Sleeping in the fields of gold

小麦畑で眠りたい

幻~?

2015-03-31 | Weblog

IKKOさんじゃないのだけど。
東京の櫻は満開ですね。

うちの近所の方も、まちまちなのだけれど5部咲~7部先くらいに、たった今日一日でなりました。
咲き始めると、なんと早いことか。

まだ蕾も残る櫻を見上げながら歩いていた。
ふと、信号で立ち止まり、電線を見上げる。


あ゛?

燕?


かわいらしい燕尾服の御仁がちょこんと座っている。
あぁ、もう帰ってきているんだ。


お帰りなさい。
もう、すっかり春だね。
嬉しいね♪

たくさん元気な赤ちゃん産んでね?

なんだろう。
こんな地味な私でも。

春は、心躍る。


座布団、一枚!

2015-03-29 | Weblog

美容院に行ってきた。


カラー剤が、私の手の甲についてしまったのに気づいたカンちゃんが、濡れたタオルを持ってきて拭いてくれた。
親指の方についていた汚れは落ちたのに、まだ手の甲を拭いている?

ん?

と思って見ると…。

彼女が落そうとしているのは、私の手の甲にある「痣」である(爆)

「カンちゃん…、それ、痣だから。こすっても落ちないから…(笑)。なんつーベタなボケを。君は大阪人かっ!」

二人して大爆笑。
腹いてぇ。


すげー。こんなベタなボケかましてくれる人、見たことないゎ(笑)。




塩辛い水

2015-03-29 | Weblog
(本来は、このようなものらしいです(笑)美味しそうだね。じゅるっ!)




今日のご飯は、鯛のアクアパッツァ。
アクアパッツアとはなんぞや?って感じですが。

魚介類と野菜を一緒に白ワインで煮た、イタリアのお料理。
塩辛い水、の意だそうです。

ま、使っているのが冷凍保存していた鯛の切り身なんでね。
再現には限界があるけれども。

冷凍食材、ことに魚をどうやって活かすかって、大変だよ。
魚はどうしても臭いが悪くなってしまうから。身も乾燥するし。冷凍すると。
けれど、毎回毎回新鮮なものをその日に買うってわけにもいかないのさ。

なんちゃってアクアパッツァなので、テキトーよ。テキトー。
鯛の切り身を自然解凍して、しばらく塩振りして。その後、霜降り(お湯にセロリの葉を入れてみた)。
ニンニクとショウガ(ショウガは普通入れないね、たぶん)と、セロリ、セロリの葉も投入(こいつは偉大、結構使える。香りがいいんだ)しめじ、エリンギ、トマト、あさりの水煮缶(本来は生のあさりでやるはず)などを入れ、鯛の切り身を15分ほど煮る。白ワインがないので、日本酒。ま、どうにかなろう。ベランダのローズマリーも入れて、臭み消し。ほんとはオリーブとかケイパーとか入れるらしいけれど、ないゎ、うち、そんなん。タイム欲しいなぁ。生の。

という超テキトーなアクアパッツァもどきなのだけれど、ま、そこそこ食べられました。
意外に(古い割には)鯛は、ふっくら煮えて悪くなかった。

フキノトウご飯と、卵のスープ。ほうれん草のお浸し。
フキノトウご飯は出来合いの炊き込みご飯の素ですがね。
春の香~~~♪

洋なのか、和なのか分からんけれども。
これを自分一人の為に作っている時点で、私は結構「エライ」と思います(笑)。

もはや「食べること」くらいしか、楽しみがないのよ(涙)。


あの子が欲しい

2015-03-28 | Weblog
(咲いたら、こんな感じになるのだそう)



