テイルズな日々 - The days that are tales -

テイルズウィーバーで行く、エルフィンタ鯖(旧ルグ・トレネ)での津々浦々生活~。

5年振りの植樹へ。

2023-11-05 05:41:37 | がんばれ、日本。がんばれ、福島
2023.11.4 桜ライン311(陸前高田市)

おはようございます。

昨晩21時頃に訪問先である大船渡・陸前高田市より帰還致しました。
朝から筋肉痛かな??と思っていたのですが、日々のウォーキングの成果?もあって身体の方は特段問題ありません。ただ全体的にドッと疲労がたまっているなぁと感じます。

あまり疲労が溜まると逆に十分睡眠ができない自分です^^;
寧ろ中途半端に疲れていた方がよく眠れますw


---

昨日は陸前高田市にて活動されている認定特定非営利活動法人(NPO)桜ライン3.11が主催する桜ライン311プロジェクト・秋の植樹会にボランティア参加をしてきました。

当活動法人は3.11”東日本大震災”時に発生した大津波の到達点に桜を植樹し、津波の記憶を伝え残すために活動されてらっしゃいます。

今プロジェクトの参加は2018年11月に次いで2回目になります。2019年は都合が合わず欠席となり、2020年から2022年までは中国武漢ウィルス禍による当方の活動を自粛しました。

という事で実に5年振りの参加となりました。
改めて時が経過するのが早いこと・・・。






桜ライン311プロジェクトの活動も中国武漢ウィルス禍によって制限されていました。
これまで春と秋にそれぞれ100人単位からなる全国のボランティアの方々が集結されていたのですが、中国武漢ウィルス禍においては蜜にならないよう参加者を分散させて植樹会を行っていました。

今年2023年秋より従来の”集合型(と表現されています)”の植樹会は久々との事で約50名ほどの参加者が集まりました。

一チーム10~20名程でサクラの苗を決められた場所=津波到達点へ植樹作業を行います。
今回は約20本の苗を植樹しました。今回植樹した苗が順調に育った場合、早くて再来年には花が咲くとの事です。その年に再びこの地・陸前高田に来た時に見れたらいいなぁ。





植樹会から少し時間が巻き戻って昨日の朝。
宿泊先であった大船渡市中心街を散策しました。

大船渡市は陸前高田市に隣接する市街。
同市も陸前高田市と同様に東日本大震災で発生した大津波により甚大な被害を受けました。





特に被害が大きかった大船渡中心街はかさ上げ工事などを行い、その上に新たなホテルや商店などが建築されつつあります。
そして海岸沿いには高さ数十メートルともあるコンクリートの壁(防波堤)が市全体を守るように構築されていました。




防波堤に設置しているスロープを登ることで防波堤の外側に移動する事ができます。
その先にはみなと公園があり、そこから大船渡港を一望できました。

雲の流れ・湾内の静けさ。
2011年3月11日にこの場所で大津波が発生し、街を飲み込んだ一部という事を忘れてしまいます。

対岸をよく見ると同じような防波堤が設置されている事がわかります。
もう二度と被害を出さないという気持ちが伝わってくるようでした。





みなと公園に設置されている「鎮魂愛の鐘」。その袂に設置されている”鎮魂愛の鐘記念碑”には大船渡市における東日本大震災の被害状況,そして鎮魂愛の鐘を設置した経緯が書かれていました。



陸前高田市・大船渡市と前回訪問した時と比較して、東日本大震災で発生したがれきなどの撤去が進み、そうした光景を見ることが殆ど無くなりました。
東日本大震災を知らない方が、今の街の姿を見ると”空地が多いなぁ”と思われてしまうでしょう。

時が流れれば記憶も風化していくものです。
そうした不安定なものを数十年・数百年と今後語り継いでいく難しさもあると思います。

記憶から”記録”へと形を変える事で、少しでも風化を抑える事ができることでしょう。
少しでもその力になれればいいなぁと思っています。

この先の未来に向かって!
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大船渡,そして陸前高田へ。 | トップ | 次来た時はもう少し時間が・・w »

コメントを投稿

がんばれ、日本。がんばれ、福島」カテゴリの最新記事