですね。喉の調子がお悪いのかちょっと話辛そうでしたが、素敵な人情噺「井戸の茶碗」聴かせてくれました。このお噺もいいんですよねぇ。

次回は来年1月17日(日)場所:新開地まちづくりスクエア 入場料\1,500
桂文之助さん「茶屋迎い」。桂出丸さん「花筏」。林家染雀さん「質屋芝居」。桂慶治朗さん「つる」。となっています。また予約でいっぱい。なんて状況になるかもしれませんので、お早めにご予約を。
新開地まちづくりNPO  ☎078(576)1218
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