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私に何かを気づかさせるために起こっている

私に何かを気づかさせるために起こっている

 社会で起こっていることは、私に何かを気づかさせるためだと思って、様々なことを考える。それでしか理解できない。

 あまりにも理不尽なことが多いけど、私のために起こしているとすると、本質を追究したくなる。

 人の存在もそう考えている。

昔の政治家は良かった、というけど

 戦前の政治家は立派と言うけど、何もしていなかった。戦争に対しての抑止力にならなかった。年間で2ヶ月の国会会議中も全て、官僚で決定されていた。せめて、天皇機関説ぐらいは主張して欲しかった。目的がハッキリしている以上、相手に武力を持っている以上は何もできないで納得していた。

 この部分はナチ・ドイツよりもひどい。何も明らかにしなかった。勝ち取った民主主義でなかったことが影響している。

東条への反発

 1940年以降は、東条に対する反発が強まってきた。統制の強化に対する不満が有権者から衆議院議員に届いていた。内閣は官僚と軍人で占められていた。皆、政治に対しては素人です。自分の権力だけです。

 天皇制がいいのか悪いのかを決まられるのは、天皇しかなかった。その認識もなかった。主権国家とはまるでかけ離れていた。

 天皇への情報源としては短波放送が使われていた。ナチ第六軍が2日に壊滅した時に、6日には議題に上がっていた。

BabyMetal

 それにしても、乃木坂からベビメタルに遷移するとは。朝の3時半からネット検索をしていた。情報はいくらでもある。

 それにしても、イギリス人の乗りはすごい。それを真似て、日本での公演はこそばゆい。わざわざ、サークルまでマネしていた。合わないことはしない方がいい。

 SuMetalは6年掛って、ここまで来たと言うけど、、スタンスがまるで変わっていない。すごい力です。SuMetalはどうしても、乃木坂ひめたんを通してみてしまう。ひめたんの良さが出てきていないことの方が気になる。

スマホが前提なのか

 スマホクイズと言うことはスマホがないと参加できない! 乃木坂の新曲が念願の国民的行進曲であることを願う。

 乃木坂46の新曲「僕だけの光」が『高校生クイズ』応援ソングに決定

  日本テレビ系で放送される夏の風物詩『全国高等学校クイズ選手権』。第36回大会となる今年の応援ソングが、乃木坂46の新曲「僕だけの光」に決定。7月27日(水)に、史上初の全国11会場で同時に行われる「全国一斉大会」で披露される予定だ。

  『高校生クイズ』は、高校生ならば年齢・学年を問わず、誰でも2人一組で参加が可能。1983年にスタートし、今回で36回を数える長寿番組だ。昨年に続き、2016年もアメリカ大陸を横断しながら、白熱の闘いを繰り広げる。そして今大会では、都道府県代表を決める地区大会がリニューアル。当日は、全国11会場を中継でつないでクイズを出題。参加する高校生たちが、スマートフォンで解答していくスマホクイズ形式を採用する。また、クイズイベントには応援タレントも参加して、会場を盛り上げる。

中国共産党は経営者

 本当に中国株式会社はどこへ行くのか。経営者としての共産党も。

 中国を「真っ赤」に染めた1時間18分の大演説~習近平が唱える「中国の夢」はどこへ向かうのか? 共産党創建95周年式典
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OCR化した13冊

『中国メディア戦争』

 巨大企業は味方か敵か

 巨大企業のメディア買収

  アリババがもたらした「衝撃」

  なぜ英語紙の買収が香港人を動揺させたのか

  「中国化」はすでに始まっていた

  インターネットで伝統産業を活性化

  巨大企業が引っ張る中国のIT政策

  独自のメディア戦略

  アリババは東洋のアマソンを目指す?

