帰りたい空

野ねずみ探検隊は、いつかは帰りたい無何有の郷を探して活動チュウ。
山に登り、地を馳せ、温故知新の旅記録です。

野ねずみ山日記 二人静かの森

2009年05月31日 14時13分45秒 | 野ねずみ作戦活動記録
2年ほど前のこの季節に、野ねずみ探検隊は若杉山~宝満山の縦走作戦を敢行した。
その時にであった妖精(妖怪?)的オジサンから、しょうけ越から砥石山に登るルート上に”ある花”が咲いていると聞いて、
さんざん探しながら歩いたが、わずか一輪の発見で、しかも画像撮影はホワイトバランスがおかしく失敗だった。
(参照:野ねずみ山日記 若杉~宝満縦走3 妖精又三郎2007年06月10日)
その後、気になりながらもなかなか訪れる機会が無かったこの”しょうけ越”から三郡山への、福岡市民なじみの縦走路。
今日の作戦はねずみボスからの操り電波指令なのか、隊長命令はその花の探索作戦。
はたして野ねずみ探検隊は花に出会えるか?。では、行ってみよう。GO!

 
7時過ぎ、CRV探索機は県道60号線を走り、霧がかかるしょうけ越に軟着陸。この橋が実は山神の結界。

 
・・・で、作戦実行前にまずは腹ごしらえ、おやー霧でボケたナー(~o~)。橋を渡った広場で朝マックだ!。
0750時、結構気温が低い霧の中へ装備を整えて突入!。ねずみレーダー予報では09時頃から晴れるはず。

 
ところどころ急坂を登りながら約40分0830時、鬼岩谷到着。”谷”と呼ぶが山頂なのは何故か解らない。
山ツツジが汗をかいて登ってきた野ねずみ探検隊を待っていた。

 
9時、砥石山山頂はごらんの通り。晴れるはずなんだが・・・。時折雨の音がするけど。森の木の葉のおかげで濡れないゾ。
まあ、作戦の撤収検討ポイントだが体調も良好、空の具合を見ながら前進だ!。


0924時、前砥石山到着。ここはこの縦走路で一番の展望なのだが、真っ白だね(^_^;)。
「なかなか、あの”花”、会えないね~」と隊長。うーん、ちょっと時期が遅いかな?。

 

  
少しずつ天気が回復している。光の量が増えてきた縦走路。隊長はゴキゲン、GO!、GO!。
上り下りの傾斜があるとスローペースの隊長だが、こんな道では最強だぁ!。

               
               発見!。0950時、メインターゲット補足!。”フタリシズカ”、見つけたー\(^o^)/。
               じっくりとカメラのモードやISOを変えながら撮影。今度は失敗しないように・・・
               ・・・って、あれ~、やっぱりホワイトバランスおかしいねー(-_-;)・・・。
               まあ、とにかく作戦成功だ、今回のタイトルはこの花の名前なのだ(^・^)。


三郡山の山頂まで登って折り返そう。縦走路は次第に傾斜をつけて登りだす。昭和の森への道を分けたあたりに、すばらしいブナ。
このオブジェに、野ねずみ探検隊は題をつける。「天を支える木」だ(^・^)。

                
                1035時、おおー、見え出したぞ、三郡山山頂の電波塔。もう一登りだ。

 


1040時、しょうけ越入山から2時間50分、三郡山山頂935m登頂\(^o^)/。一休みしてコーヒーブレイク。宝満山を眺める。
結構登山客が上がってくる。小学校中学年の男の子がハアハアとやってきて、「ヤッター着いたぞ!最高だー」と
そこにいる人々の心を代弁する(^。^)。オオーよく来たな~。

                   
            山頂から少し戻って、昭和の森へ下る道との分岐点の小さな空き地で、今日のカフェ開設。
店名は”フタリシズカの森”。1120時。


1155時、下山開始。すっかり晴れた縦走路は日差しがあふれ出した。のんびりと歩く。





              
1250時、前砥石山まで戻りつく。往路の霧の中とは別世界の展望を楽しむ。ああ、明日はあそこでヒイヒイ仕事してるんだナー(^_^;)。


1317時、砥石山へ着く。行きがけの写真と比べると、違う場所にいるみたいだ。


1335時、鬼岩谷は光に溢れている。暑くなるぞー。



                  
鬼岩谷から少し下ると”鬼岩谷の鼻”という展望岩がある。見事な眺め、若杉山がきれいだ。1350時。


1410時、無事登山口のしょうけ越到着。結界の橋を渡り人間界に戻ると。ブンブン車が走る道だ。あ~あ、しょうがないね。
CRV探索機が待っていてくれた。タダイマー。
                

