Sleeping in the fields of gold

小麦畑で眠りたい

オヤジ・ヴォイス

2012-03-31 | Weblog

乳飲み子が泣いている。
電車の中で泣いている。

人は、こんなにも大きな声を出せる。

一方、私は声が小さい。
とても小さい。
ぼそぼそと話す。

けれども、生まれながらに人は。
こんなにも大きな声を出せるのだと思う。

何にも縛られず、抑えられず。
全くの自由な状態であれば、人はこんなにも大きな声を出せるのだ。
それは野生の動物が、雄たけびをあげるのにも似ている。
驚くほどの声量がある。

人は本来。
それだけの声量があるのだろう。

しかし、様々なしがらみから、私の声はかぼそくなる。
聞き取れないほど小さくなる。
話すことさえ、ともすると面倒になる。

泣き喚く子どもを五月蝿いと思った。
それを懸命にあやしている母親を哀れに思った。

いないいないばぁ。

子どもはケタケタと笑い出す。
声量は変らずとも、笑い出す。
げへへへへ。
オヤジのような声で笑い出す乳飲み子。

あらゆる乳飲み子は、オヤジである。

げへへへ。
げへへへへ。

この子も。
あと4年もしたら、小さな声になるのだなと思う。

少し、寂しくなる。

小さなオヤジの笑い声を聞きながら。

ほんの少し。
寂しくなる。


揺らぎ

2012-03-30 | Weblog

つかの間の。
自由を楽しむ。

もそもそと戸棚の上から揚げ物用の鍋を取り出してきて、エビフライを揚げる。
1パック12匹。1ダース。小さめのエビだが、全部揚げる。
全部一人で食べる(笑)。

むしゃむしゃむしゃ。
尻尾まで全部食べる。
尻尾がしゃりしゃりして、結構好き♪
お腹一杯。

キャンドルライトだけでお風呂に入る。
暗闇の中で、和蝋燭が窓からの風に揺らぐ。

揺らぐ。

しんと。
物音一つしない静けさの中で。

久しぶりに息がつけた気がする。

つかの間の。
深呼吸。


Attn. 芝焼き部 部長殿

2012-03-07 | Weblog

芝焼き部 部長殿

素晴らしいものを発見いたしました!
こちらをご覧下さい!

『すね毛フォント』

ほおおおおおおおーーーーーっ。
素晴らしいですねっ!

焼いてチリジリにしてみたくなりますね。
きっと芝焼き部部長殿のお気に召すと思い、転載いたしました。

しかし、一体全体どのような文章にこのフォントを使ったらよいのか、疑問・・・。