山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

玉川上水から昭和記念公園

2012-05-31 | 日常の出来事
5月13日、玉川上水から昭和記念公園まで
ウォーキングしました。

玉川上水駅

西武拝島線、玉川上水駅がスタートです。
よく晴れていました。


阿豆佐味天神社

阿豆佐味天神社です。
砂川の新田開発の時、村の鎮守の神として創建
されたそうです。
この日は西武鉄道のウォーキングもあり、
たくさんのウォーカーがいました。


ナンジャモンジャノキ(1)

真っ白に花をつけた木がありました。
別名:ヒトツバタゴと呼ばれています。


ナンジャモンジャノキ(2)

細い花びらがたくさんあります。
散るのも早い花です。

練馬区の歩く会

この日はブログ仲間の「うさきち」さんに誘われて
参加しました。
彼女が所属している練馬区の歩く会です。
もう何度も参加しているので、すっかり顔馴染みになりました。


残堀川

しばらくは玉川上水を歩き、途中から残堀川に沿って
歩きました。
このあたりには桜の木がたくさんありました。

昭和記念公園入口

昭和記念公園の入口にでました。
これからこの中に入ります。


日本庭園

園内は広いので、自由行動になりました。
最初に訪ねたのが日本庭園です。

日向ぼっこのカメさん

カメさんが大きく首を伸ばして日向ぼっこを
していました。
暖かい日差しが降り注いでいました。


スイレン

スイレンが咲いていました。
これからまだまだ楽しめると思います。




すっかり緑が濃くなっています。
アヤメが風に揺れていました。


芝生広場

芝生広場です。
日曜日とあってたくさんの人がでていました。
暑いくらいの日だったので、日陰を求めて
木の下は満員でした。


菜の花

菜の花が咲いています。
この花は遅咲きの菜の花のようです。
甘い香りが漂っていました。
ここでブログ仲間の「だんだん」さんと会いました。
彼女はこの公園によく遊びにくるそうです。


噴水

噴水が涼しそうです。
この噴水は立川駅口にあります。

イチョウ並木

秋には黄色く紅葉します。
ギンナンもたくさんなるようです。
ここから立川駅までは約10分くらいです。
駅前の居酒屋で軽く喉を潤してから、帰宅しました。
3時間あまりの「さわやかウォーキング」でした。

高畑山・倉岳山(その2)

2012-05-30 | 奥多摩
高畑山の頂上

高畑山の頂上に着きました。
標高982mです。
登山口をでてから、1時間45分でした。


富士山

ここから富士山がみえるのですが、この日は
雲が多くて裾野が少し見えているだけでした。



サルトリイバラ

サルトリイバラの花です。
トゲがあり、暴れるサルもこれで縛れば
おとなしくなるそうです。


センボンヤリ

別名:ムラサキタンポポと呼んでいます。
花が終わると茎が長く伸びて先端に綿毛ができます。
この姿を大名行列の先頭で奴さんが持っている
槍に例えたようです。

下り

なだらかな下りです。
この日の参加者は男性4名、女性4名の合計8名でした。

登山道(1)

先のほうから賑やかな声が聞こえてきます。
もうすぐ倉岳山の頂上のようです。


倉岳山

倉岳山の頂上に着きました。
かなり広い頂上です。
標高990m、山梨百名山に数えられています。


登山道(2)

