にゃんこな日々

ネコ風ライフをつらつらと・・・

【映画】『悪夢のエレベーター』

2009年10月21日 | MOVIE
『悪夢のエレベーター』(2009/日活)
監督:堀部圭亮。
出演:内野聖陽。佐津川愛美。モト冬樹。斎藤工。

とあるマンションのエレベーター。
ここに閉じ込めらてしまった4人。関西弁のやくざ風の男、これからジョギングに出かけるのだという冴えない中年。妻の出産に立ち会うために帰りを急ぐ若い男。やけに陰気なゴスロリの少女。ジョギングに向かう予定の中年男に他者の心が読める超能力があるとわかってから次々と4人の秘密が暴かれていくのだが・・・。

実はこの作品、私の中で全くの無視だったんですよね。なんせ監督が堀部さんだし・・・。基本私はタレント監督の作品は観ない!って決めてるんですよ。なんか個性が強すぎるってイメージがありましてね。真面目な作りの作品が少ないっていうイメージもあるし・・・。ところがなんでもこの作品は『キサラギ』風だと聞き、その手の作品は結構好きなので、こりゃ行かなければ・・・といそいそと出かけたのですが・・・。
「おぉー・・・」面白いじゃないですか。つなぎが粗かったりするんですけど、堀部さんらしい堅実な作りですごく好感が持てる。で、タレントでも真面目な人の作品は真面目なんだ(笑)。しかも・・・物語がいいですねぇ。ドンデン返し・・・はわかってたんですが、まさかそう来ますか・・・。ラストが気持ちいいか悪いかは別として、映画を終わったあとの感覚は、「面白かったじゃないかぁ」と気持ちよかったですね。ただ・・・あの管理人だけは・・・。なんであんなに気持ち悪いんだ?なんであんなに気持ち悪くしないといけないんだ?
そうそう、この作品って2008年に舞台で上演されてるのね。そう言えば『キサラギ』も元は舞台だとか・・・。舞台でかっちり作られる作品っていうのはこうして映画にしたときも手堅く行くとはずれなし・・・なのかな。

-2009.10.20 MOVIX堺-

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