帰りたい空

野ねずみ探検隊は、いつかは帰りたい無何有の郷を探して活動チュウ。
山に登り、地を馳せ、温故知新の旅記録です。

赤狐号走る 宝泉寺温泉にキセキレイを追う

2009年09月27日 16時12分10秒 | 野ねずみ作戦活動記録
この季節、宝泉寺温泉郷には、またキセキレイが遊んでいるに違いない。
天気がよさそうな土日なのに、隊長はどっちも仕事で相手してくれないので、赤狐号と作戦展開だ。
男一人、温泉を楽しむ旅にはもってこいの穴場宿、”たから温泉”。女将さん、お世話になりまーす。

(表題画像解説)
ピッピッピー!、はい、そこのバイク!、こっちばっかり見てると前方不注意でキップ切るよー。

 
では、まず”たから温泉”の紹介。
26日朝9時に福岡の我が家を出発して、高速1000円などともったいない出費をせずに、下道を朝倉の三連水車や
筑後川の雄大な流れを楽しみながらゆっくり走る。赤狐号快調快調(^・^)!。
11時半、到着したたから温泉、女将さん生れたばっかりの赤ん坊を(10日ほど前だって)大事そうに抱いて
「孫(●^o^●)!」だって、オメデトー。本来16時がチェックイン。「女将さーん、荷物だけ置かせてー」
「もう来たの!しょうがないねー。まあいいや部屋使ってもいいよー。」・・・と旧館朝食付きコースを頼むと、
こんな昔のアパートみたいな部屋を一室使わせてもらえる。自慢じゃー無いが、美しさを求める方には不向き。
でも、オトナ4人は寝れるスペースを使える。玖珠のスーパーで昼と夕ご飯の材料を買い出して12時半チェックイン(^_^;)。
4時間前倒しサービス、ありがたいねー!。これがあると作戦進行に大助かり。では次に温泉のご紹介へ・・・・。

 


別棟半分が温泉棟になっていて大露天男女用2、貸しきり家族湯4。これ以外に旧館用の湯治湯場3あり。
これすべて、自由に24時間入り放題で朝食(うまいよ)付きで2800円!(@_@;)。さあ、買った買ったーー!!。


          

さて、目的の探鳥会開始、でも結構気温が上がって鳥たちも休憩。ヤマガラが木の葉の影でこの通り・・・。あ~残念。
結局初日は収穫なしで、17時探鳥会終了。後は温泉としゃぶしゃぶのコッヘル自炊鍋を楽しむ。あー男旅だねー(~o~)。

 


朝5時起床。隊長に作戦の進捗を報告。コーヒーをまず煎れる、ドリップパックでもオデの活動のまず一歩。
次に朝一の暗い温泉をもらう。気持ちいい温度に体が温もり潤滑OK。
さあ、ディジタルスコープ赤狐セット(小さめの三脚)オープン!。いるねー、いる!。ウハハー\(^o^)/。キセキレイだ。

              
              たから温泉の目の前にいたセグロセキレイ。夢中で鳥たちを追いかけるうちにいつの間にか8時。
気がつくと女将さんが横にいて「ハハハ、朝ごはんだよー」って。イッタダキマース!。
女将さんにメールで撮れた写真送るよー・・・と聞くと、「えー、うちはパソコンとかなかよ。そげなことしきらん」
わー、最高の隠れ里ですねー!。今度来るときプリントアウトしてきます。赤ちゃんのお祝いにねー!!。・・・と心で言うオデ。
ご飯とお味噌汁をおかわりだー。


ラジオでチェックした気象情報”九州北部昼から一部降雨”を解析して帰投作戦開始。また来ようっと”たから温泉”。
赤ちゃん大きくなるぞー・・・。9時前たから温泉発・・・11時前我が家到着。隊長はまだ仕事、散髪に行く。


野ねずみ山日記 涌蓋山に山ねずみの軌跡発見

2009年09月23日 20時00分35秒 | 野ねずみ作戦活動記録
0922日朝5時、半分諦めてネットの気象情報を拾う。空は昨日昼から崩れだして今はしょぼしょぼと雨が降る。
予定していたシルバーウィークのメインイベント、涌蓋山山行作戦は無理かな~・・・。・・・ン!。
おや、ネット情報によると、そのエリア、昨日から今朝まで降雨データなし。そのうえ今日一日雨雲はかからない!。
要するに、我が家エリアは雨だけど、涌蓋山エリアは日差しもなく雨も降らず道も乾いた絶好の山行好日のはず。
作戦開始、急げ!。用意していた荷物を放り込んでX-T探索機発進は6時だった。

              
              案の定、福岡を抜けると日差しは無いものの降雨なし、道もドライ。
              高速九州横断道をX-T探索機はワープ巡航。途中萩尾SAで朝ごはん。

 
0830時筋湯温泉の駐車場にX-T探索機は着陸。
今日はここから一目山、ミソコブシ山、涌蓋山、石の塔と周回してねずみ国の入口を探索するのだ。
山行準備して0855時駐車場スタート、しばらく車道を辿りスキー場の手前の一目山登山口入山は0928時。


登山口からしばらく林道を歩き、草原の中に分け入る道へ。草原の先に一目山が聳える。
0932時、日差しが無いが気温高め、風が気持ちいい。雨の心配はやはり無さそうで、足元は完全乾燥だ。