木の根っこがゴロゴロとでている登山道です。
足元をしっかり見て歩きました。


ヤマツツジ

ヤマツツジが咲いています。
緑の中でよく目立っていました。


オトコヨウゾメ

ヨウゾメとはガマズミのことです。
ガマズミは食べられるが、この実は食べられないので
オトコがついたようです。
でもなぜオトコなのか不明です。


イチリンソウ

薄暗い沢の中に咲いていました。
ニリンソウと比べて花が大きく、葉っぱが
細かく裂けています。


コシアブラ

大きな木がありました。
コシアブラの木です。
コシアブラの若芽は天ぷらにして食べると美味しいです。
こんなに大きな木になるとは思いませんでした。


荒れた沢

幾つかの沢を渡ります。
ここはかなり荒れていました。


ジュウニヒトエ

園芸種のジュウニヒトエはセイヨウジュウニヒトエと
呼んで区別をしています。
色ももっと濃い色をしています。
やはり自然界の花は優しい感じがします。


梁川駅

終点は梁川駅でした。
この日の歩程は5時間50分でした。
ここで解散しました。
新緑が楽しめたワンデリングでした。


◎付 録

足利フラワーパークでのオカリナ演奏の動画が
まだありました。
ステキな演奏をぜひお楽しみください。

オカリナ(3)


オカリナ(4)

高畑山・倉岳山(その1)

2012-05-29 | 奥多摩
5月12日、高畑山と倉岳山に登ってきました。

鳥沢駅

中央線の鳥沢駅がスタートです。
この日は別ルートのハイカーが数名いました。

登山口

タクシーで登山口まで入りました。
入口にはゲートがあり、閉まっていました。
人間だけ右の隙間から通れるようです。




しばらく歩くと池がありました。
水がグリーンに染まってきれいでした。


登山道(1)

山道に入りました。
石がゴロゴロした登山道です。



分岐

ここを左に行けば直接倉岳山に登れるようです。
右の高畑山に向かいます。


マムシグサ

マムシグサが顔を出していました。
この花を見るとマムシに恨みがあるのか、棒で
なぎ倒す人がいます。


登山道(2)

新緑がきれいです。
それほど暑くもなく爽やかな陽気でした。


ヤブレガサ

ヤブレガサが開いていました。
もう少し若い時は天ぷらにすると美味しいです。


チゴユリ

下を向いて咲く花です。
なかなか顔の中を見せてくれません。


新緑

山道を登っています。
木々の向こうに倉岳山が見えます。


フデリンドウ

足元にひっそりと咲いていました。
ハルリンドウには根生葉がありますが、フデリンドウには
ありません。


ホウチャクソウ

茎の先端に1~2個の花をつけます。
花はあまり開きません。


ヒトリシズカ

白く見えるのはオシベです。
メシベはオシベの根元に小さく咲いています。
咲き初めがきれいな花です。



吹割の滝(その2)

2012-05-28 | 日常の出来事
ジュウニヒトエ

自然の中で咲いているジュウニヒトエです。
花の色が濃い紫色の花はセイヨウジュウニヒトエと
呼んで区別しています。
一般にはアジュガという名前で流通しています。

遊歩道(1)

立派な遊歩道が整備されています。
平成12年に完成したそうです。
ヤマブキがきれいでした。

ヒトリシズカ

ヒトリシズカがまだ残っていました。
春一番に咲く花です。

チゴユリ

下を向いて咲く花で、なかなか顔をみせてくれません。
花が終わると黒い実がなります。


コンロンソウ

4弁花なのでアブラナ科の仲間です。
花の姿を中国にある崑崙(こんろん)山脈の雪に
例えてついた名前だそうです。
少し湿ったところが好きな花です。


上から眺めた滝

吹割の滝全体を眺められるところがありました。
大きく落ち込んでいる滝や遊歩道もよく見えます。
観光客もいるようです。


遊歩道(2)

吊り橋を渡ってこの遊歩道を歩く人は少ないようです。
静かな遊歩道が続いていました。

滝の眺め

最後にもう1ヶ所滝が見えるところがありました。
大きく流れ落ちているようすがよくわかります。


階段

この階段を降りれば道路にでます。
かなり勾配が急なので、濡れている時は要注意です。
板が腐ってところどころ鉄板で補修してありました。


深い谷

滝から下のほうもかなり深い谷になっています。
約1時間くらいで1周できました。
新緑が目を癒してくれました。
秋の紅葉の頃もよいかも知れません。



※もう1本動画を撮りました。
短いのでぜひご覧ください。













吹割の滝(その1)

