中華街の魅力

齋藤修と多くの人が中華街情報を共有する場となることを期待いたします。最近中華街にあまりいけず、データーを整理しています。

中華街に北京ダックを持ち込んだというその名も「北京飯店」。牡蠣料理も終演かもしれない。

2013-02-02 05:00:46 | 中華街以外の中華

最近の入り口(地下鉄)ともなっている東門。そこに堂々と維持しているのが北京飯店。最近は点心(饅頭・小籠包)のおいしい店であるが、中華街の老舗。観光客を迎えてくれている。私も落ちついてランチを食べたいときは、やはりここのランチを利用する。1000円と多少高いが、十分にその価値のあるランチである。


現在、おいしそうな牡蠣の料理を4種手頃な値段で提供している。4人で言って食べれば食べ比べもできそうである。いかがだろうか。点心を作る職人もサービス精神旺盛、さすが老舗である。

 

「以前のイメージ」
北京飯店「北京」 045-681-3535  ブログ ランチ
 1000円(料理一品+副菜「料理」2品+スープ+香の物「ザーサイ・酢漬け大根」+コーヒー)+おしぼり
 大型店のランチの魅力のなさに多少食傷気味になっていたので,あまり期待せず入店してみた。1000円を超えるランチはどうも一人では入りにくい。つきあってくれる人がいる場合に入店することが多い。最初はなかなか良い店が多かったが,「これがこの値段」と思われる店が続き,つきあってもらう方にも悪いような事が続いていた。いつもは空いている店内もどういう訳は今日は満席。危なく待たされそうになるが,てきぱきと動く店員に誘導され,奥の落ち着いた背派に座ることができた。
 最初ランチメニューを見てびっくり。1500円の品が4品。「店頭の表示と違うではないか」と問いただすと,片言の日本語と身振りで裏返せという。確かに1000円のメニューが4品あった。一安心。北京料理・季節感ということを考え「蠣の中国風オムレツ(中国名で難しい名前が付いていた)」を頼んでみた。香の物・おしぼり・箸がだされ,お茶を飲みながら待つ。混んでいるせいもあるが,3人しか以内ウェイトレスが非常に忙しそうに動く。1階は11テーブルのようなので,40人程度の収容。メニューを見ていれば,単品はなかなかの価格。ご飯ものでも1400円以上はする。麺類でも同様である。そうなれば1000円のランチ・・・,多少不安である。
 出された主菜は確かに蠣のオムレツ。ニラが多少入れられた卵は,多少薄目であるが,中に小粒の蠣が8個ほどはいっていた。添えられた薬味がケチャプそのままというのだけはいただけなかったが,十分なものである。大きさは違うであろうが,単品で頼めば1400円はする。この程度にコーヒーが付くものかと思って食べていると,「青菜炒め」「卵とネギの炒め物」がサービスですと置かれていく。これだけでもランチになりそうな量。食べてみれば特に青菜炒めは,手炒め具合・味付けとも最高(私の中華料のお気に入りでもある)。卵炒めも主菜よりも良くできているくらいのもの。急にリッチな気持ちとなる。裏腹に間違いではないかと多少不安にもなった。隣の客が1000・1500円のものを頼んでいたが同様のものが出てきた。安心して,ご飯もお代わりしてみる。おいしいご飯が熱々で提供される。食べおった頃,「コーヒーお出ししても良いですか」の一言からコーヒーがサービスされる。中華街ではまずない対応。とまどうもののありがたい(食べているうち,食べる前にデザート類がてでくるのはどうも性に合わない)。非常に満足したランチである。いままでで最高であろう。
 コースメニューもコーヒーを飲みながら見てみれば,高級なものは当然あるものの4000円から品目が良いものが並ぶ。私のイメージでは高級な店という感が強かったが,安心して入れる店である。さすが北京ダックを最初に日本に紹介した店。北京ダックはなかなか高値ではある。ファミリーコースというものが5品ほど付いておいしそうなものがある。2人用が6000円,3~4人用が10000円となっている。
ランチ例)1000・1500円各4種,週替わりらしい。
1000円 A酢豚 B蠣の中国風オムレツ C玉葱と肉の炒め物 D
2000円 Aエビのチリソース B海鮮の五目炒め C牛肉と野菜の炒め物 D海鮮の鍋煮込み

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