欲しかったあの子がうちにやってきた。

ふふふ♪

「クチナシ」

生協で苗を売っているのを発見して、先日注文。
クチナシの香が、好きでねぇ。
甘ったるい香なんだけど、自然の花の香だから大丈夫なの。

香水だと、どうしても頭が痛くなってしまうんだけど。

香の強い花はあんがい好き。黄色いフリージアとか。
でも、本物のお花でないとね。甘いけど、まるで嫌味がない。
自然の不思議。

小さな苗。
ビニルポットに入って。

開花が初夏なので、すぐに植え替えせねばならん。
原産は温かい国、たしか台湾とかそこらへんだから、寒さには弱いのよね。

ちゃんと根づいてくれるかなぁ♪
バラ咲きのクチナシ。

楽しみ♪
あの甘い香りを、家で楽しめたら。

恋する君を、我が手で育てるなんて。
まるで源氏の君の気分だよ(笑)。

なんたる贅沢♪






お疲れさん

2015-03-28 | Weblog

羽生君、銀メダルおめでとう。
連覇を狙っていた中、銀メダルは君にとってはとても悔しいものだろう。

でも、これだけ立て続けに君を襲った不運、手術後、練習を再開できたのは今月に入ってからのことという。
そのような条件下で、銀メダルをそれでも掴み取る気力は、見事だと思うよ。

お疲れさん、よく頑張ったよ。

あれだけの流血事故を起こしたそのリンクで。同じ曲で。
怖かったろう。
フラッシュバック、しないはずはないよ。

結果よりも。
ここでもう一度、ファントムを滑りきったことの方が、私は大きいと思う。
よく、超えたな。

そりゃ、悔しいな。
負けず嫌いの君だもの。悔しかろう(笑)。

でも、友人のフェルナンデスは伸びやかに楽しそうに、素晴らしいスケーティングをしていた。見ていて、こちらも楽しくなった。デニスも滑らかにエッジに乗って、見事だった。
トップ集団の中で「勝ち続ける」ということは、そう簡単なことではない。
実力は紙一枚の差しか、違わないのだもの。
練習をした分しか、返ってこない。

銀メダルは、むしろラッキーな結果だと思うよ。

しかし、日本人選手の他2人の結果も振るわなかったから、次回の世界選手権の日本の男子出場枠は3人から2人へ減ってしまったね。
厳しいな…。
小塚君も無良君も、なんで力を持っているのに本番で発揮できないのだろうかねー。
なんかもっと音楽を自分のものにすればいいのに、と思うんだけど。

死ぬほど練習しているんだから、音も動きも頭に入っているはず。
あとは氷上の「役」にスポンと入ればいいだけだと思うのだが。音で自然に体は動くだろうし、いっそ「何にも考えない方がいい」んだよ。どうして「役」に入れないのか、それが私には理解できない。

彼らが本来、もっとできることを知っているからこそ、口惜しい。

ジェイソン・ブラウンはいいね。相変わらずノリノリで♪
この子のスケーティングは私は好きだなぁ。股関節柔らかいし(笑)。
表現力の素晴らしくある子。
超ゲイっぽいけど。かわいいよ♪
これで4回転ができれば、間違いなくトップに来るのに惜しいよなぁ。(彼は4回転ができないのです)
あと、せっかく美しい身体のラインをしているんだから、もっと体のラインを活かす衣装を作るべき。
たぽたぽのチュニックとかじゃなく。

まぁ、でも。
羽生君は、この状況で出しうるベストな結果を出したと思う。

よく頑張ったよ。
お疲れさん。

捻挫、早く治せよ。
無理するな。
休むときは、ちゃんと休め。


大丈夫。
君なら、必ず今日の自分を超えられるから。

君の強さは、その「不屈のメンタル」だよ。






踏ん張れ

2015-03-28 | Weblog

フィギュア世界選手権。
羽生君にとっては、因縁の上海ですなぁ。

今日は男子ショートプログラムだったが、病み上がりでほとんど練習らしき練習もできずに出場している羽生君は、どうなることやらと見守っていた。練習でさえ、普段ならまず問題なく飛べているジャンプが軒並み着氷時に不安が残る感じであったし。

ちょっと肥ったよね、たぶん。
顎のあたりに少し肉がついている感じがした。
若くても、ちょっと休むだけで肥っちゃうもんなんだなぁ。

4回転トゥループが着氷が乱れて、手をついちゃったけれど、まぁ、どうにか踏ん張った。
よくここでこけなかったよな。普通ならこけてそう。

あとは無難にこなしていた。

ただ、やはり身体のキレはあまり良くない感じ。
いつもの感じではないな。
そりゃ、練習していないのだから、当たり前だけれど。
右足の捻挫も、痛いからあまり曲げられない。だから、柔らかさがいつもに比べて、ない感じがする。

SPではトップだったけれど、フリーはどうかな。
連覇はちょっと難しいのじゃないかなという気が、個人的にはするのだけど。

させてあげたいけれど、こういうトップ選手の中で数日でも練習を休むということは非常に大きい。
その差は、やはり出るものだと思う。
というか、出なければ、毎日練習を続けている選手の苦労が報われない。

ま、この調子で頑張れ。
ミスを最低限に抑えることができれば、表彰台には乗れるかも。






初挑戦!

