帰りたい空

野ねずみ探検隊は、いつかは帰りたい無何有の郷を探して活動チュウ。
山に登り、地を馳せ、温故知新の旅記録です。

ねずみボス指令 横浜マラソン2018チャレンジ!

2018年10月29日 18時00分00秒 | 野ねずみ作戦活動記録
昨年中止となった横浜マラソン。なんせ台風だったからねー(@_@)、仕方ないよ。
まあ、おかげで横浜や鎌倉のプチ探索ができたんだけど、ラン的には・・・。
ところが今年、実行委員会の方針で、昨年中止に出くわしたランナーは抽選無しで
無条件に走れることになったので、これ幸いと申し込んでいたのだ。
しかし・・・、ここのところほとんど長距離を練習できていない上に、数週間ほど
前から変な風邪をもらって、鼻水、痰つまりに咳(*_*;。
途中リタイア(DNF)も覚悟でとにかくスタート。結果は・・・。

以下ラップタイム
Start 08:36:01 5km  09:06:28 10km  09:40:12
15km 10:11:57 20km 10:50:15 中間 10:59:05
25km 11:27:06 30km 12:12:38 32.5km 12:33:18
35km 12:58:42 37.5km 13:19:04 40km 13:39:29
Finish 13:56:44

やはり5時間20分を越え、これはもはや記録ではなく、記憶の分野だろうね(^o^)。
では作戦展開の報告開始だ。




0731時、JR野ねずみ駅で博多行快速を待つ。長い旅の始まりだ。
ANA 246便は定刻を25分ほど遅れ0954時、福岡空港をテイクオフ。


うわーい、いつも見れない角度からの博多の町だ、今日は良く見える。


そしてフライト途上の関西空港、台風災害が大変だったよねー、お疲れさまー。




1232時、やってきました横浜赤レンガ倉庫。ここが大会の受付会場なのだ。
昨年はここで・・・。いや、大会事務局は苦渋の決断だったろうが、正解だよ、当然の判断。
今年はよかったねー・・・と、受付のスタッフさん達に声をかけると、真剣に「本当に・・・」
ご苦労様です。




さて、本作戦日1028日、0619時、「敵前逃亡」のタイミングを考えながらホテルから
大会会場への道を行き、日本丸の横を過ぎる、”オマエ、ガンバレヨ”とマストから声が
聞こえる。会場到着は6時半過ぎ、相変わらず咳は出るは鼻水はだだもれ(~o~)、どうしよう。




1048時、スタートから案の定、息が苦しく足は動かず、トイレを借りながら、・・・
え、でも20km地点を越えたぞ、思ったより走れてるね。ヨーし行ってみようー。
1056時、コースはいよいよ首都高速へ、この大会の名物だけど、最大のハードル
だとオデは考えるねー。






そんな首都高地獄だけど、やはり横浜大会事務局はしっかり考えてるねー。ここだから
出来る応援パフォーマンスが沢山待っている。
チアガールのチームや、サンバダンスチームの演舞は、一般道路では確かに難しいかもね。
いやー、ありがとう、元気出る-!!。




1354時、横浜の中心部が見えてきて、もう動かない足をとにかく前に出しながらフィニッシュ。
今日は暑かったから救護班のスタッフはてんてこ舞いで、介護所は満員だった、みんなゴクロウサン。
なんでこんなことしてるんだろうねー、なんでだろう。と思いながら記念撮影を頼む、おっと
なにか踏んだかな?ゴメンねーm(__)m。、はい、パチリ。




皆様お元気ですか~。昨日は横浜マラソンでした。
昨年は大会前日、受付で台風来襲中止となり、約2年半ぶりの開催でした。
オデは最近ほとんど練習出来ず、しかもここ数日咳がひどい風邪ひきで、
出走見合せまで考えましたが、とりあえず行け!でスタート。
面白いもので、走り出したらやめたくない。周囲の応援や同走のランナー達にも力をもらい、
完走(^o^)。5時間近い記録ですが、フィニッシュ出来ました。(この時はそう思ってた)
皆様のお顔がまぶたに浮かびながら、おかげさまで…。
思えば、苦しいこと悔しいこと、つらい日々、悲しかったり寂しいかったりがほとんどの日常ですが、
思い出には楽しかった事が一杯残っているのです。不思議ですね~。
タツ・リョウの子供達も集まってくれ、楽しい時間を過ごせました。
有難いことです。
いつものことですが、フィニッシュゲートに祈るのは皆様の幸いです。
今回も有り難うございました。少しでも思いが届きますように…。
羽田空港にて


