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中国歴史ドラマ「宮廷の泪・山河の恋」第34話 あらすじ

2014年05月17日 00時12分37秒 | 宮廷の泪・山河の恋(中)

園遊会が開かれる中、幼い頃、炎に包まれた部屋の中から、命がけで自分を救ってくれた母を思い出すフリン。「母上」とようやく言えたフリンを、嬉しそうに涙を流し玉児は強く抱き締めていた。


宛寧は太監の姿で寝込んでいるドルゴンの元へ行き「警固の者たちは酔いつぶれています。皇太后が会いたいと」と言って起こす。

ドルゴンはお面をつけ小宛寧に支えられながら外へ出る。
園遊会の開かれている場所を歩いている時、小宛寧はフリンがいることに気付く。慌ててドルゴンから離れ、フリンに話かける小宛寧。ドルゴンは2人が話している間に、フリンに気付かれないようその場から立ち去る。ドルゴンを気にかけながら"天よ、愛し合う2人を引き合わせて"と宛寧は思う。

「みんなお面をつけて楽しそうだ」と小宛寧に話すフリン。「皇太后の意向です。お面をつけ摂政王の邪気を祓うとか」と小宛寧は返す。みんな開国の功臣を失いたくないのでしょう、と。顔を曇らせるフリンに「大切な人を傷つけてしまえば、一生、後悔します」と言う小宛寧。フリンは自分の手を差し出し、小宛寧に手を出すように言う。

小宛寧は言われたとおり、フリンの手の平に自分の手を置く。その小宛寧の手の平に"鳳求凰"を置くフリン。「このかんざし静児にあげたのでは?」と小宛寧が聞くと、フリンは「あれは皇后からだ。これは朕から贈る」と言う。口づけさせてくれたら皇后にしてやると。そっと目をつぶる小宛寧。フリンは口づけしようと顔を近づけるが、そこに「陛下」と言うボゴルの声が。

フリンの前まできたボゴルは「約束をお忘れですか?負ければ董鄂宛寧を私に与えると。命令どおり反乱も平定しました。その褒美として婚礼を挙げても?」と言うボゴル。仕方なくフリンはうなずくしかない。ボゴルはフリンに感謝をし、宛寧の耳元で「私に嫁ぐのだ」と言うと行ってしまう。
「私を襄親王に与えるなら、なぜ、かんざしを?と言う小宛寧。「朕が何とかする」とフリンは言うが、私ごとき卑しい女は陛下には不相応です、私といたのも単なる戯れなのですね、屋敷に戻って襄親王に嫁ぐ準備でもします、と言うと、かんざしを置いて小宛寧も去って行く。そこにドルゴンがいないとフリンに知らせが。


咳き込みながら座り込んでしまうドルゴン。お面を外したドルゴンは、"最期に会わせてくれ"と天に頼む。その時、夜空に凧が揚がっていることにドルゴンは気付く。その凧に導かれるようにドルゴンは歩きだす。

再びお面をつけ、ドルゴンは玉児の前に。「今夜はいつも以上に美しい」と言うドルゴンに、玉児は涙を流す。玉児の涙を止めようと、上がった花火を指差しながら「今夜の花火は実に美しいな」と言うドルゴン。しかし、すぐに咳き込み倒れてしまう。ドルゴンを抱えながら玉児はお面を外そうとするが、こんな弱々しい自分を見せたくないとドルゴンは止める。「覚えてる?初めて出会った時も、あなたはお面をつけていた。そして私は人違いをし、愛する人も間違えた。一生、待たせたけれど、来世では絶対に間違えたりしない。必ずあなたを見つけ、あなたを選ぶわ」と言い玉児はドルゴンのお面を外す。

玉児はドルゴンから最期の頼みだと言われ、あの時のように辮髪を編む。その途中でドルゴンは亡くなり、玉児は泣きながらドルゴンを胸に抱き締める。そんな2人を見るフリン。


