冬の佐渡（その１）

八海山

急な用事ができ佐渡に行ってきました。
愛宕山を歩いた翌日（１月３０日）のことです。
いつもなら車で直江津から渡るのですが、この時期は
新潟～両津航路しか運行していません。
道路の雪が心配だったので、新幹線で向かいました。
浦佐を過ぎたあたりから山が見えてきました。
八海山あたりではないかと思いますが、雲っていて
よくわかりません。


越後駒ヶ岳

しばらくすると違った山が現れました。
この左奥が越後駒のようです。
やはり雲が多くて山は隠れているようです。
雪は意外と少ない感じでした。


穀物サイロ

大きなサイロが見えました。
「いきいき見附」と書いてあります。
ＪＡのサイロのようです。
新幹線に乗るのは久し振りでした。
道路とはまた違った風景が展開します。


越後平野

越後平野の米どころです。
雪が少なく田んぼが現れています。
きれいに区画整理されているようです。



新潟が近くなりました。
ここまでくるとすっかり雪が消えています。
この１週間あとに大雪が降りました。
ここもたくさん雪が積もっていることと思います。


新潟駅

新潟駅です。
久し振りに降り立ちました。
雪がまったくありません。
この１週間後に大雪が降りました。
２６年ぶりの大雪だったそうです。
交通機関もだいぶ麻痺したようです。

在来線

右が新幹線、下が在来線です。
丁度磐越西線の会津若松行きが出発したところです。
この時期、やはり雪がないのは珍しいようです。
空が少しずつ晴れてきました。

佐渡汽船改札口

新潟駅から佐渡汽船乗り場まではバスで１５分くらいです。
船は１２時３０分発のカーフェリーです。
待合室には２０人くらいの人が待っていました。
出札が始まっていたので、これから乗船します。

ジェットフォイルの模型

ジェットフォイル「ぎんが」の模型が飾ってあります。
この船は走行時、船体を浮かせて走ります。
３ｍくらいの波があっても揺れないそうです。
推進力は前から吸い込んだ海水を後ろから吐き出して
進みます。
いつも車なので、まだ１度も乗ったことがありません。


乗船ゲート

乗船は飛行機と同じようにゲートが横付けされています。
煙突のマークは佐渡汽船のマークです。
佐渡の形をアレンジしているようです。
冬の海を渡るのは久し振りです。




乗船すると両側にデッキがあります。
夏はこの椅子に座って海を眺めます。
この日は誰もいませんでした。


車の待機場

車の待機場です。
まったく車が見当たりません。
この季節に車で渡る人はいないようです。
佐渡に渡るには３つの航路があります。
２つはカーフェリーですが、もう一つは人間だけを運びます。
冬はお客が少ないので、２つの航路は運休しています。
この航路もガラガラでした。
佐渡汽船が赤字だというのもわかるような気がしました。