2012-05-27 | 日常の出来事
※昨夜、遅く旅から帰ってきました。
ブログ、再開します。


みやげ物屋

今月10日、群馬県の沼田にある「吹割(ふきわり)の滝に
行ってきました。
入口にあるみやげ物屋さんです。
日本語がなかったら、中国の奥地にあるみやげ物屋のようでした。


案内図

尾瀬の帰りに立ち寄ったことがありますが、個人できたのは
初めてです。
今回はこの案内に沿って1周してみたいと思います。


水の流れ(1)

遊歩道の左側に川が流れています。
この日は水量が多いようでした。
右の岩が人間の顔に見えます。


よどみ

流れがゆっくりなところです。
正面の岩が「ムンクの叫び」のようです。


水の流れ(2)

上流に向かって歩いています。
ところどころに流れが激しいところがありました。


吊り橋(1)

手前が大きく流れ落ちています。
これから遠くに見える吊り橋を渡ります。

滝(1)

ここが一番滝らしいところです。
ゴウゴウと音を立てて流れ落ちています。
この中に落ちたら先ず助からないと思います。

滝(2)

少し角度を変えてみます。
水が両側から吸い込まれるように流れ落ちていました。

吊り橋(2)

吊り橋にきました。
この橋は初めてのような気がします。
時間がなくて途中で引き返していたようです。


遊歩道

橋の中央あたりから下流を眺めてみました。
左側に歩いてきた遊歩道がみえます。


上流

上流側です。
このあたりは深い谷になっていました。
もう少し歩きます。


※携帯動画で撮ってみました。
豪快な流れをご覧ください。





※今日は箱根で「山の会」の総会です。
今晩泊まって明日の夜帰る予定です。


浜石岳(その2)

2012-05-23 | 里山
頂上

頂上に着きました。
野外センターを歩き出して約40分でした。
標高707m、静岡でも人気がある山です。

清水港

頂上からの展望です。
遠くに見える港は清水港です。
その奥に三保の松原が見えます。
天女が舞い降りて羽衣を掛けたという
羽衣の松は二代目になっていました。


頂上全体

頂上全体はこんなようすです。
かなり広いのでのんびり弁当を食べるにも
よいところです。


ヤマツツジ

頂上でのんびりしたあと、下りにかかりました。
途中でヤマツツジが咲いていました。


ウツギ

別名:ウノハナと呼ばれています。
「♪夏は来ぬ♪」という歌に唄われています。
空木と書いて木の内部が空洞になっています。


分岐(1)

分岐に出ました。
ここから薩埵(さった)峠に向かいます。
6.4キロはわかりますが、142分は誰を基準に
したのでしょうか?


竹林

静かな登山道です。
竹林がきれいでした。


分岐(2)

道路にでました。
ここから更に下ります。


ビワ

このあたりはビワの産地です。
害虫から守るために袋が被せてありました。

林道

林道歩きが続きます。

ミカンの花

ミカンの花が咲いていました。
ここにはミカンの木もたくさんありました。


薩埵(さった)峠

薩埵(さった)峠からの眺めです。
大きく海にせり出しているのは東名高速道です。
右下にみえるのは監視カメラです。
台風などで波が大きくあがると通行止めになります。
奥に富士山がみえるのですが、この日は姿をみせて
くれませんでした。
ここからの眺めは安藤広重の絵にもなっています。


桜えびのかき揚げ

由比駅に到着です。
この日の歩程は5時間40分でした。
朝ご紹介した食堂で桜えびのかき揚げを食べました。
10数年前の東海道歩きでもここで食べました。
その頃と比べて食堂は立派になっていましたが、
桜えびの味は変わっていませんでした。
キリンのラガーがあったのは嬉しかったです。

※今日はこれから鎌倉街道歩きです。
相鉄線の瀬谷からスタートしてどこまで行けるでしょうか?
6月が最終回になるようです。

※明日から広島・山口に遠征します。
2泊して26日の夜帰る予定です。



浜石岳(その1)