さて、今日の収穫をねずみボスに報告。
-花の部-
 
入山すぐのエゴノキは満開。                    ナルコユリはまだチビ。

 
鬼岩谷、前砥石山と、道々咲いていたヤマツツジ        この方は不明、花なのか額なのか葉っぱか?調査中
                                      →6/3ヤマボウシと判明

 
シロタチツボスミレ、道々咲いている。               ヤマアジサイもたくさん咲いている

             
             ツクバネウツギ発見。

 
タツナミソウかな?                          ドクゼリ?

 
ギンリュウソウ                            三郡山山頂手前、再びタツナミソウ

               
               帰り道、違う場所で発見したフタリシズカ
               往路で見つけた場所は、帰路わからなかった。

-虫の部-

クモの仲間はやはり編み物の天才、しかも満開のエゴノキ前にこれ、戦略家でもある。


オッ・・・コガネムシ?、いやー違うかも。調査中だ。


カラスアゲハはヤマツツジが大好き。


何か変わった虫だなーと思ったら、なんとデート中のハンミョウ君達だった(^・^)。

-鳥の部-(特記)
いたるところでいつもの鳥たちがいたが、なんとジュウイチの声を聞く。
おそらくコルリのさえずりも聞いたね。堪能・・・。

野ねずみ山日記 標高1000mの散歩道

2009年05月24日 15時41分53秒 | 野ねずみ作戦活動記録
1日だけの隊長休日は、なんとなくはっきりしない天気予報。冷たい空気がやってきて雷雨かも・・・などと言う(^_^;)。
日差しは既に夏、暑くなりそう・・・こんな時は無理をしない計画で活動開始。夏用の野ねずみ作戦が実はあるのだ。
背振山山頂まで、CRV探索機で自衛隊用の半ダート道を駆け上がり、標高1000mの涼しい山頂へまず避難。
そこからゆっくりのんびりと時間が許すだけ背振縦走路を散歩する。ほとんど汗もかかない天空散歩だ。
8時、背振山頂で朝ごはん。8時半から背振縦走路を椎原峠へ1時間半下ると、案の定雲が空を覆いだした。
無理せず折り返して背振山頂への登り道を2時間弱で戻り、12時前に帰り着く。
帰り着いた出発点が一番標高が高いので、涼しいまま過ごせる。これもこの作戦の利点なのだ。
山頂の広場の屋根付きベンチを借りて昼ごはん、これでもう雨がいつ降り出しても大丈夫。
時間に余裕があるのでしばらく野鳥探索。12時半を過ぎる頃、山頂にはガスが出てパラパラと降りだしたので、撤収。
14時には、我が家に帰り着いていた。表題画像は空中散歩途上で満開のドウダンツツジを発見して喜ぶ隊長である。