  巨大化するアリババヘの複雑な心理

 政府権力との微妙な距離

  政府管理者と手を組む

  「習近平は辞職せよ」

  プロパガンダも伝統メディアからネットヘ

『ファインマン語録』

 哲学と宗教

 数学

 戦争

 世界観

 未来

『語られなかったアメリカ史』

 金ぴか時代と海外膨張

 お得意様はナチス

 過激な男ヘンリー・ウォレス

 孤軍奮闘するソ連

 トルーマン大統領誕生

 1944年シカゴ民主党全国大会

 虫けらのように忌み嫌われていた日本人

『図書館つれづれ草』

 貸出無制限が生まれるまで

 煩雑極まる図書館業務

 「指定管理者制度」と公立図書館の関係を考える

『嫌韓問題の解き方』

 変貌を遂げる市民社会--エリート主義から多元主義へ

 1 韓国社会は過激なのか

  よりセンセーショナルな動きを伝える

 2 エリート主義、包括性、アドヴォカシー

  国家と市民の間

  政治的な志向性

 3 政治的な市民団体の登場

  一枚岩ではなかった民主化運動

 4 「市民なき市民社会」からの脱却

  市民社会内部の構造

 5 市民社会と政治

  インサイド戦術とアウトサイド戦術

  「普通の」多元主義

『日本的ナルシズムの罪』

 原発をめぐる曖昧なナルシシズム

 リスクを避けるゲーム

 総力戦の統治システム

 突然出てきた自己責任

 反省されず強化されるナルシシズム

 「見るなの禁止」というタブー

 推進派の否認、反対派の空想

『社会人のための現代ロシア講義』

 ナショナリズム 多民族国家ロシアにおけるナショナリズム

 ロシアとよ何か

 民族関係

 ロシア人のナショナリズム

 現代のロシアの民族ざナショナリズム

『糖尿病は自分で治す!』

 糖尿病は「腹やせ」で治せ

 「糖尿病は『腹やせ』で治せ」という理由

 おなかにたまる内臓脂肪からは、悪玉ホルモンが出ている

 「食べる順番を変えるだけダイエット」の真の意味

 話題の「糖質制限食」の問題点はどこにあるのか

 ウォーキングは糖尿病の予防になると実証されている

 「カルユルスクワット」を組み合わせると運動効果がアップ

 糖尿病ウォーキングは「食後」に。「5分間だけ」でも効果あり

『トランプが日米関係を壊す』

 ヨーロッパをロシアが併合し、世界地図が変わる

 プーチンはアメリカに挑戦する

 プーチンはソビエト帝国の復活を目指す

 プーチンはヨーロッパ統合を目指している

 ドイツ・ロシア連合がアメリカに報復する

 アメリカとロシアの新たな冷戦が始まっている

『台湾統治五十年』

 こうふくの先にあるもの 1945-1947 

『トヨタと日産にみる〈場〉に生きる力』

 50年争議

『よくわかる高齢者心理学』

 社会の中の高齢者

  高齢者をとりまく社会的状況

  社会構造の変化

  期待される高齢者

 活動理論と離脱理論

  高齢者にとってもっとも幸せな生き方とは

  活動理論

  離脱理論

 継続性理論

  継続性理論とは

  2種類の継続性

  継続性理論の発展

 老年的超越理論

  老年的超越とは

  老年的超越理論の今後の課題

 社会情動的選択性理論

  エイジングのパラドックス(矛盾)

  社会情動的選択性理論とは

  高齢者はポジティヴな情報を重視する

  社会情動的選択性理論と文化

 ボランティア

  高齢者のボランティア活動の現状

  ボランティア活動の身体的心理的影響

  高齢者のボランティア活動動機

 生涯学習

  生涯学習の理念と学習内容の多様化

  高齢者の生涯学習の目標

  高齢者は生涯学習に何を求めるか

『スターリン批判 1953~56年』

 本書をお読みになる、21世紀のみなさんへ

  史上初の社会主義国〝ソ連〟の誕生

  スターリンの登場と大粛清、そしてナチス・ドイツとの大祖国戦争

  スターリンの死、わきあがる批判、そして反動

 ハンガリー事件
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スターリン批判 1953~56年

『スターリン批判 1953~56年』より

スターリンの登場と大粛清、そしてナチス・ドイツとの大祖国戦争

 スターリンのソ連は、一九三一年に満州国をつくった日本の軍国主義と三三年に国の権力を掌握したヒトラーのナチス国家によって、東西から挟み撃ちにあうことを警戒して、極度の緊張状態にありました。スターリンは、ナチスと日本の手先が国内各層に浸透していると考え、その「第五列」「人民の敵」を除去するという名目で、一九三七年から三八年にかけて大粛清、「大テロル」を実施しました。この二年間に一五四万八三六六人を逮捕し、六八万一六九二人を処刑したのです。ほとんどすべての人が不当に逮捕され、罪なくして殺害されました。このすべてが極秘のうちに実行されました。

 ソ連は、日本とは一九三九年ノモンハンで死闘を行ない、その勢いを抑えることに成功しましたが、一九四一年にはついにナチ・ドイツの侵攻をうけ、生死をかけた戦争に突入しました。ドイツ軍はベラルシア、ウクライナを占領し、モスクワの郊外に迫り、レニングラードを包囲し、スターリングラードを陥落させる直前にまで進みました。しかし、ソ連の国民はまさに英雄的な抵抗によって、ヒトラーの軍をくいとめました。指導者スターリンは抵抗戦の象徴となりました。二七〇〇万人の人口喪失を出しながら、ソ連はナチス・ドイツを打ち破り、撃退しました。ソ連の勝利は、連合軍の勝利に対する決定的な貢献となりました。

 戦後、ソ連軍の占領地の東ヨーロッパと北朝鮮には、共産党政府がつくられ、東ヨーロッパの国々はソ連を盟主とする社会主義陣営を構成するにいたりました。ソ連は、米国と世界を両分する超大国となり、ヨーロッパから冷戦がはじまります。東アジアでは、中国内戦の結果、共産党軍が勝利して、中国は一九四九年、共産党国となりました。そして、一九五〇年には朝鮮戦争が起こり、スターリンはこの戦争に支持を与え、深く関与しました。この間のスターリンの緊張はたいへんなものでした。