2015-03-27 | Weblog

お恥ずかしい話であるが…。
アテクシ、「鶏のから揚げ」というものを作ったことがない(笑)。
記憶にない。

別に普通に好きだし、揚げ物はたまにはする方なのだが、鶏のから揚げは「買ってきた方が美味いじゃん」と割と本気で思っている。
そもそも揚げ物を家庭でするって面倒くさいですからね。洗い物とか、後片付けとか。
油も跳ねるから、掃除も増えるし。

冷凍コロッケ買ってきてあげるくらいはやるんだけど。
一からは作らないなぁ。それも美味しいんだろうけれどね。大変だもーん。
種を一回冷やしたりしなきゃいけないし。

でもね、なんの出来心か鶏のから揚げが食べたくなって。
ネットでレシピとか調べて、やってみたのである。

下味とか長時間つけなきゃいけないのかと思っていたのだが、案外短くていいのね。
15-20分くらい、お醤油とお酒としょうが汁で。

で、そのレシピによると二度揚げをするというので、二度揚げしてみたんですゎ。
160度で揚げてから、少し肉を休ませて、180度でもう一度。
160度で揚げた時点でもう結構色がついてしまった。醤油だから焦げやすいんだな。だから、15分なのね。納得。

うちのコンロは揚げ物モードがあって温度設定できるようになっているのだが、160度から180度に途中で変更しても、一向に「温度に達しましたよ」というピピピ音がならんのだ。普通鳴るんだけど。箸入れると、結構泡が出ているし、もういいんじゃないかと二度揚げを投入したところ。


跳ねまくりっ!

油も少な目だったし、あまりにも勢いが強く水が蒸発してバチバチいってちょっと怖かったので、思わず火を止めちまいましたよ(笑)。

おかげで出来上がりのから揚げはちょっと油っぽかったですゎ。
吸っちゃいましたね。

いやぁ、でも発火しちゃうんじゃないかって気がしたので…。(←おい)

まぁ、一応それなりに食べられたし、火の通り具合は悪くはなかったのだが。
結局、あの温度は一体何度だったんだろうか?(笑)

焦げ気味な気もしないでもないが、味は悪くもなかった。

つぅことで。
唐揚げも、どうやら恐怖にさらされながら、できそうなので。

懲りずにまた次回、色々試してみようと思いまする。
片栗粉(と言う名のジャガイモデンプンだがね)でやったから、上手くいった奴はサクッとした衣で良かった。

しかし、菜箸の先が焦げた…(涙)。
ステンレスの菜箸、ほしいゎ。





沈痛

2015-03-26 | Weblog

ドイツのルフトハンザ航空の子会社、ジャーマンウィングスがフランスで墜落したというニュース。
見事なまでに機体はバラバラだな。
墜落炎上したのだろうし、果たして遺体を回収できるのかどうか。

友人ファミリーが実はデュッセルドルフに駐在している。
亡くなったと思しき邦人の名前を見る限り、大丈夫そうなのだが、そこでほっと胸をなでおろすのもまた不謹慎だ。

年賀状くらいしか連絡しなくなって何年も経つが、久しぶりに友人にメールを送ってみた。
元気にしているといいと思う。
子どもたちはドイツ語ペラペラになっているかもね。


LCCだから事故に直結ということではないかもしれないが、やはりLCCが拡大するに伴って事故も増えている。
便数が増えているのだから当然とも言えるが、やはり格安にするには「どこかで」コストを抑えなければいけない。

問題は「どこの」コストを切っているのかということ。
人員を削れば、やはりそれは安全面に直結してくる問題なんだよな。
ただでもパイロットは不足している現状だし。

ルフトハンザはもっとも安全な航空会社とも言えるくらいだし、その子会社でさえ事故が起こるようなら一体どこを信用すればいいのかとつい思ってしまう。ドイツって質実剛健で、きっちり仕事をやる気質の国だし。