笑いながらドルゴンが死んだことを母・娜木鐘に報告するボゴル。ドルゴンが好きだった娜木鐘は複雑な気持ちにもなるが、自分と息子が勢力を伸ばす好機だと考える。すぐに英親王と福晋を呼び策を練ることに。娜木鐘はホーゲの死後、この時のために妹の翡翠を英親王の福晋にしていた。


朝廷でドルゴンを帝王の扱いで葬るという上奏を読むフリン。玉児がみんなに上奏させたと思う。英親王は摂政王がいなければ、今日の清も陛下もないと訴えるが、ドルゴンに代わり指図されたと思ったフリンは「朕こそが清の皇帝だぞ。天下が朕に従うべきなのにドルゴンが死ねば天下は背くのか?」と怒りだす。先輩風を吹かす者は嫌いだと。英親王は「先輩の知恵なく後世の繁栄はない」と言い、怒って出て行ってしまう。

朝廷が散会となり、ボゴルは英親王を追いかける。「親王は長年出征され、ご存じないかと思います。十四叔父上が気の毒です。今や英親王しか摂政王として補佐できる者はいないかと」と話すボゴル。英親王は「ホンタイジに似て横暴な皇帝だ。だが、お前は見込みがあるようだ」と言う。


散歩中、玉児はフリンと偶然会う。行こうとする玉児を呼び止め「母上は私とドルゴンとどちらが大切なのですか?」と聞くフリン。母上も帝王の扱いで葬儀せよと?と。玉児はずっとフリンはドルゴンに守られてきた、厚遇するのは単に彼への恩に報いるため、あなたは親政を始めたばかりでこんな時こそ人心を得る必要があると言う。


ドルゴンの葬儀が行なわれる。
宮中の大臣、太監、宮女が悲しんでいるだけではなく、都の民も廟で供養していると聞くフリン。
フリンは幼い頃、ドルゴンから乗馬を教わった時のことを思い出す。小六子から白い布を渡され、それを結びつけフリンも供養する。去ろうとした時、宛寧と静児が来る。

陛下と摂政王は父子も同然、きっとおつらいでしょう、とフリンを気遣う静児。しかし怒っている宛寧は「薄情な人はつらくはないですよ。本当は祝いたいのに悲しい顔をしてるほうがつらいはず」と言う。「できることなら十四叔父上と騎馬や狩猟を楽しみたい。宛寧、そなたなら分かるはずだ」と沈んだ声で宛寧に言うフリン。しかし宛寧は「口先だけの感情など私には理解できません」と言う。フリンは釈明させてほしいと言うが「必要ありません。お暇なら他の方とお戯れを」と言うと宛寧は行ってしまう。

「宛寧を傷つけたのですね」と静児が聞くと、フリンは「彼女一人いなくなっても、どうでもいい。皇宮から出せば煩わしさも減る」と返す。静児は「どうでもよい人が煩わしいので?」と聞く。今日は強がっても明日は後悔するかもしれない、宛寧を残してください、体面の方が大切ですか?と。「体面?簡単に言うが、体面のため朕はそなたを娶らねばならぬ。違うか?」と言うフリン。そしてフリンは静児に"鳳求凰"を見せる。「なぜ私の鳳求凰が?」と驚く静児。「これは朕が宛寧に贈るかんざしだ。そなたがいる限り、宛寧には着けられぬ」と言うと、フリンはかんざしを投げ捨てて行ってしまう。


宛寧を呼んだ玉児は「摂政王の件は上出来よ。借りができたわ。望みどおり皇宮に残してあげる。だけど封じられるのは妃までよ」と話す。感謝をした宛寧だったが、もう皇宮にはいたくないと言う。玉児に理由を聞かれ「陛下が襄親王に嫁げと」と答える宛寧。そして、ひざまずいき、栄華は望めど嫌いな男には嫁げません、と言う。君子に二言はなく、陛下が結婚を認めた以上、撤回はできないと言う玉児。宛寧はボゴルに嫁ぐくらいなら出家しますと言い返し、玉児は3日以内に答えをあげると約束する。