スターリンの死、わきあがる批判、そして反動

 一九五三年三月、朝鮮戦争がつづいている最中、スターリンが死にます。スターリンの死は全世界で悼まれましたが、後継者はただちにスターリンから離れはじめました。マレンコフとベリヤがその先頭を進みました。ところが、六月になると、ペリヤは、フルシチョフらに、「外国帝国主義の手先」であり、権力の簒奪を図ったとして、逮捕されてしまいます。こんどは政権の主役マレソコフが、一九五五年二月、フルシチョフによって辞任に追い込まれます。ソ連の主役はフルシチョフとなりました。

 国内では、シペリア極北の収容所に入れられている政治囚たちが、ペリヤの失脚前後から反乱を起こし、政権を震憾させる地下爆発となりました。中央ではスターリンの粛清で被害をうけた古参ボリシェヴィキが動き、歴史学者が立ち上がり、ミコヤンの努力もあって、スターリン批判のうねりが生じました。フルシチョフがそれに結びつくことになります。

 一九五六年二月、ソ連共産党第二〇回大会が開かれました。スターリン死後の最初の大会でしたが、大会の最終日の秘密会で、フルシチョフがスターリンの個人崇拝の結果について、驚くべき報告を行なったのです。このことはソ連の外の世界では誰も知らぬままでしたが、六月になって、アメリカ国務省が密かに入手したフルシチョフの秘密報告を発表しました。全世界が暴露された秘密報告、そこで述べられたスターリンの粛清の実相に驚きました。どうしてこのようなことが起こったのか。ソ連の体制、社会主義と共産党に対する幻滅が広がったのも当然です。共産主義者たちは、スターリン的なものから社会主義の理想を救い出そうと必死になりました。

 ソ連の国内でも、批判と反省の動きが拡大しましたが、一九五六年一〇月、ハンガリー事件が起こったあと、反動が決定的になり、スターリン批判の雰囲気は断ち切られてしまいます。ここでソ連史における「第一次スターリン批判」は終わりました。

 一九五七年から体制を盤石にしたフルシチョフが、自らの政策を実現していきますが、収容所から帰ってきた元政治囚の巨大な圧力のもと、一九六〇年には、いまコ度、ソ連の改革のためにスターリン批判を再開しなければならなくなりました。一九六一年の二二回党大会は、第二次スターリン批判の場となりました。だがフルシチョフは、一九六四年に政権の座を追われ、後継者のブレジネフはスターリン批判にブレーキをかけようとします。そこで、知識人を中心とする批判勢力はスターリン批判の継続を主張して、共産党政府に抵抗をはじめました。ここからソ連史における新しい「異論派」運動がはじまります。スターリン批判は、ソ連社会の民主的改革運動の中に溶け込んでいくことになりました。

 「異論派」を抱えたソ連社会主義は、ブレジネフのもと成熟の時期をむかえ、その時代はほぼ二〇年間つづきました。一九八五年にゴルバチョフが現われ、ペレストロイカをはじめますが、それはある意味ではスターリソ批判の完成であったと言えます。しかし、それは同時に、ソ連国家社会主義体制の終焉を導きました。一九九一年、ソ連は存在しなくなり、後継国はエリツィンのロシア連邦となりました。今日の口シアです。

二一世紀のみなさんへ

 本書は、この曲折に満ちた歴史のうちで、二〇世紀に生まれ、二〇世紀に消えてしまったソ連国家社会主義体制の歴史の決定的な転換点をとりあげて、その危機の五年間の歴史を描き出す試みです。世界の超大国、人類の理想を体現した国と言われた国で、神とも崇められた指導者が死んだところからどのような変化のすえに、その指導者が批判されるようになったのか。その指導者のもとでなされた驚くべき非道な行為が明るみに出て、批判が加えられ、どのように社会を変えていかなければならないか。人々が悩み、模索をはじめたところ、行き過ぎた批判は許せないと国家からプレーキがかけられてしまう五年間の過程です。

 ソ連国家社会主義の体制を理解することは、二〇世紀の世界史を認識するためには不可欠ですから、本書は世界史認識を求める方に役に立つでしょう。社会主義という、資本主義とは別の社会体制に関心を持たれる方にとっては、ソ連の実相をリアルに知るという意味があるでしょう。さらに、人間とはどのような社会にあっても、国家の統制に抗して自らの信念にもとづき社会の不正義を正すために努力せずにはおれないものだという実例を見ることができるでしょう。一九五三年から五六年のソ連という極限状況で変化を求める人々の姿は、普遍的な感動を与えてくれると思います。

 みなさん、自由なお気持ちで、本書を読んで下さい。ソ連の歴史と社会の特殊な事情については、巻末に説明がありますので、わからなくなれば、そのつど参照して下さい。人名索引は人物の紹介もかねています。年表は本文を読むのに地図の役割をしてくれるでしょう。
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