にゃんこな日々

ネコ風ライフをつらつらと・・・

『ザ・ファイター』

2011年04月13日 | MOVIE
『ザ・ファイター』 The Fighter(2010年/米)
監督:デヴィッド・O・ラッセル。
出演:マーク・ウォールバーグ。クリスチャン・ベール。エイミー・アダムス。

マサチューセッツ州の労働者の街ローウェル。プロボクサーとして母がマネージメントし、かつては実力派ボクサーとして活躍した兄ディッキーがトレーナーにつくミッキー・ウォードは、実力はあるものの母と兄の言いなりでボクサーとしての結果が全く出せないでいた。そんなある日、日頃から麻薬に溺れる兄ディッキーが事件を起こし監獄へ。ミッキーを不憫に思っていた父親の計らいで家族と決別し、新たなボクサー人生を歩み出す。好調に勝利を重ねていくミッキー。やがて世界戦に挑むことになったとき兄のディッキーが出所してくる。
実在する伝説のプロボクサー、ミッキー・ウォードとその異父兄、ディッキー・エクランドの物語です。

実はもっと「うぉお~」と感動する映画だと思ってたんですよ。いや、確かに感動する映画なんだけど、どうも私にはイマイチ。結構評判のいい作品だけに、なんで私だけこんなあっさり見終わっちゃったのかなぁ・・・という感じなんですよね。
これはたぶんねぇ、女たちがうるさすぎるからなんだと思う。で、どうも私にはこの母ちゃんに小姑たちが「家族よ!」なんて言葉を吐きながらミッキーを利用して自分たちが食ってるという図式にしか見えなかったんですよね。あの思いっきり個性のどぎつい母ちゃんはまあいいんだ。でもホントに何の役にもたってない姉ちゃんたちの姿が映る度に私はげんなりしていっちゃった。ミッキーの世界戦のときチャンピオンに打たれ続けフラフラになっているミッキーがコーナーに戻ったときになぜ座らせないの?と怒る彼女にその理由を教える母親が映ったときに、この母親はちゃんとわかってて本当に家族としてミッキーを支えているんだとやっと納得出来たんですが、ここまできちゃうと遅すぎなんですよね。(^-^; ミッキーの前進。ディッキーの再起(ボクサーとしてじゃなく人間としてね)の物語としては面白い。うるさくうざい女たちを無視すれば、いい作品だったと言えるんですが・・・。

-2011.4.4 MOVIX八尾-


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