【映画】『私は猫ストーカー』

『私は猫ストーカー』（2009年)
原作：浅生ハルミン。
監督：鈴木卓爾。
出演：星野真里。江口のりこ。宮崎将。徳井優。坂井真紀。品川徹。

イラストレーターのハルの日常は、チビトムという看板猫のいる古書店でのアルバイトと少しの本業。そして毎日街中のネコたちを追いかけること。そんなある日、古書店のご主人と奥さんとの間に、以前ご主人が好きだった人にプレゼントした本が手元に戻ってきたことから不穏な空気が・・・そしてその騒ぎのためかチビトムが行方不明になったことで奥さんは逆上。奥さんまで家出してしまう騒ぎに・・・。

ま、あらすじって感じでチビトム行方不明ってのを入れましたが・・・。どうもこれあまり本筋と関係ないような気がする。というか、これあらすじとりあえずいるかな？って作品で、ぬぼーっと猫追いかけましょうか？という猫好き以外が観てもどうよ？ってな作品である。猫好きでも映画好きが観てどうよ？って気もしないではないですが・・・。(^^;テレーって猫を愛でるのもいいかと・・・（笑）。でも、この作品ちょいときついのが、猫を追いかけてるせいか手持ちカメラのシーンが多いんですよ。だからちょっと酔っちゃいます。手持ちカメラはやっぱつらいないなぁー。
私も猫好きで、街中で猫をみかけるとつい寄っていってしまうのですが、ここまでストーカーは出来ないなぁー（笑）。それでもカメラ取り出して写真撮っちゃう私も他の人から見れば十分に怪しい奴かも・・・。
しかし、まぁ映画の出来不出来はともかく・・・。基本的にあまり意味のない猫ストーカーな日常を一本の映画にしたってことだけはすごい（笑）。結構お客さん入ってたし。つまりは猫好きのための、猫好きがホエェーってなる映画ってことかな（笑）。

-2009.11.1 シネマート心斎橋-