にゃんこな日々

ネコ風ライフをつらつらと・・・

【映画】『緋牡丹博徒』

2009年10月23日 | MOVIE
『緋牡丹博徒』(1968年/東映)
監督:山下耕作。
出演:藤純子。高倉健。若山富三郎。山本麟一。清川虹子。

九州は熊本の博徒矢野組の一人娘竜子は堅気との結婚を目前に控えたある日、父親が辻斬りに殺害される。そのせいで縁談は破断。矢野組もフグ新一人を残し解散。竜子は残ったフグ新にも堅気になるように言い残し、「緋牡丹お竜」として一人父の敵を探す旅に出たのだった。それから5年。大阪に流れ着いたお竜はそこでとうとう敵をみつけることになるが・・・。

基本シリーズものの第一作目って、案外地味だったり作りが暗めだったりするんですが、この作品は一作目からかっちりとお竜のキャラもしっかり出来上がってるし、サブキャラの熊虎の親分のキャラもしっかりと出来上がってるんですよねぇ。ま、ちょっとまだメイクもお竜さんへのデレデレも抑え気味ではありますが(笑)。で、この手の作品で主役に助っ人する役ってのは絶対にかっこいいもんで、それが健さんなんだからかっこいいのは当たり前。でもねぇ、私はこの作品で好きなのはフグ新の山本麟一さんなんですよぉ。なんかねぇ、もうずっとこのシリーズ通してお竜さんにくっついていて欲しかった。それとあほボンの山城新伍さんもいいんだぁー。もうねぇ、かわいすぎ(笑)。この当時純子さん23歳。山城さん30歳。なのに「ぼく吉太郎23歳。お姉ちゃんきれいなぁー」とお竜さんになつくんだけど、23歳で納得しちゃうくらいにかわいい(笑)。この作品以外ではこの方が「お姉ちゃん」と呼ぶのは全然違う意味になっちゃうんですけどね。私の中では山守親分のイメージしかない金子信雄さんですが、この作品では熊虎親分と対立するもののいい役で、このシリーズって結構「え?」っていう感じの人がいい役だったりするんで、それもこのシリーズの面白いところですよね。
この作品は以前レンタルで観ているんですが、やはりスクリーンで観るのはいいですねぇ。

-2009.10.23 大阪ミナミ映画祭(ウィンズ道頓堀)-

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