宛寧が行った後、素直で頑な宛寧が若い頃の玉児に似ていると言う蘇瑪。心から先帝を愛し、十四親王からの求婚を拒んだと。「ボゴルとドルゴンは雲泥の差よ」と話し、昔、ドドに辮髪を贈り、失明したドドを健気に看病し続け、最期を看取るも告白することがなかったあなたのほうが私以上に似てると言う玉児。蘇瑪は涙を拭うと「ずっと孤独で気難しかった陛下が愛する人と引き裂かれてはきっとおつらいかと」と言う。


静児が宛寧の部屋に行くと、宛寧が荷物をまとめていた。「陛下と別れられるの?」と聞く静児に「悲しくないわ」と強がる宛寧。夢も皇后になる運命の人にはかなわない、あなたが羨ましいと。そこに宛寧の出宮を認め、静慈庵で100日修行に務めるようにという玉児の命令が届く。


宛寧を静慈庵で修行させると聞いたフリンは急いで玉児の元へ。
「十四叔父上のことで恨みがあるから私を苦しめるのですか?」と言うフリンに、蘇瑪は誤解だと言う。「これもすべて…」と蘇瑪が言い始めると「おやめ」と止める玉児。しかし蘇瑪は「尼寺の修行となれば婚礼は取り消せるため、100日の間、別の秀女を親王に与えるのです」と玉児の気持ちを伝える。皇太后の苦肉の策だと。玉児の思いが分かり、フリンは部屋を出て行く。


夜遅くまで祈りを捧げる宛寧に、静嫺師太が声をかける。静嫺師太は声をかけた相手が宛寧だと分かり驚く。

「入宮したのではなかったの?」と宛寧に聞く静嫺師太。宛寧は「昔はよく私に話してくれましたよね。皇宮は陰湿な所だから普通の人に嫁げと。あの頃は分かりませんでしたが、今は違います。バカにされるくらいなら、ここで静かに暮らします。置いてくれますか?」と言う。頬笑んでうなずく静嫺師太。


宛寧が気になって眠れないフリンは、馬を走らせ静慈庵へ向かう。

フリンが来た時、宛寧は酔ったボゴルに乱暴されそうになっていた。フリンとボゴルはもみ合いになり、倒れたロウソクで火事になってしまう。フリンはそんな中、戯れではなく初めて人を愛したと宛寧に告白する。そなたしかいないと。「分かっています」と応える宛寧。

逃げようとしたボゴルの上に燃えた木が落ちて来る。そのままボゴルは意識を失う。


皇宮に運ばれたボゴル。侍医は脚はかなり重傷で、回復しても恐らく歩くのは困難だと話す。愕然とした娜木鐘は、息子が治らなければ殺すわよ、と侍医に告げる。そこに玉児が来る。
ボゴルの容体を娜木鐘に聞く玉児。娜木鐘は「しらじらしいですね」と言う。蘇瑪は今回の件は事故だと言うが、陛下と宛寧が息子を陥れたと言う娜木鐘。そんな娜木鐘に「ボゴルが夜中、尼寺にいた理由は誰にも明白だわ」と玉児は言う。

「忘れたのですか?陛下が宛寧を与えたのですよ。息子が何をしようと勝手では?陛下こそ夜中なのに抜け出したそうではないですか。きっとボゴルは誰かの逢瀬を見てしまって激怒したのかと」と娜木鐘は言い返す。玉児は「どんな理由があれ君子を襲ったのは事実よ。紫禁城の主は誰?母親まで血迷わないことね」と言い出て行く。
怒りの収まらない娜木鐘は、侍女にすぐ英親王と福晋を呼ぶように命じる。


怯える宛寧と添い寝をしようとしていた静児は「これからは姉妹も同然よね」と言う。「姉さん」と嬉しそうに言う宛寧。そこに蘇瑪が来る。「皇太后の命令で宛寧を謹慎に」と言う蘇瑪。2人に近付いた蘇瑪は、小さな声で「これも宛寧を守るためなのです」と告げる。