原因究明にはまだ時間がかかるだろうが、せめて遺体の一部でも遺族の元に還せるよう、救助隊員たちに頑張ってほしい。

改めて、空は人間の領域ではないのだと、知る。





かわいい♪

2015-03-22 | Weblog

もう、缶がかわいい♪
そう、それだけです♪

春だよ、桜だよっ!ってことで。

ただ、ただ缶の為に買ってしまいました。

味は普通のスーパードライのようです。
日頃飲んでないから、あぁ、こういう感じなのかってくらいだけど。

やっぱり私はプレモルの方が好きだけどねぇ。

でも、この缶は華やかで楽しいから許す!
ビールもロゼ色とかできないのかな?

この缶で、中身もちょっとピンクっぽかったら、すごく楽しいのに~♪

抹茶なのかねぇ

2015-03-21 | Weblog

最近、巷で外国人観光客の日本土産に人気だというキットカットの抹茶味。
試しに買ってみた。

ミニサイズの奴。

キットカットはもともと「甘いな」という印象があって、それほど好きではないのだが、まぁ、物は試し。

結果:

甘っ!

うん、やっぱり甘かったね。
そして「抹茶」というほど、抹茶の味もしない。

仄かに抹茶はかほるけれども、甘さがきつくて、う~ん、私は好みじゃないなぁ。
ただ、外国人がこれを気に入る理由は分かる。

「分かりやすい甘さ」が前面に出ていて「苦にならない程度の抹茶の香」があるから。

もう少しビターにできたら、良かったのになぁ。
後味に特にきつく甘さが残るのが、残念。







パカパカ

2015-03-19 | Weblog

え~。
先っぽの白いところが火傷の痕なのですが…。

パカパカしとります。

痛みはないのですが、これ、このままなんかな?

皮、剥けるのかしらん?

う~む。キモい。

やっちまった~

2015-03-15 | Weblog
(このバンドエイドの巻き方が正しいのかどうかは、この際おいといてくれっ!)



焼き芋を作った。

宅には「焼き芋鍋」というものがあって、厚手の陶器の鍋の底に小石が敷かれている。
石焼き、である。

そこに芋を並べ、1時間強、火にかけると、それなりの「石焼き芋」が出来上がる。

北陸新幹線で盛り上がっている加賀の地野菜の五郎島金時芋である。
さっぱりとしていながら、甘みは強い。

でね。
切って、焼いていたんですゎ。
時折、転がして。

菜箸でやっていたのだけれど、面倒くさくなって手で転がしたのです。


?!


あっつ!


火傷を致しました…(涙)どよ~ん。


左手の人差指の先っちょ。

小石がですね、芋にくっついていたのですね。
気づかずにそのまま素手で小石を触ってしまった…。
すぐに水で冷やしたけれど、徐々にじんじんと痛む…。


嗚呼。火傷ってやつはちっこくても痛いですね。
しくしく。

氷で冷やした後、ベランダからアロエの葉っぱをちぎって、患部に当てて、バンドエイドで止めた。

若干水ぶくれ気味だが、でも、アロエは優秀なのよね。
火傷にはアロエですよ。

2日目には、普通にバンドエイド+オロナインだけで大丈夫になった。(ところでオロナインのHはなんのH?)

しかし。
指一本使えないだけで、色々と不便ですねぇ…。

髪の毛洗ったり、顔洗ったり。
大事なものですなぁ。
洗いものするにも、左手と言えど人差指使えないと、やっぱり不便ですね。

痕残るかなぁ。
早く治ってくれぃ。

高くついた焼き芋でした。



かぐや姫の物語

2015-03-14 | Films

昨日、TVでジブリの『かぐや姫の物語』を初放映していたので、途中から見た。
録画はしておいたので、途中から見て、翌日残りの前半を見るという、なんというかおかしな見方になってしまったけれど。

いやぁ、なんといっても。
記憶に残ったのは。

御門の顎!

