'12-11-23投稿
水は酸素についで人が生きていく上で必須なものです。既報(その1)に引き続いて、地下水の放射能汚染はどのようにして起こるのか?に纏わる事象を調べて追加しました。
既報でも記載しましたが、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。
環太平洋火山帯に属して、しかも新たに発見されつつある活断層だらけのわが国では一旦、大地震が起こって原発事故が起これば、現状の汚染状況から鑑みて打つ手なしのようでした。最近、環太平洋火山帯周辺諸国で発生している大中地震からみても杞憂しています。 旧くは明治三陸沖地震、チリ地震、スマトラ沖地震など大津波を伴なう特に、昨今予測されている首都圏直下地震、東南海地震のように大地震がいつ起こっても不思議ではないことを。一旦、大津波が起これば、人知を超えて放射能汚染の拡散距離は30kmの比ではないことは明らかと想われます。当然、海から拡散によって地下水の放射能汚染は増加します。
「水」とはどのようなものか?に係る記載(その4:天変地異と水の性状変化との関係があるのか?)によれば、
「・・・世界的には、イタリアで続く豪雨と50年ぶりの大洪水、ミャンマー中部でM6・8、中米グアテマラでM7・4)
最近ではわが国の中小地震を含めて
2012.11.13 アラスカ湾でマグニチュード6.4
2012.11.16 チリ北部でマグニチュード6.1
などの大中地震が世界の主要火山帯周辺地域で発生しているようです。・・・」
【世界の主要火山帯分布図】(google画像検索から引用http://www.palacap.co.jp/ex/index.html)
既報(その1)の引用図のように、メルトダウン、冷却水の漏洩などによって海、陸地に拡散した放射能によって予想していたように、周辺の地殻の地下水されているようです。
上記のような原発事故による放射能のみならず、地下マグマ、宇宙、核爆発実験などから特に、環太平洋火山帯の海底火山活動の活性化によって、既報の引用に記載した海中に噴出したマグマ中の放射能による汚染もあるかもしれません。
関連投稿:温室効果ガスに係る記載を調べました。(その1:海底火山活動との関連)
「・・・ウラン、トリウム、カリウムは花崗岩地域で高濃度に含有され、図から分かるように花崗岩などが分布する地域で高い線量になっており、地質図と密接な関係があることが分かる。・・・」という。詳しく見る
地下水の放射能汚染に纏わる事象を調べて追加しました。
1.地殻表面の放射能の地下への移動 によれば、
「47ニュース2012/03/14 11:04(共同通信社)
地中30センチにまで浸透か 放射性物質、除染に影響も
「東京電力福島第1原発事故で放出され地面に降り積もった放射性物質について、事故から3カ月後の昨年6月にはほとんにどが地表から5センチまでの浅い場所にとどまっていたが、1年後の現在では10~30センチの深さまで浸透している可能性があるとの推定を、日本原子力研究開発機構のチームが14日までにまとめた。
雨水がしみ込む際に一緒に運ばれるとみられる。同機構幌延深地層研究ユニット(北海道幌延町)の佐藤治夫研究員は「除染活動が遅れるほど放射性物質は深く移動し、除染で取り除く土壌が増えたり、(地下水に入って)井戸や河川に流れ込んだりする危険性がある」と警告している。」という。
*環境中の放射線量測定値のばらつき要因に係る考察の記載によれば、
「・・・水に対する溶解性:
基本的にはCs、Sr、Iなどは水溶性(イオン化しやすい→地下水脈からの汚染)
Pu、Uなどは水不溶性(ゾル(超微粒子)として存在→砂塵などに吸着)・・・」
2.農業用水に利用されている地下水についての記載によれば、
「農業用水中の塩分濃度の影響に係る記事を紹介します。」で記載しましたが、「農業用水」は周辺環境の変化によって、地下水を介して塩分で汚染され、稲作に被害を与えています。
ウィキペディア(Wikipedia)によれば「地下水とは、地中に存在する水の種類である。地中に存在する水は、地下水と土壌水に二分されるが、ある地層(帯水層)に水がこれ以上ないほど満たされている場合、それを地下水と呼び、満たされていない場合はそれを土壌水と呼んで区別している。地下水と土壌水を合わせて、広義の地下水と呼ぶこともある。地盤は水分を吸収する能力(性質)を持っており、これを浸透能というが、この浸透能により地中に地下水が蓄えられることとなる。地下水は、地表に流出して河川や池・湖などの地表水を形成する。また、生活用水・農業用水・工業用水などに使用されたり、水温の高いものは温泉として利用・・・・・人間は井戸によって地下水を得ることが多い。・・・」という。
3.YAHOO知恵袋の記載によれば、
今回の福島原発放射能漏れで東京の水道水が汚染される可能性はありますか?赤ちゃ...http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1357533168
「今回の福島原発放射能漏れで東京の水道水が汚染される可能性はありますか?赤ちゃんにミルクをあげる際、水道水を沸騰させて使用しているのですが不安です。
詳しい方、どうぞよろしくお願いいたしますm(._.)m
- 補足
- 追加で質問です。
放射能の水質汚染ですが、ある程度距離があっても雨などで汚染されてしまうことはあるのでしょうか?
あのチェルノブイリでも危険範囲は30キロと聞きますが、どの程度の距離によって放射能物質の強弱は変わるのでしょうか? - (一部抽出しました。)
・・・放射性物質を含んだ水道水は上水道としてろ過する過程である程度であれば除去されるはずです
でも完璧とはいかないと思います
それよりも地下水や農業用水などをろ過という過程を経由せず利用する田畑が怖いです
水道水はむしろさほど怖れる必要はない気がします
土壌や地下水が汚染された結果として作物に濃縮される放射性物質
今後の原発事故処理如何によってどうなるかは不透明ですが
今のところはこれが最も怖いと思っております
食料品に関しては産地を逐一チェックする癖がついていれば避けることは出来ると思います
ヨウ素131は半減期8日なのでいずれ検出されなくなるでしょう
成人であればさほど気に病む必要はないと思いますが
セシウム134とセシウム137は規制値以下でも乳幼児にはリスクとなる可能性がありますし
汚染された地域の食品をなるべく避けるといった方法も検討の余地があると思います・・・」
4.茨城県霞ケ浦周辺の放射能汚染に係る記載の記載によれば、
「・・・既報で記載しました茨城県霞ケ浦周辺での大量の「アオコ発生」、全国的な猛暑下で竜ヶ崎市、石岡市で発生した異常な超ピンポイントな「ゲリラ豪雨」が発生しました。その異常に係る本質的な原因および、発生位置を支配するメカニズムは定かではありません。
茨城県は東日本大震災およびその後の津波によってさまざまな被害を蒙り、身近には、たばこの出荷停止は記憶に新しい。昨今の猛暑到来とともに、異常現象も発生しています。
<霞ヶ浦の大量アオコ>
(google画像検索から引用)
米のセシウム汚染
法定出荷基準でありますが、米の検査でセシウムが検出されるのは初めての現象であります。
asahi.com
コメからセシウム初検出 茨城・鉾田で採取
http://www.asahi.com/national/update/0819/TKY201108190385.html・・・」という。