帰りたい空

野ねずみ探検隊は、いつかは帰りたい無何有の郷を探して活動チュウ。
山に登り、地を馳せ、温故知新の旅記録です。

野ねずみ山日記別巻 くじゅうボウガツル、荒れる

2017年05月04日 10時00分00秒 | 野ねずみ作戦活動記録
連休、3日、4日は晴れるという天気予報を無条件で信じて、くじゅう大船山のご来光
登山を計画した。
先日の裏英彦山山行後、突然腰痛を発症した隊長は不参加表明で、野ねずみ作戦は別巻だ。
でも、隊長は不参加で正解だった。
信じた晴天は、入山から法華院山荘に到着まではまじめな顔をしていたが、テントを設営
しだしたころから本性を現しだして、一気に変わり。一晩中強い雨と風。
本作戦予定の本日朝は、さらに荒れ、大船山へのアタックは危険と判断し中止。
雨風が荒れ狂うスガモリ越を越えて、下山となった不発作戦となった。
まあ、この天候でもぐっすり睡眠がとれた現在の装備とノウハウは実証できたのである。




いきなり昼ご飯から記録スタート(^o^)。
作戦では、今日はボウガツルか法華院のキャンプ場でテントを設営できればいいので、
渋滞した高速道路をやってきたら登山口で昼ごはんだ。まあ、ビールも飲めるし(^o^)。



1336時、さあ、山行開始。


いい天気に思える空、この時は明日朝は3時出発で大船山ご来光作戦の展開を信じて・・・。


アシビが今が盛りと咲くスガモリコースのアプローチ道路。


三俣山から硫黄山にかけて、迫力の展望が開けてくる。


1424時、スガモリ越のガレ場登り口へ。1446時、スガモリ越に到着。一休み。


大船山が悠々とそびえている、オデの大好きな景色。天気は心配なさそう。
明日はあそこへ立てると信じているオデ。




ボウガツルはテントの花がいっぱいで、おやおや見えだした法華院山荘もキャンプ場
はいっぱいだねー。では、オデの秘密のスポットへ・・・。


1537時、法華院温泉山荘でキャンプ場と温泉の受付、1人800円也。


さあ、幕営設営の練習開始!。1546時、設営スタート。1634時、完成。ウーン・・・。
30分内にしたいところだが・・・。練習不足だ。


法華院山荘で温泉をいただいて、(今日は満員で人だかり、みんな天気を信じて来たんだ。)
テントへ帰ったら夕ご飯、明日2時起床予定で早めに就寝のため・・・と、ところが、
この頃から空は本当の姿を現しだして・・・なんと雨が・・・。


まあ、野ねずみ探検隊の幕営スタイルは、タープ設営が基本なので、降雨にも対応。
今日はズンドウフ鍋でしゃぶしゃぶを堪能。こういう時のアルコールは基本的にバーボン。
それもワイルドターキーの50.5°!。担ぐ量を減らせるからねー、命名”山酒”なのだ(^o^)。
ああーでも、後から来たご夫婦は初幕営らしく、雨に濡れながらお食事だ・・・。
さて、オデは明日朝を信じて、8時前に就寝。シュラフが気持ちいいー・・・爆睡。


夜半、雨の音で目が覚める。トイレに立つと外は真っ白な霧。ご来光登山?、無理だね。
3時、雨風はさらに激しく、大船山アタック中止を決定。6時前、法華院温泉山荘で温泉だ。
2~3人お湯を一緒して、「こりゃーどうしようもないですなー。」と同年輩の方。
なんでも兵庫からこの時とばかりやってきたとか。「友人が穂高に登っていて、先ほど
連絡があって素晴らしくいい天気だと・・・」なんとお慰めしたらいいのか(^o^)・・・。


さあ、こうなったら危険が増す前に下山だ、6時体力を保つために朝ごはんはばっちり食べよう。


びしょびしょのテントと格闘して撤収作業。こうゆう時もタープが役に立つ。
タープの下でテントをまとめれば、ザックなどの濡れ被害が少しでも減るのだ。
0748時、下山開始だ!。






0815時、北千里ヶ浜へ。0833時、スガモリ越。0851時、旧硫黄鉱山坑道と下山路は急ぐ。
風は狂ったように吹き、雨は打ち付けてくる。
途中、幾組か登山者とすれ違い、法華院の状況、スガモリ越えの状況を提供。注意喚起する。





今回のYAMAP記録→野ねずみ山日記別巻 くじゅうボウガツル、荒れる

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