2012-05-22 | 里山
5月8日、静岡県の浜石岳に登ってきました。

由比駅

東海道線の由比駅がスタートです。
東京から新幹線に乗って三島で東海道線に
乗り換えました。

案内図

駅前にこのあたりの案内図がありました。
上のほうに浜石岳も見えます。


食堂

駅前にある食堂です。
帰りにここに寄る予定です。

桜えびのモニュメント

ここは桜えびの産地として有名です。
道路にこんなモニュメントがありました。


タツナミソウ

タクシーで野外活動センターまで入りました。
下りたところに咲いていました。
茎の片側に花が咲いていて、打ち寄せる波にように
見えるのでこの名前がついたようです。

富士川

途中からの展望です。
画面の中央あたりに薄っすらと富士川がみえます。


由比港

すぐ前に由比の港がみえます。
この日は暖かかったので、展望はあまりよく
ありませんでした。


富士山

木の間から薄っすらと富士山が見えました。
肉眼でやっとでしたから、カメラではどうでしょうか?
見えない人は心眼でみてください。


アンテナ

あのアンテナがあるあたりが頂上です。
このあたりから歩いて1時間もかからないと思います。

登山道

杉林の静かな登山道です。
この日の参加者は13名でした。


分岐

分岐にでました。
帰りはここから右に下りる予定です。


ハナイカダ

葉っぱの真ん中から小さな花が咲いています。
秋になると黒い実ができます。
その姿を筏に乗った船頭に例えたようです。
別名:ヨメノナミダと呼ばれています。
昔のヨメさんは黒い涙が出るくらい悲しい思いを
したのでしょうか?


◎金環日食

21日、午前7時34分頃、金環日食が観察されました。


コンデジのレンズに日食メガネをつけての撮影です。




7時34分、金環日食になりました。
少し薄暗くなり、気温も低くなってきました。




これは別のカメラです。
金環日食が終わって左下に月がでるところです。
カメラより日食メガネをつけて肉眼でみたほうが
印象的でした。



その後、しばらくしたら雲がでてきました。
これはメガネなしでもきれいにみえました。
彩雲も現れていました。
この日、日本中の人がこの現象を眺めたことと思います。
みなさんのところでは如何だったでしょうか?

足利フラワーパーク(最終回)

2012-05-21 | 日常の出来事

もう1本大藤を訪ねました。
これは少し小高い丘の上にありました。



幹をズーミングしてみました。
何とも悩ましい姿です。
福島のフラガールを思い出しました。



すぐ横にはツツジの群落があります。
ツツジも丁度見頃でした。



ここはツツジの海と呼ばれていました。
この近くに「館林」というツツジの名所があります。
ここのツツジをみて「もう充分だ!」と話している
人がいました。



シャクナゲもたくさん咲いていました。
園芸種のシャクナゲは「セイヨウシャクナゲ」と
呼ばれています。




真っ赤なシャクナゲです。
この色のシャクナゲはネパールの国花に
なっています。



白いシャクナゲです。
太陽の光を受けて輝いていました。




滝の裏側です。
これだけ枝を這わすのもたいへんな作業だと思います。




ここはシラフジのトンネルです。
長さは80mくらいあるそうです。



見上げてみました。
甘い香りが漂っていました。



藤のドームでイベントがありました。
オカリナの演奏です。



オカリナといえば宗次郎さんが有名です。
演奏の前にオカリナについて説明してくれました。




ドーム全体はこんな感じです。
二人のバック演奏がつきます。


◎オカリナ演奏

携帯動画で撮ってみました。
素晴らしい演奏をお聞きください。

オカリナ(1)



オカリナ(2)

足利フラワーパーク(その2)

2012-05-20 | 日常の出来事
ラークスパー

手前の花はラークスパー、別名:ヒエンソウと
呼んでいます。
橋の上には白い藤棚があります。


キバナフジ

黄色いフジです。
別名:キングサリまたはゴールドチェーンと呼ばれています。
ここでは一番遅く咲くフジのようです。

キバナフジのトンネル

黄色いフジのトンネルです。
まだ咲き始めたばかりでした。
下に咲いている花はアイスランドポピーです。
公園などでもよく見かけます。




ここには中央に大きな池があります。
花壇にもたくさんの花が植えられていました。


オオナガフジ(1)