ご覧になった方、いらっしゃいます?
そりゃ顎でしょうよ。あのアゴ。



びっくりしたゎ♪

御門がいきなりかぐや姫に抱きついて「私にこのようにされて喜ばなかった女はいない」とぬけぬけと!w
すげぇな、さすが御門!

しかし、その顎!
長いからっ!
アントニオ猪木みたいになっているからっ!

もうぅ、楽しかったですね。
御門の顎が。
キレイな顔立ちしているのに、顎が異常に長いの。

ふふふ( *´艸`)

でも、抱きついておきながら、姫に嫌がられるとサッと引いて「出直すから」と言えちゃうところが、御門のお育ちの良さよねぇ。
異常に自信家なのに、品があって嫌味にならない、よき御門でした。
これでただのハンサムだったらつまらない御門になっていたのだけれど、あの異常な顎の長さによって、愛らしい人物へ。
キャラ設定、成功です!

この映画、本当にいろんないい俳優さんが声優をやっているのね。
御門の声は、なんと中村七之助君だったらしい。へぇっ。
女形の声でいつも聞いちゃってるけれど、七之助君、御門に似合っていい声だったなぁ。

あと、竹取の翁。
亡くなられた地井武男さんなんですね、声が。
なんかね、良かったです。

ちょっと聞いて、あ、地井さんだってわかったんですよね、なぜか。
姫の為に良かれと思って都へ赴いて、貴族の暮らしをさせようと奮闘するのだが、姫は本当は全然そういうことを望んでいなかったのですね。田舎で野山で暮らしていた方が幸せな子だった。けれども、翁としては、彼女の幸せを望んでそうしていたんでしょうねぇと。地井さんの声で翁に非常に情感が生まれて、とてもいい味わいになっていた。これが、遺作だったかな。ちぃちぃの声でなければ、この翁にここまでの情味はでなかったろうな。

姫の教育係の相模という女御、高畑淳子さんの声だったのですが、これも良かったですねぇ。
とても似合っていて、聞いてすぐ分かったんだけれど、キャラ設定がおそらく俳優さんの顔だちに基本似せて作っているみたいね。それはそうよね。だって、顔の骨格があるからその声になるというところがあるから。骨格を似せたキャラならば、より違和感がない気がする。

アニメにしては非常に長くて、3時間近くあった。
でも、原作の「竹取物語」に割と忠実に作られている感じがした。幼馴染の捨丸の話は創作だろうけれど、あとは基本的に忠実な感じ。

最後の、姫を月から迎えにくる一団。
仏様の一団なんだけれど、奏でる曲が異様にポップで笑った。
ファンキーやな。

そのくせ、無表情なんで怖い。
あのポップさがツボでやんした。

原作では確か、御門は姫から「不老不死の薬」を貰うんじゃなかったかな。
でも、御門は「姫のいない世界で不老不死になっても意味がない」と、その薬を山の頂上で燃やしてしまうのです。
それが、富士山(不死)からたなびく煙になったとか…という話だった記憶がおぼろげにありまする。

長いけれど、丁寧なアニメでしたね。
一つひとつの描写が、本当に手間暇かけていることが分かった。
ふとした山の風景などにも画面の端にアケビの実が成っていたりして、ぐっとくる。
アケビ、大好きなんですよね♪。あのほの甘い、なんとも言えぬ薄紫色。たまんない♪
木になっている本物のアケビを見たことないのよねぇ。買って食べたことはあるのだけれど。
見てみたいなぁ。

ただ、公開時に「姫のおかした罪と罰」みたいなサブタイトルがあったのだけれど、それは結局よく分からんかったな。
原作でも、確か明らかにはされていなかったはず。
要は、姫は月の都から、何か罪をおかし「流罪」で、地球に送られてきているのですね。
罪は分からんけれど。罰は、愛した地球の生きとし生けるものすべての記憶を、忘れること、ですかね。
だとしたら。月の都の罰というのは、えげつないな(笑)。

