中華街の魅力

齋藤修と多くの人が中華街情報を共有する場となることを期待いたします。最近中華街にあまりいけず、データーを整理しています。

安楽園の跡地、アミューズメント施設になるのであろうか。

2012-07-04 05:27:41 | 街散策

工事現場を見れば、「都市景観形成行為のお知らせ」の看板が出されていた。それだけだと何かエントランス部分の姿はわかるが、どうも施設全体の姿は想定できない。工事現場の鋼鉄の壁には、「大世界」の案内。もしかすると、その手のアミューズメントパークになるのであろうか。

これだけの説明ではなんだかわからない。興味があるのは私だけではなさそうである。

安楽園(大通り・中山路)の勇姿が中華街から完全になくなってしまった。

中華街秋の改装・変更?閉店した安楽園のシャッターが時々開く。

大通り「安楽園」のシャッターが締まった。

中華街をさっていった店舗。老舗「安楽園」・庶民派店舗「揚州酒家」。

 

「安楽園の思い出」
安楽園「北京」 045-681-3811     
 ついに入ってしまった「安楽園」。中華街大通りにあっては異質な存在,といっては失礼であるが,昭和初期の料理店の雰囲気を残す店舗である。メニューもなくランチタイムもないのでどう見ても入りずらい。よく見れば,「炒飯・麺類できます」の札。ランチメニューの店がなくなったら是非行ってみようと思っていた。外観は,お風呂屋さんの雰囲気もある両側に開く,2つのドアーがある。現在は向かって右側しか開かないようになっている。シンメトリーな外観は,中華街でも引き下がってしまうほどの,風格はある。創業90年というからすばらしい。店内に入れば,これまたレトロ。創誕70年と思われるお嬢さんが出迎える。ロビーのように空間があり,奥には中庭が見え,2階へ続く立派な階段がある。店内は電気もついてなかったが,私の入店と共につけられた。昼食時間であるが,私以外客は居ない(最後まで一人)。和室を改造した(立派な床の書院・違い棚が残っている)洋室に通される。しばらくして,トイレを見たくなり聞いてみると,中庭を歩いた外だという。なるほど別棟に屋外トイレのようなものがある。だいぶ古いが,清潔に維持されている。その奥にも店舗がある。立派な規模である。維持だけで大変であろう。
 注文すると,お茶(急須に入れられた日本茶)とおしぼり・レンゲなど出される。ガラス1枚で,中華街大通りであるが,全くの別世界。不思議な雰囲気である。そんなことを考えていると,注文した「五目タンメン」がでてきた。ランチメニューもないが,一人で入った場合に,注文する品数も限られる。4種の炒飯と蕎麦類しかない。後は,一品を頼んでも1800円以上のものばかり(小)である。姿を見れば,「五目そば」である。しかし,非常に美味しそうな雰囲気。皿に載せられている。すぐに食べる。麺は素朴なストレート麺。タンメンといいながらスープは醤油味。最初物足りなさを感じるが,食べるほどに味になじんでくる。美味しい。不思議。特に,海鮮(エビ・イカ・魚)と肉(豚肉・内臓)は一つずつそれぞれに下ごしらえがしてある。食べると,それぞれが味を持っている。片栗をまぶしているのであろう。口触りもすばらしい。当然下ごしらえ十分。さすが老舗,900円の価値はある(普段であればこの価格で麺に手を出さない)。量も具が,麺の倍以上ある。十分なもの。満腹になる。当然サービスでほかに何も付かないが,この雰囲気をデザートとする。
ランチ例)ランチメニューはない。(一人で食べられそうなメニュー)
「炒飯」A炒飯Bエビ炒飯C五目炒飯D卵炒飯
「麺」E五目焼きそばF肉細切り焼きそばG五目タンメンH肉細切り麺Iチャーシュー麺など

 

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