先ほどとは違う大藤です。
フサが長いので、オオナガフジと呼ばれています。

オオナガフジ(2)

樹齢140年だそうです。
移植されてすっかり根付いたようです。

大きな幹

幹をズーミングしてみました。
最初の大藤と同じくらいです。
それにしてもフジの木がこれほど大きく育つとは
思っていませんでした。

シラフジの滝

遠くに白いフジが見えます。
ここはシラフジの滝と呼ばれていました。

八重黒龍(1)

八重のフジです。
八重黒龍という名前がついていました。



八重黒龍の花

花をみるとブドウのようにみえます。
八重のフジは珍しいです。


八重黒龍(2)

大きな幹です。
これだけのフジを維持するには手入れも
容易ではなさそうです。

説明文

他の大藤と同じく樹齢140年だそうです。
夜のライトアップは見事だそうです。

八重黒龍(3)

少し離れたところから撮ってみました。
全体を見るには空から眺めるしかなさそうです。


モネの池

すぐ近くに池があります。
スイレンが浮かんでいました。
案内図には「モネの池」とありました。
もう少し歩いてみます。


もう1本動画で撮りました。
大藤の迫力をお楽しみください。



※今日5月20日は私の誕生日です。
元気で誕生日が迎えられて嬉しいです。

足利フラワーパーク(その1)

2012-05-19 | 日常の出来事
※島根の山から昨夜遅く帰ってきました。
ブログ、続けます。

※連休明けの7日、足利フラワーパークに行ってきました。

入り口

この時期は東武足利市駅からシャトルバスがでています。
片道¥300で運んでくれます。


案内図

園内はかなり広いです。
ここは大きなフジの花が咲くことで知られています。
入園料は花の開花によって違います。
この日は最高の¥1700でした。


シラフジ(1)

入口でシラフジが出迎えてくれました。
なかなか立派な枝振りです。


ツツジとフジ

ツツジも満開でした。
ムラサキフジ、シラフジと一緒に撮ってあげました。


シラフジ(2)

これも見事な枝振りです。
このようなフジがたくさんありました。


ムラサキフジ

よく見かけるムラサキフジです。
近づくと甘い香りが漂っていました。


大藤のカーテン(1)

目の前にフジのカーテンが下がっていました。
これが「世界一の大藤」だそうです。


説明文

樹齢140年、広さは600畳だそうです。
とてもカメラに納まりません。

花のシャワー

見上げると花がシャワーのように降り注いで
きます。
クマンバチが忙しそうに飛び回っていました。

大藤のカーテン(2)

花の中央あたりです。
遠くに幹がみえます。


大きな幹

幹をズームしてみました。
幹周り、4mだそうです。
見ていて力強さを感じました。


大藤のカーテン(3)

周囲はグルッと周れます。
この日は平日でしたが、たくさんの人が訪れていました。
連休があまりよい天気でなかったので、この日を待って
いたようです。


ライトアップ

ポールにたくさんの照明がついています。
夜はライトアップをするようです。
あまりの大きさにすっかり圧倒されてしまいました。



携帯動画でも撮ってみました。
大きさを味わってください。


大岳山から馬頭刈尾根(最終回)

2012-05-15 | 奥多摩
馬頭刈山頂上

馬頭刈山に到着しました。
大岳山をでてから2時間40分の歩きでした。
かなり広い頂上です。
標高884mとあります。
ここで最後の休憩をしました。


高明神社跡

馬頭刈山からはほとんど下りです。
途中にこんなところがありました。
昔、ここに神社があったようです。


ミヤマシキミ

たくさん咲いていました。
この花は有毒だそうです。
葉っぱは鹿なども食べないそうです。
群生していました。


登山道(1)

