おじい様の独り言

地球一周ウオーキング(4万キロ)に挑戦、 2018.1 目標達成
『おじい様・・』は孫との会話中に 生れた固有名詞です

1756話 ずくし柿

2016-12-17 | 初体験 初物 初めて食べた食物

  吊るし柿つくり(1751話)の時 3個ほど 熟れすぎて ポヤポヤの状態で吊るすのが不可の状態となった。渋柿なので そのまま天日干しにして 熟すのを待った。子供のころ 戦後の食糧難時代、家の周りのカキ イチジク 桃などが おやつ。 祖父が植えた柿の木が 家の周辺に多く植えられていた。中には 吊るし柿用の渋柿もあり  完熟前の青い渋柿は 完熟まで待ちきれないで 人や鳥 みんな 渋がなくなるのを 待っていた。当時 熟した柿はずくしと言って珍重された。 自分は「ずくし」は 疎開先の田舎の方言だと勝手に解釈して(じゅくしが 訛り ずくしに) 自分は ずくしという言葉を使うこと 少し躊躇していた記憶がある。 仕上がったズクシ柿をヨーグルトに入れて食べたら絶妙の味、吊るし柿より美味に思えた。   

 半世紀を超え 先日「ずくし柿」は方言でなく 公用語だと知った。

  

   

ずくし柿 ・・・よく熟した柿。じゅくしがき。 [季] 秋。   熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、気長に時機が来るのを待つことにいう語

 


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