姫が記憶を無くしてしまうエンディングも。
甘さが一切なくて、逆に良かった。

静かだけれど、いい映画であった。
正統派の「かぐや姫」。

でも、何と言っても一番の功労者は、「顎」です。
あぁ、アテクシの愛しい御門♪

その長い顎に、優しいキスをしたいです(笑)♪


トヨエツ、オンステージ

2015-03-12 | Films

もう、なんていうかね。
ストーリーなんてこの際どうでもいいさね。

娚(おとこ)の一生』という映画を観た。

原作が漫画なのだが、実はこの西炯子さんという漫画家さんを若い頃アテクシはとても好きだったんですね。数十年前になるけれど、当時発売されていた漫画は全部持っていたと思う。まだ彼女がこんなにメジャーになる前の話で、少しBL的な香りのするお話も描いていた頃。

タイトルを忘れてしまったけれど、二人の少年の話があった。片方の少年が学校を休むようになって、お見舞いに行くと、ベッドの周りに蔦が絡まっている。少年二人にしかその蔦は見えない。会うたびにその蔦は旺盛に茂り、ついには部屋じゅうが植物でいっぱいになって、寝付いていた少年はがんじがらめに亡くなってしまう。繊細な作風でとても好きだったのだけれど、炯子さんの作品は、皮膚の内側がチリチリと痛む感じがする。好きなんだけれども若い私にはそれが辛くて、ある時漫画を処分した際、彼女の作品もすべて売ってしまった。でも、この話はなぜかずっと心に残っている。

それから何十年も経って、街角で彼女の作品を見かけた。絵柄は随分変わってしまったが、あぁ、炯子さんだ、と。
だから、彼女の作品が映画化されると知って、この原作は未読なのだが、なんだか古馴染みに会うような懐かしさを抱いている。
ここまで何十年も良く描き続けて、頑張ったなぁと。

まぁ、ちょっと本筋以外に、そういう思い入れのある原作者なわけです。


で。
『娚の一生』


30代半ばの綺麗で巨乳で、料理も上手く、超エリートの女性が、生まれ故郷にふと帰ってくる。ソツなくなんでもこなす彼女だが、恋愛だけは不得手で、幸せになれない恋ばかりしている。そんな彼女が、故郷の祖母の葬式で出会った50代の大学教授と、いつしか恋に落ちていく、というなんつーこともない話なんだが。

この癖の強い教授をですね、豊川悦司さんが演じるわけです。
最近、トヨエツも老けちゃって顔たるんできたよなーとか思っていたけれど。

このトヨエツはいいですねぇ。ロマンスグレーの男の魅力全開!
しかも、結構イラつく男なんですが、このトヨエツなら「仕方あるまい」と受け入れてしまうレベル(笑)。
いやぁ、エロスダダ洩れだろって感じで、もう笑っちゃった。

話はなんでもいいよ、もう(笑)。

噂になっていた「足舐め」シーン。
いや、良かったス♪思っていた以上にガッツリやってくれていた(笑)。

ただ、榮倉奈々ちゃんがなぁ。足キレイなんだけど、エロくないんだよなぁ、この子。
もそっと濡れ場ちゃんと撮ってくれても良かったんじゃないかと思うのに。足舐めシーンも、もそっと官能的な表情できんかねぇ。私だったら、ここはもっとちゃんと濡れ場撮りたいけどなぁ。物足りなかったですねぇ、アテクシは。

でも、足舐めシーンはおススメです♪

もうこれは、「トヨエツのトヨエツによるトヨエツのための映画」と言っても過言ではない。
関西弁のトヨエツもいいです。(というか、この方大阪生まれなのでこちらが本来の姿なのよね)

ストーリー的には、トヨエツがあまりにもファンタジックな描かれ方をしていて、男尊女卑的ふるまいが多いくせに、女が困った時には現れて助けるとか、けっ、けけけっ!って思っちゃうけれど。

ま、いいよ。
細かいこと言ってもしゃぁないわ。


だって、これは「トヨエツのダダ洩れするエロスを堪能する映画」だから。(←My認定)




2015-03-12 | Weblog

バスで傘を持っている人を見かけた。
今日、雨は降っていない。

昨日は降っていたか。

だが解せぬことは。
腕に提げているのは「傘3本」なのである。

1本なら分かる。雨が降ると思って持ってきていたとか。
2本も分かる。前日に誰かから借りたのを返すためとか。
でも、3本は…。

「なぜ、あなたは傘を3本も持って歩いているのか?」

後ろからとんとんと呼んで、聞いてみたかった。
とても。

(小心者なので、聞けなかったけど)

謎。