杉林の中を快調に下っています。
ここを降りれば温泉が待っています。

アケボノミヤマシキミ

少し下ったところに咲いていました。
茎や花が紅い色をしています。
ミヤマシキミの変種だそうです。
何故か1本だけありました。


吊り橋

吊り橋が見えてきました。
この橋を渡れば終点はもうすぐのようです。


登山道(2)

しかしなかなか楽させてくれません。
長い尾根道が延々と続いていました。


ミツバツツジ

ミツバツツジです。
園芸種と違って山で咲く花はそれほど華やかさがありません。
この控え目のところにかわいさを感じます。


武蔵五日市の街

はるか彼方に武蔵五日市の街が見えてきました。
ヤマザクラがまだたくさん咲いています。

標識

標識がでてきました。
下りてから「瀬音の湯」に入って汗を流しました。

この日の歩程は7時間40分でした。
まだ芽吹きには早かったですが、なかなか楽しい
尾根歩きでした。
秋の紅葉の頃もよさそうなコースだと思いました。


※明日から島根県の山に登ってきます。
18日の夜、帰る予定です。
みなさんのところにもご訪問できないと思います。
ご容赦ください。

大岳山から馬頭刈尾根(その5)

2012-05-14 | 奥多摩
つづら岩

ここは「つづら岩」というところです。
綾滝・天狗岩と登ってくるとここにでてきます。
馬頭刈山に向かって歩きます。


ロッククライミング

「つづら岩」はロッククライミングのゲレンデに
なっているようです。
数人の人が練習していました。
最近は女性のクライマーも多くなっているようです。
ブルーの服を着た男性が大声で道具の使い方を
教えていました。
これからこの垂直の壁を登るようです。


痩せ尾根

痩せた尾根が続きます。
このあたりにはアセビの木が多くなってきました。
花の開花はまだ先になるようです。


イワウチワ

少し下った崖下に咲いていました。
天気が悪いので、うつむいています。
今年初めての出会いでした。

キブシ

春先に咲く花です。
たくさん咲いているとカンザシのように見えます。
やっと奥多摩にも春が訪れてきたようです。


登山道(1)

ガスはなかなか取れません。
前を歩いている仲間の姿が見えません。
このあたりの登山道は歩きやすかったです。

山ガール

前を行く3人が今回初めて参加した女性です。
足はしっかりしています。
まだうら若き「山ガール」さんでした。


標識(1)

よく見るとメガネをかけています。
誰かが忘れて行ったようです。
長い尾根歩きが続きます。

分岐

ここを左に降りればバス停にでることができるようです。
最後のエスケープルートです。
ここを過ぎれば最後まで歩くしかありません。

イワウチワ(2)

再びイワウチワが姿を見せてくれました。
やはり登山道からは少し崖下に下がったところです。
足元を確保しながら、撮ってあげました。

イワウチワ(3)

どの花も下を向いています。
晴れていればもっときれいな姿を見せてくれます。
花びらのフリルがかわいい花です。

鶴脚山

鶴脚山とあります。
標高が916mとマジックで書いてありました。
ここを過ぎれば馬頭刈山は近いようです。


◎花特集(3)


ベニドウダン

鮮やかな紅色をしています。
別名:チチブドウダンとも呼んでいます。
埼玉県の秩父地方に多い花です。


ホタルカズラ

きれいなブルーの色をしています。
星の形をホタルの光に例えたようです。


ツキヌキニンドウ

葉っぱの間から茎が突き抜けているように
見えます。
ニンドウは忍冬と書いて、スイカズラのことです。


キンギンボク

咲き始めは白くて少し経つと黄色くなります。
実が2個できるので、ヒョウタンボクとも呼んでいます。


ガクウツギ

ウツギの仲間です。
3枚の装飾花が大きいです。
里山でもよく自生しています。



セリバヒエンソウ

葉っぱがセリの葉に似ていて、花がツバメが
飛んでいるように見えます。
中国原産で、明治時代に渡来したそうです。
すっかり、雑草化しています。


オドリコソウ

これは淡いピンクをしていますが、白い花もあります。
踊り子が踊っているように見えます。


スイカズラ

左からツボミ、咲き始め、咲き終わりです。
3世代が揃っているのを見ることができました。
咲き始めは白いですが、しばらくすると黄色くなります。
ツル性の植物で、繁殖力が強いです。