 
8時、”カフェ・山頂”で朝ごはんの野ねずみ探検隊をからかいにヤマガラがやってきた。


0826時、散歩に出発。しばらく背振山頂の舗装路を歩く。まだ空は機嫌よし。

               
               30分ほど車道を歩くと、縦走路への入口がある。ひょっとするとネズミ国への入口かも。


9時、展望の広場で休憩。おやおや、天気予報通り雲が出てきたぞ、山頂を振り返ると一気にガス発生だ。


”唐人の舞”と呼ばれる展望の良い大岩に立ち寄る。空にご機嫌を尋ねると「もう少しはいいか」という。


0955時、椎原峠到着。約1時間半の下り道を来たので、登りの帰り道は2時間かな。風も”そろそろ折り返しだ”と告げる。


時々日が差してくれる道で、木の枝にカメラを預けて記念撮影。ありがとうブナの木さん(^・^)。


のんびりと歩いて11時半過ぎに山頂駐車場で待つCRV探索機に帰着。昼ごはんは暖めてきたレトルトカレーにウインナー。
フリーを呑んでビール代わりだ(~o~)。

さて、今日の収穫を報告。

-花の部-
 
ドウダンツツジは満開                        ヤブデマリも

 
調査中のお二人・・・

 
ハナニガナのすぐ横にイワニガナ。黄色の花はいろいろな種類があちこちに咲いている。

-虫の部-

見つけた!、テントウムシ!。ヘヘヘヘ(^。^)。

-鳥の部-
 

 
(聴覚補足)ウグイス、シジュウカラ、キビタキ、カッコウ、ヒガラ、ツツドリ、ホトトギス、オオルリ、ジュウイチ、ミソサザイ。
(聴覚、視覚補足)ヤマガラ
(聴覚、視覚、画像補足)ホオジロ
・・・ウーム・・・、聴覚の記録方法も検討したほうがいいかな~・・・。

赤狐号走る 車検完了

2009年05月23日 16時14分59秒 | 野ねずみ作戦活動記録
メンテショップ、クォーターさんにドックインしていた赤狐号が帰ってきた。
車検と同時にタイヤを交換。今まで使っていたピレリのディアブロからDB-ROSSOへ。
「そんなに磨耗が激しくないみたいなので、万一を考えてグリップ力を少し上げとこう。」と平田社長。
この辺のアドバイスがありがたいね。さっそくちょいと試乗。~ン~・・・グッド(^・^)。
タイヤ新品のときは滑りやすいから、慎重に・・・。

野ねずみ野鳥探索 朝の裂田の溝

2009年05月23日 09時59分09秒 | 野ねずみ作戦活動記録
裂田の溝でキジが見れると、散歩のおじさんから教えてもらったオデ、今日は休日を利用して早朝の探索作戦実行。
チャリンコにカメラと三脚とスコープを積んで、途中のコンビニで朝ごはんの弁当を買って7時、現地到着。
粘ること2時間、探索ゾーンをあっちこっちウロウロしたが目指すキジの姿は無かった。
鳴き声は確かに聴覚確認、更に水路を飛翔するカワセミも視覚確認。でも写真は撮れず。
カワラヒワとセグロセキレイがわずかに画像記録となってくれた。
定期的な探索活動が必要かな。

 

野ねずみ探索記 発見!裂田の溝(さくたのうなで)

2009年05月17日 17時30分17秒 | 野ねずみ作戦活動記録
知らなかったねー、こんな近所にタイムスリップゾーンがあったのだ!。
見つけた場所は、我が家からチャリンコでも行ける那珂川の町向こう。
なんと日本書紀に難工事の記録がある灌漑用水路、この頃その一帯が発掘調査され、整備されたらしい。

雨の休日で、不完全燃焼の野ねずみ探検隊、朝5時に起きて行った天拝公園はひどい雨降りで、野鳥探索もトレッキングも×。
その後もトリアス久山の買い物ついでに、篠栗の鳴淵ダム湖に行ってみたりしたけど、野外活動は全滅。
しかたなく日吉庵のソバ所望の隊長命令にしたがって、昼ごはんは日吉庵。
で、早めに帰った14時過ぎ、雨上がる(~o~)。もてあました探索欲求をオデはこの那珂川の情報確認に向けたのだ。

裂田(サクタ)神社一帯をゆっくり歩けるウォーキングコースに整備してあり、遺跡の説明なども楽しい。
そして、鳥の情報!、なんとウォーキング中のおじさんから、キジが出現するとの話を聞く。そして鳴き声を聞いた。
・・・これは、詳しく探索が必要だ。後日野ねずみ本作戦だね。近いし、チャリンコでOK。歩いてもいいし(^・^)。

シロサギの群れには幼鳥が混じっていた。そして日が落ちた帰り道でカワセミの飛翔を確認。ヨーシ!。
    ↑
5/20朝、隊長からクレーム・・・「シロサギじゃなくてアマサギ!、幼鳥じゃなくて冬羽から夏羽に生えかわってフワフワ状態!」
・・・・ヘイヘイ、アマサギね、生え変わりね訂正しますよ、ヘイヘイ。



                      
シロサギの幼鳥はフワフワでかわいいぞー。←上のとおり訂正。

 
カワラヒワが大群で食事中。もう日暮れでオデのカメラでは光量不足。あれ間違えてスズメも撮影(~o~)。


これは、関係ない。昼ごはんの日吉庵の庭にいた大きなカタツムリ。ついでにアップだ。