バイバイYOKOHAMA、また来れるかな、来たいな、あの応援してくれた笑顔にまた逢いたい・・・。


野ねずみ山日記 福智山の小秋

2018年10月21日 14時00分00秒 | 野ねずみ作戦活動記録
やっと夏が去り、福智山が楽しい季節になってきたので、さっそく山行作戦実施なのだ。
ルートは筑豊新道。かつては厳しいコースとの認識で避けて来たんだけど、今年春の
作戦で登ってみて、厳しいけどゆっくり焦らずに登れば、静かな深い森をジックリ
楽しめて、変化があって飽きず、そして頂上直下に直登できる便利さがわかってきた。
さあ、久しぶりのホームマウンテン、ゆっくり楽しもう。


0830時、福智山ダムの畔にX-T探査機を着陸させて山行準備。
野ねずみベースから1時間もかからない福智山は、ほんとにアクセスが良くて、今回も
ゆっくり朝ご飯を済ませて、途中の常連パン屋さん風車で行動用のパンを買って来た。


福智山ダムの小さな入り口を入ると、たちまち福智山の山神様の世界が始まる。
瀬瀬里の渡しを渡って、いくつか林道と交差しながら登山道は上がっていく。


0855時、大塔の別れに到着。ここから道は3つに別れ、今日はこの筑豊新道を行くのだ。






深い森の中を延々と続く筑豊新道。ゆっくり行こう、森を楽しみながらね。




ガレ場や倒木や崖登り・・・。たのしいねぇ(^o^)。


ダイモンジソウが群落を作っていた。可愛いねー。


1030時、約1時間半の登りを来て、上野越コースの正面道に出る。ここはもう8合目近い。
























今日は最高の展望、霞が少なくて遠賀川の河口から沖合まで遥かに見晴るかす。
遠賀川を渡るJRの鉄橋、ああ、明日からまたあそこを渡って地獄の仕事場に行くんだねー・・・。




1330時、下山の道は大塔の別れの筑豊新道入り口まで到着。


1351時、瀬瀬里の渡しを渡って山の結界を抜ける。いい山行だったねー。
さあ、引き揚げ開始だ。

今回のYAMAP記録→野ねずみ山日記 福智山の小秋

野ねずみ山日記 英彦山四王寺の滝ルート初探索

2018年10月13日 15時00分00秒 | 野ねずみ作戦活動記録
諸先輩の皆様の活動情報で、英彦山の四王寺の滝が面白いと伺っていて、気になっていた。
そして、そのルートがかなりハードであることも・・・。
山行に一番いい季節になって、しかも好天の約束を頂いた土曜日、やはり何かにチャレンジ
してみようと、これまで躊躇していたこのルートの探索に踏み切った。
予想通り、厳しいコースで、特に大南神社を目指す主要ルートを途中で別れて、四王寺の滝
へ向かう道は、ほとんど踏み跡が分からず、道しるべのテープやケルンも目立たないので
登山を始めたばかりの人は道迷いの可能性が高いと思う。
滝から南岳へ登る道は、まさに崖を這い上がる道で、しっかりと4点支持を気を付けながら
木の枝や岩のとりつきを頼って登った。
確かに楽しいバリエーションで、冬季の凍結滝が面白そうだ。作戦展開を検討してみよう。


0925時、別所の駐車場で山行準備をするのは久しぶりだねー。
0935時、出発ー!。


懐かしい道を楽しみながら歩いて、0945時、さあ、英彦山神社名物の石段登り開始だ。








1022時、玉屋神社への道を別れる分岐点で休憩。四王寺の滝の案内版は、以前はなかったらしい。


1035時、梵字岩への分かれ道を見ながら、もう少し先へ・・・。
1048時、いよいよ四王寺の滝への道に突入だ。わかりにくいらしい。


確かに、ほとんど道ではないね。わずかなふみ跡と目立たないテープを探しながら進む。


1130時、忽然と森の中から巨大な石の塊が現れる。目的の四王寺の滝、思ったより大きいぞ。
水量は少なめでしぶきが飛んでいる。










南-中岳の縦走路から南方の展望を見る。


1335時、中岳山頂の英彦山神社上宮に到着。道行のご加護にお礼の参拝。
この英彦山神社の立柱、ますます傾いてきて、いつか倒れるだろうねー。(^o^)
さあ、正面道を下山開始だ。


正面道の9合目あたりは北面の展望が広がって、目にうれしい。


1348時、行者堂跡を通過。


1357時、おやおや「稚児落とし」の立て札が朽ちてしまったねー。
すると1406時、中宮後の案内板が新しく立派になってる。登山道のお世話、ありがたいね。




ご覧の通り英彦山の正面道は階段ばかり、下っていくとはじめは石ころの雑な階段が
下るにつれて次第に立派な階段になっていくのだ(^o^)。
1439時、奉幣殿に下山完了。だけど石段はまだまだ続く。