大岳山から馬頭刈尾根(その4)

2012-05-13 | 奥多摩
杉林

杉林が霞んでいます。
墨絵の世界です。

シロバナナガバノスミレサイシン

足元に咲いていました。
ナガバノスミレサイシンは淡いピンクをしてしています。
この花は白い花なので、正確にはシロバナナガバノスミレサイシン
というようです。
花の中では一番長い名前のようです。


分岐(1)

このコースには幾つかの分岐があります。
悪天候などの時に逃げ道になっています。
ここもその1つです。


大木(たいぼく)

時々大きな木が現れてきます。
この木もミズナラのようでした。


分岐(2)

左に降りれば大岳鍾乳洞にでることができます。
以前、「関東ふれあいの道」でここを登ってきました。


登山道(1)

この先に「やせ尾根」があるようです。
みんな黙々と歩いています。

富士見台

名前は「富士見台」ですが、展望はよくありません。
富士山は見えませんでした。
ここも「関東ふれあいの道」で通ったところです。


大岩(1)

大きな岩の下を通ります。
ここで地震にあったらたいへんです。
静かに通り過ぎました。

ハシゴ(1)

今度はハシゴの連続です。
濡れていて滑りやすそうです。


ハシゴ(2)

降りてから振り返ってみました。
2段になっていてかなり長いハシゴでした。

登山道(2)

大きな石がゴロゴロしている登山道です。
滑らないよう慎重に歩きました。

大岩(3)

見上げるような大きな岩が現れました。
岩の間から木が生えています。
こんなようすをみると生命力の強さを感じます。
尾根歩きはまだまだ続きます。


◎花特集(2)


オウバイ

春先に咲く花です。
中国では迎春花と呼ばれています。

サクラバラ

花びらの先端が淡いピンク色をしています。
コウシンバラとノイバラの交雑種だそうです。

ナナカマド

秋に葉っぱが真っ赤に紅葉します。
花の後の赤い実も印象的な花です。

クサボケ

ボケより背が低いです。
草むらから赤い顔を出しています。

ハマナス

海岸に多い花です。
実がナスに似ているので、このような名前になりました。


レンゲツツジ

大きな花がよく目立ちます。
長野県と群馬県の県境にある湯の丸高原が
この花の群生地として知られています。
今年もそろそろ咲く時期だと思います。


大岳山から馬頭刈尾根(その3)

2012-05-12 | 奥多摩
注意書き

こんな注意書きがありました。
この先はガレているようです。


登山道(1)

右側から石が落ちてくることがあるようです。
登山道はしっかり踏まれていました。


ヨゴレネコノメ

登山道の脇にひっそりと咲いていました。
これが花だとは気がつかないのでしょうか?
みんな素通りしていました。
ネコノメソウの仲間ですが、葉っぱが汚れている
ように見えるので、このような名前がついています。


新しい鳥居

神社に到着です。
ここの広場で昼食にしました。
歩き出して約2時間です。
この鳥居はかなり古かったのですが、新しく
建替えられていました。


大岳神社

昼食後、再び歩き出しました。
この奥に見えるのが大岳神社です。

岩場

神社を過ぎると岩場がでてきました。
ここを登れば大岳山も近いです。

登山道(2)

このあたりまできたら、急に人が多くなってきました。
大岳山に登るルートは幾つかあります。
他のルートからきた登山者が多かったです。


大岳山の頂上

大岳山の頂上です。
神社から約20分の歩きでした。
標高1267m、奥多摩三山の1つです。
奥多摩三山とは大岳山、御前山、三頭山の3つを指します。
ここから富士山がみえるのですが、この日はガスっていて
見えませんでした。

