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OCR化した本に対するコメント

OCR化した本に対するコメント

 『中国メディア戦争』

  中国共産党は世界最大のMBAと言われた。満州の経営を行なっている。その相方が巨大企業。ソ連と異なり、中国国民は地域に生きているので、このままのカタチでいくとは思えない。

 『ファインマン語録』

  大学で教養部閉鎖の時に古川図書館で、自習していた。夏でも、クーラー無しで心地よかった。その時に、ファインマン物理学の「力学」と高木貞治の「解析概論」を使っていた。これが青春でした。

 『語られなかったアメリカ史』

  トルーマンが原爆を落としたし、東京無差別爆撃を行なった。ある意味では、ルーズベルトの意思を継承した。無知の大統領だったから。かれが選ばれた分岐点がシカゴ民主党大会。

  それと同じことを、今の米国大統領選挙は繰り返そうとしている。日本はさらに状況が悪くなっているけど。

 『図書館つれづれ草』

  田原の館長は貸出無制限でもいいと言っていた。条件は期日内に返してくれること。

  今、2つの図書館で週40冊借りているけど、こえがマックスですね。家まで運ぶには本は重すぎる。電子書籍になって、ザナドゥ空間になれば、「無制限」が生きてくる。

  公立図書館における「指定管理者制度」はコスト・パフォーマンスで語られているけど、あまりにも目的がないがしろにされている。

 『嫌韓問題の解き方』

  変貌を遂げる市民社会がエリート主義から多元主義へ変わりつつあるのは、よく分からない。市民団体が日本よりも先鋭的なのは確かです。

 『日本的ナルシズムの罪』

  日本をナルシズムで説明するのは容易です。日本がヨーロッパの真ん中にあって、「フクシマ」を起こしたら、国家として存在できないでしょう。日本のような対応を取ったら、周辺国は日本を潰そうとするでしょう。アラブ世界のイスラエルのように。その時は核武装で守るしかない。

  隔絶された世界で内部に対してのナルシズムで維持している。内部をごまかすのには、国の方針は不要です。自分たちは正しいと内部の人間相手に納得工作すればいいのだから。

 『社会人のための現代ロシア講義』

  ロシアは国に対して、依存することで生きてきている。それが故に、地政学を信じている。ロシア人の居るところ、ロシアであると。ウクライナに次いで、バルト三国、特にラトヴィアを狙っている。

 『糖尿病は自分で治す!』

  糖尿病は「腹やせ」で治せ。この「腹やせ」という言葉は魅力的です。そのためにはウォーキングみたいですが、10分も歩くと、心臓辺りが痛くなる、という言い訳があるのであまり役に立たなかった。

 『トランプが日米関係を壊す』

  米国が引っ込めば、ロシアが出てくる。その時に、ヨーロッパではドイツの動き次第と言うこと。第二次世界大戦時のように英国は何の意味を持たなくなっている。更に孤立している。

  その時に、アジアも同じ様相を示すことになる。英国=日本、ロシア=中国。では、その時にドイツの役割がどうなるのか。インドでは遠すぎるので、ASEANを仕切る国になるだろう。

 『台湾統治五十年』

  1945-1947の台湾の状況は、犬が去って豚が来た。犬(日本人)はうるさく吠えるが番犬としては役に立つ。だが、豚(中国人)は貪欲で汚く、食い散らかすばかり。

  その台湾メーカーが日本のメーカーを吸収するようになるとは。

 『トヨタと日産にみる〈場〉に生きる力』

  50年争議の真っ最中に、争議のど真ん中で生まれた。母親に背負われて、座り込みをしていた、とのこと

 『よくわかる高齢者心理学』

  高齢者の考えていることはよく分からない。もう、終わったというような顔をしている。話が合わない。このままにして、去るなら、何のために生まれてきたのか。

 『スターリン批判 1953~56年』

  ロシア革命はシナリオがなさ過ぎます。マルクスもレーニンもやることしか言わなかった。それでどうしたいのか、どうしたら、皆が幸せになるのか、考え抜かなかった。

  だから、スターリンのような疑心暗鬼の人間にシナリオなき世界を作ってしまった。だけど、歴史は戻れない。今からのシナリオをきっちり作らないとならない。
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