1448時、英彦山神社の石段を下りきって一息。やっと下りきったねー。
さあ、別所駐車場で待ってるX-T探査機に向かおう。


隊長が別所駐車場の近くでヤマホトトギスの群生を発見。
15時ジャスト、別所駐車場で山靴を脱ぐ。確かに面白いルートだったねー。
凍結滝の探索、作戦計画を検討してみよう。(隊長は今のところ大反対だ(^o^))。

今回のYAMAP記録→野ねずみ山日記 英彦山四王寺の滝ルート初探索

野ねずみ山日記 くじゅう大船山は初秋を装って

2018年10月07日 18時00分00秒 | 野ねずみ作戦活動記録
有難い連休を利用して、ほんとに運よくタイミングを外れてくれた台風の通過を待って
本作戦はその時々の状況を考えながら、出来るだけの対応を検討して遂行したのだが、
”考えすぎ”となったところもあったねー。
天気の情報は、チェックにチェックを重ねてOKのところが、登山口では小雨!。
悪天候にも対応しようと、憧れのボウガツルテント泊は諦めて、法華院温泉山荘の
大部屋素泊まりで決行したところ、登りついたボウガツルは晴れ渡り、テント場の
コンデションは最高!。テント数も少なく最高の環境だったのだ。
そして、あくる日の大船山ピークハントは、明け方の濃霧で危険を予測してご来光
作戦をやめてしばらく待機時間をとったところ、その後晴れ渡り最高の晴天となった。
ご来光は、最高だったとの評価を勇敢な登山者達から伺って、残念至極だったが、
まあ、仕方ないよね。これからも同じ状況だったら、同じ行動をとるだろう。
いやいや、それでも法華院山荘大部屋の懐かしい雰囲気、楽な居住性は楽しさをひき
出してくれたし、思いっきり登って歩いたし、いい山旅だったことは間違いない。
では、作戦の振り返りを報告。まずは1007日入山の日だ。






1052時、長者原登山口の駐車場から山奥へ最も上り詰めたところに便利な駐車
スペースがある。野ねずみ探検隊は時々利用させていただく。こんな時便利なのだ。
三俣山を見上げながら、旧硫黄鉱山道路をひたすら登るのだ。


1205時、坑道の終わり行き止まりから、空沢を渡りガレ場の急登に取りつく。
いよいよスガモリ越えの始まりだ。






1408時、法華院温泉山荘に到着、もう受付は並んでるよー(^-^;。今日は大部屋B区画。


法華院温泉山荘の大部屋はこんな感じ。オデは結構好き(^o^)。もう10年以上昔、
野ねずみ探検隊が山行を始めたころ、この部屋に2人っきりで泊ったことがあって、
そりゃー楽しかったねー(^o^)。






小道に変わった木の実が沢山落ちていて、見上げると枝にびっしりと・・・見事。
さて、本日の作戦活動はこれまでで、後は法華院温泉山荘に戻って温泉をたんまり
いただき、晩ごはんはクーラーバックで持ち上げた特上焼肉450gをフライパンで
焼ながらワイルドターキー水割りを・・・。そしてまた♨温泉、♨。いい夜だったねー。








真っ白な霧をまとった白幻のボウガツルに白い太陽が昇る。
なんかすごいなーとオデが撮影していると、電球がついてるみたい・・と隊長。
ウーン、何かにつまずくオデ・・・(^-^;。






段原からは、大船山の頂を目指してひたすら上り詰める、いつの間にか振り替える展望が
すごいことになってくる!。






由布岳も良く見えてるねー。


ご満悦の隊長、さあ、そろそろ下らないと、タイムアウトだよー。
0950時、下山開始。




大船山山麓の樹海に潜る野ねずみ探検隊。生命エネルギーを吸収して行こう。


1105時、大船山の長い下山が終わる。降り付くと朝とは別世界になった天国のボウガツル
が待っていた。リンドウとヤマラッキョウが仲がいいこと、野ねずみ探検隊はどうだろう?。






秋空の北千里ヶ浜を行く。心を洗われる。












長者原のX-T探査機にに下りついた野ねずみ探検隊は、疲れた足を法華院温泉山荘別館の
花泉酔のお湯で癒して帰路に立つ。北九州高速1743時通過中に日没を見る。
野ねずみベースまで、残り10分のナビ情報だ。

今回のYAMAP記録→野ねずみ山日記 くじゅう大船山は初秋を装って