標識

大岳山から神社まで引き返しました。
ここから馬頭刈尾根(まずかりおね)を目指します。

登山道(3)

静かな登山道が続きます。
我々以外にここを歩く人はいませんでした。

登山道(4)

このあたりはかなり登山道が荒れていました。
滑れば間違いなく左の沢に転がり落ちます。
山ではつまづきによる転倒事故が多いです。

分岐

分岐にでました。
右に行けば鋸山を経て御前山に行くことができます。
我々は左に進みました。
これから長い尾根歩きが待っています。


◎花特集(1)

連休中に出会った花をご紹介します。


ゴウダソウ

別名:オオバンソウと呼んでいます。
花が終わると画面の下に見えるような実ができます。
この実が大判に似ているので、このように呼んでいます。

コバンソウ

別名:タワラムギと呼んでいます。
雑草のように群生する花です。
大判・小判と揃いました。

コツクバネウツギ

ツクバネウツギより小さいので「コ」がつきました。
山でもそろそろツクバネウツギが咲く頃だと思います。

ウンナンオウバイ

春先から咲いている花です。
キソケイに似ていますが、花が八重です。
枝は大きく枝垂れます。


イカリソウ

花の姿が「錨(いかり)」に似ています。
空を飛んでいるUFOのようです。

イチハツ

春先に咲くので「一初」とも書きます。
花びらの真ん中にトサか状のヒラヒラがあるのが
特長です。

ハマダイコン

海岸に多い花です。
ダイコンと名前がついていますが、根はあまり大きく
なりません。
右に見えるのが種です。
群生するとなかなかきれいです。


※今日はこれから奥多摩の山に行きます。
天気もよさそうなので、楽しんできます。

大岳山から馬頭刈尾根(その2)

2012-05-11 | 奥多摩
御岳神社

御岳神社の鳥居です。
やっとカメラに納まりました。


エイザンスミレ

エイザンスミレです。
霧でしっとりと濡れています。
湯上りの少女のようでした。

天狗の腰掛杉

左は「天狗の腰掛杉」といいます。
今にも天狗が舞い降りてきそうな雰囲気でした。


クサリ場

クサリ場を通過します。
左はかなり大きく切れ落ちていました。

奥の院

奥の院に着きました。
歩き出して約1時間でした。

祠(ほこら)

少し歩いたところに祠がありました。
ここを左に進みます。


登山道(1)

登山道が厳しくなってきました。
石が濡れているので、足元に注意です。


大木(たいぼく)

大きな木が現れました。
左はミズナラのようでした。


分岐

分岐です。
右は奥の院を通らなくて御岳山に行くことが
できます。
我々は左のほうから降りてきました。
これから鍋割山を目指します。


カラマツ林

カラマツの芽吹きもまだだいぶ先のようです。
これが芽吹く姿もなかなかきれいです。



鍋割山頂上

鍋割山に着きました。
歩き出してここまで約1時間20分です。


三角点

右に三角点がみえます。
今回は女性3名の新しいメンバーがいました。
いつも若い女性が少ないので、男性メンバーも
珍しそうに眺めています。

頂上全体

鍋割山の頂上全体はこんな感じです。
周囲に木が多くて展望はよくありません。


登山道(2)

これから大岳山に向かって歩きます。
霧の中では赤や黄色がよく目立ちます。
しばらくはなだらかな登山道が続きます。


◎付 録

シモクレン

白いモクレンをハクモクレンというのに対して
こちらはムラサキなのでシモクレンと呼んでいます。
もう終わっているところが多いかも知れません。


ミッキーマウスノキ

春先に黄色い花をみました。
それからだいぶ経ったので再び会いに行ってみました。
ガクが真っ赤に染まっていて種がだいぶ黒くなっていました。
南国育ちの木です。


ユリノキの花

かなり高い木です。
花はよく探さないとわかりません。
ニュージーランドではチューリップツリーと
呼んでいました。
これは5月4日の写真です。
今頃はもっとたくさん花を咲かせていることと思います。