2024.7.23 会津田島(福島県)
おはようございます。
本日も福島・会津田島の3日前の朝を迎えました。
記事の内容は昨日のものになりますが、前日は当地にて”会津田島祇園祭”が開催されておりました。
祇園祭としては本日24日までの開催となりますが、主に神事が中心となるため南会津町としては今日から”平常運転”へと戻ります。関係者の方々は本当にお疲れ様です。
当方はこれから帰京の途へとつくことになります。
毎年祇園祭に来て一番切ない時間帯ですね。
とは言え時間という世界に生きている以上、必ずこの時は訪れますからね。
来年再び地元の知人に笑顔でお会いできる事を楽しみにしつつ。。
早速昨日の会津田島祇園祭 本祭の内容を。
まずは”日本一の花嫁行列”こと
「七行器行列」が早朝7時半よりスタートします。
昨年は花嫁さんを募集するといった広告を出していましたが、今年は多くの花嫁の方々が参列されてらっしゃいました。外人さんの花嫁さんも数人いらっしゃいましたね。
昨日のブログに記載した浅草の国際化ではありませんが、会津田島祇園祭にも国際化の足音が少しずつ訪れてきたのかも知れませんね。
お党屋本陣からスタートした花嫁行列は田出宇賀神社・熊野神社へ。
行列と共に境内に入り、双方の神社にて頂けるにごり酒”濁酒(どぶろく)”を頂きます。飲んだ後に胃の中でボコボコ行っている感覚がまた良いんですよね。
その後”神輿渡御”が両神社より出発したあと、子供太鼓が行われ午前中のイベントは概ね終了です。
夕方から夜にかけてメインイベントである大屋台運行が行われます。それまで時間があるため街中をウロウロと散策したりしました(お酒片手にね🍺。
そして昼食は何にしようか悩んでいる時、地元のお宅に訪問している方より”近くにラーメン屋があるので行きましょう”という事になり、訪問したのが
「麺や 焚く蔵」さん。
街中にある居酒屋さんの社長さんが経営するお店ということで、醤油ラーメン・味噌ラーメン,タンタンメン,つけ麺などなどバラエティあるメニューが並んでいます。
今回頂いたのが背脂味噌ラーメン。コッテリとした味噌味のスープに背脂がトッピングされていることで、スープの熱を逃がさない工夫がされています。
外気温は30℃を超えている中で激アツなスープ。もう汗だくではいられません^^;
熱いというかアチチの方が表現的に近いのかも知れませんね。
15時過ぎからゲリラ豪雨により、ざっと一雨が来たことで少しばかり気温が下がり過ごしやすくなりました。一方で雨による路面がスリッピー状態となってはしまいましたが。
まぁ元々祇園祭の最中に雨が降る事は当たり前の事象だけに、全然問題ないんですけどねw
そして夕食は数あるキッチンカーから会津地鶏を使用したチキンソースカツ丼をチョイス。
ソースカツ丼は福島会津地方の蕎麦屋さんなら当たり前のように置いてある一品。
一方で東京のカツ丼である煮込み卵をトッピングしたカツ丼は会津では”煮込みカツ丼”になります。
会津の蕎麦屋さんで”カツ丼”を頼むとソースカツ丼が出てくるため、注文時は注意が必要ですw。
そして会津田島祇園祭 本祭のラストを飾る”大屋台運行”が開始されました。
時よりゲリラ豪雨による強い雨が降る中、本町・中町・上町の大屋台が掛け声と共に街中にある国道を駆け抜けていきます。
21時前には互いの町同士の大屋台が接触する直前まで近づける腕の見せ所のシーンも。
この時が祇園祭のクライマックスになります。
ピタッと大屋台を止めた時の大歓声は半端ないですね^^;
そして夜も更け、大屋台運行も22時半前後を持って終了。
それと同時に会津田島祇園祭 本祭がこれを持って終了となります。
キッチンカーを始め国道に設置された各種露店も21時を境に片付け・撤収準備が行われます。
この時が一番寂しいなぁと感じる時間帯ですね。
そして今日は山間部はモヤが掛かった曇り空の朝を迎えました。
国道に出向くと片付けが終わった露店の機材を残し全て撤収が完了,いつもの会津田島の”顔”に戻っていました。
今日は週の半ばである水曜日。
会津田島祇園祭としては最終日である”太々御神楽”が行われます。まだ一度も拝見したことがありませんが。
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会津田島祇園祭開催のニュースは東北・関東圏ではニュースなどに紹介されます。
熱演「子供歌舞伎」 会津田島祇園祭、800年の伝統受け継ぐ(福島民友)
「暑くて大変」日本一の花嫁行列 田島祇園祭 あでやかに「七行器行列」<福島・南会津町>(福テレ)
中国武漢ウィルス禍によって2020年・2021年が中止となり、2022年は縮小開催となりました。
そして昨年の2023年から通常開催へと戻った会津田島祇園祭。
今年は月・火・水と平日開催となってしまい、他県からの観光客の来訪が心配されましたが、蓋を開けてみれば多くの観光客の方々がいらっしゃっていたと思います。
懸案としてはここ数年の猛暑により、日中は殆ど人が出ていないという事実。
地元の露店の方に話を伺うと”客がいないから全然売れない!”と嘆いてらっしゃいました。以前は日中でも30℃を超えるという事は稀だっただけに、昼から多くの人出がありました。
まぁこの辺は自然と如何に共存していくかという所なのでしょうけど。
ただ人出が少ないのは暑さだけでなく、今年のような”平日開催”から週末開催へと遷移させること。
昔から南会津町の青年会議所の方々は週末開催を訴えているのですが、月日固定開催を譲らない神社側とのバトルが繰り広げられています。
時代は少しずつ変わり始めています。
拘りを持つことはとても大事かと思いますが、それが果たして町は地域にとってどれほど重要なのかをしっかり塾考して欲しいと思います。これからの会津田島祇園祭のためにもね。
ちなみに来年については”火・水・木”開催と週のど真ん中開催となります^^;
今年以上に行きづらい日程ですねw
来年の会津田島祇園祭まであと一年ですが、どんなドラマが生まれるんでしょうか。
今から楽しみですね(ぇぇ。
それでは今日も一日がんばりましょうb