「今回のボゴルの災難についてどう思う?」と英親王に聞く娜木鐘。心が痛み、明日にでも大臣と上奏し、皇太后と陛下に正しい裁きを求めると英親王は話す。娜木鐘は「明日はドルゴンの葬儀よ。陛下が死に追いやったのは誰もが承知だわ。ボゴルも災難に遭った。次は誰が憂き目に遭うことやら」と言いながら英親王を見る。そして先帝の死後、あなたとドルゴンの支えなくば今の陛下はなかった、ドルゴン亡き今、あなたは怖いものなしよ、あなたが何をしようが全力で支持するわ、と言う。フリンに我慢を重ねてきたのもこの日のためだ、とつぶやくように言う英親王。


フリンは「ボゴルはどうなるので?」と玉児に聞く。玉児は「生かしたい?それとも死なせたい?」と返す。フリンは「弟の死など望みません。宛寧への無礼がなければ私は絶対に…」と言う。娜木鐘側が何か画策していたことを知っている玉児は「このまま黙っているとは思えない。どう善処するべきだと思う?」とフリンに言う。そもそも今回の件の発端は宛寧にあると。フリンは宛寧を許してほしいと頼み、もし殺すなら私も死ぬと言う。


ーつづくー


Σ( ̄ロ ̄lll)
ドルゴンが亡くなってしまいました……。
フリンのことでは心残りもあったと思うし、心配もしていたと思うけど、玉児の胸の中で亡くなることができたのは、きっと幸せだったよね(;△;)

静児が可哀想(;△;)
フリンが宛寧を皇后にできないのは静児のせいじゃないのに…。
それに静児だって皇后になりたくないと、フリンだって知ってるはずなのに!!(*`ω´*)

蘇瑪はドドを看取っていたのね…。
蘇瑪の気持ちを思うと切なすぎる(;_;)

あとね、もしフリンとドルゴンがこじれた時、ドドがいてくれたら違ったと思うの"(ノ_・、)"

娜木鐘がいろいろ企んでいるみたいで心配。
残りもあと2話!!
どうなってしまうのー!?というところで、月曜までおあづけです…(TωT)



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2 コメント

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ドルゴン (Apple)
2014-05-17 16:29:58
ドルゴン、亡くなっちゃいましたね(;_;)
ユアルの腕に抱かれて…来世できっと結ばれるよね~
最後に会えてよかった~

今回はね、スマがドドの事心にあって嬉しかった~
そうだよね!あんなに好きだったし、小ユアルと間違われても看病し続けていたんだものね~
この話を聞いて嬉しかった~

フリン!静児を責めるのはお門違いよね( *`ω´)
可哀想だわ~

でも、フリンもちょっと母の事…昔を思い出したりとか、ドルゴンの事とか
心入れ替えるかな?
好きな人と一緒にしてあげて欲しいけれど~
宛寧はボゴルを嫌いっていうのは分かったのですが…
フリンを本当に心から好きなのかな?好きなんですよね?

後2話ですね~スマの事のモヤモヤは解消したわ(^ ^)

うささん、ありがとうございます(*^^*)
返信する
(:_;) (time)
2014-05-19 23:35:52
十四爺が、、、
お亡くなりになりました。

最後に「必ず見つけ、必ず選ぶ」という
言葉を聞けて思い残すことが無く
旅立たれたのではないでしょうか。

続編があったら、
ちゃんと見つけに行ってくれるといいですね、
玉兒。

最後は玉兒とは良い関係になりましたが、
姐姐仰るように、十五爺が生きていれば
福臨ともいい関係だったのかもしれません。
なかなか上手くいきませんよね、
このドラマの人間模様。

博果爾と福臨の諍い、レベルが・・・
十四爺が支えてきた清朝は大丈夫なのでしょうか???
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