0950時、一目山山頂到着。結構な坂道で息を切らしてきて一休み。山頂には先客がお一人いて挨拶。
ここ何日か山に住んで今日引き上げらしい、名残惜しくてちょっとのぼってしまいました・・・と。お気持ち察しますな~(^・^)。
さあ、休憩。スキットルの角を氷水で割って”野ねずみスガモリボウル”を注文。隊長もなんか食べてるねー。
阿蘇涅槃を望む。


一目山山頂から見た、ミソコブシ山と、それを胸に抱くように背後に立つ涌蓋山。いい眺めだねー。

 
1005時、さあ再出発。ミソコブシ山への道に旅立つ野ねずみ探検隊をイブキトラノオが見送っている。


 

 



 
さあ、道はもうお花畑の中。オトギリソウ、サイヨウシャジン、マツムシソウ、おお!今年の初リンドウだー(^。^)。


道はやがてミソコブシ山に取り付く。急坂に挑戦する隊長、がんばれよー。


1110時、ミソコブシ山山頂到着。涌蓋山を見上げる。筋湯方面の展望抜群!。あれ、隊長何かゴソゴソ?。

 
ミソコブシ山を下って草原の道をしばらく歩くと、放牧の牛が野ねずみ探検隊を見物に来る。やがて林道に飛び出す。
1150時、涌蓋越からいよいよ涌蓋山への胸突き八丁の登りだ。

 


ひたすら登りだけの長い長い道。息を切らして登りつめると女岳のピーク。1220時、馬の背の先に涌蓋山が待っている。



 
道は相変わらずお花畑で、マツムシソウの満開群生があちこちにある。リンドウの数も増えてイヨフウロが草むらに隠れてる。


1236時、涌蓋山1499.5m登頂。座って昼ごはんを食べる野ねずみ探検隊の頭が、ちょうど標高1500mだ。

 
ちらほらと咲くリンドウにキアゲハが止まる。何年か前に同じものを見たね。まさに時が止まったようなゾーンだ。
この辺りにねずみ国への入口があるのかも。

              
発見、山ねずみの軌跡。仲間の臭いがするぞ・・・ねずみ国の入口はどこだ!。


1332時、少し探索が足りないけど、タイムオーバー。一応現世に生きるヒトだからね。下山開始。

 
涌蓋越を過ぎて、ミソコブシ山手前の分かれ道を迷う。ウロウロする野ねずみ探検隊を牛たちが観察中。あ、こっちだ・・・。


1440時、石の塔横を通過。さあ、山の聖域を抜けるぞ・・・。

 
1449時、見下ろしていた筋湯が近くなってきた。1455時、下りてきた登山口は、昨年、湯坪温泉から迷った道。なつかしー。

 
1505時、山行を終える。もっと居たかった山だけどしかたない、ここはその昔、温泉の涌くキャンプ場だったけど
大雨でながれた。残念。ホントにいい所だった。自然はありがたくて怖いね。

              
1519時、やっと着いたひとめ荘。さあ、温泉だー・・・。

  
夜は爆睡。今日は素泊まりだったけど、ひとめ荘の食事はいつもご馳走が多すぎるので、たまにはいいかも。
安く済むしねー(^_^;)。まあ、お湯と布団が最高のご馳走。
朝5時、温泉もらって野鳥探索活動開始。やっとヤマガラ一羽撮影。雨がぱらつきだした。

           
朝ごはんを済ませて、温泉をまたもらって(^。^)、 さあ、帰ろうか。夢のように楽しい時を、ここに置いておこう。
このままで・・・。0923日0845時、X-T探索機はナビを現代の我が家に設定、発進!。

赤狐号走る 秋月から江川ダム小石原を抜けて

2009年09月23日 17時03分20秒 | 野ねずみ作戦活動記録
シルバーウィーク3日目、0921日。天気予報が急変して、昼から雨の予報。隊長は仕事(-_-;)。そうだね~、
久しぶりに赤狐号と”馳せる”ことを楽しもう。朝、隊長のご出勤とほぼ同時刻8時過ぎに出発。
筑紫野から秋月へ抜ける77号線を快走。風が涼しい、いい季節だァ。9時半秋月へ到着。


秋月城址。先代の野ねずみ探検隊1号探索機”紅号”でよく来てなじみになった、参道沿いの喫茶店は、もうなかった。


しばらく秋月を探索して、10時過ぎ江川ダムへ。ここは単車乗りの穴場的メッカ。車の通行量が少なくて
整備された適度なワインディングは、緑に彩られたダム湖畔に楽しく延びて行く。休憩中のドカMHR乗りが二人、
「いい気持ちやネー、のんびり人は少ないし。」「そうねー、今頃(某)ヤマナミなんて、キャンキャン走ってるねー。」
・・・同感である。


江川ダムから小石原へ抜けるR500を、緑風を楽しみながら走る。オッ、これが隊長から調査命令が出ている
馬見山登山口。所在確認!。なるほどーね・・・。


R500を小石原には向かわずに、桂川へ向かい気の向くままに馳せる。気がつくと陣屋ダム、11時。
そろそろ予報どおり、雲が覆いはじめた空。撤収開始。・・・でもなかなか走るのを止めたくなくて
桂川のワインディングをウロウロして、果ては60号線のしょうけ越えを越えて帰着。
0921日1255時。我が家で赤狐号クールダウン開始。やがて雨がパラリ。

野ねずみ山日記 雷山~井原山 往復縦走作戦

2009年09月23日 15時22分44秒 | 野ねずみ作戦活動記録
シルバーウィーク第二段はこれ、久しぶりの雷山-井原山縦走路探索だ。ムロン隊長が動く本作戦。
20日朝6時、黎明の朝空を見ながらX-T探索機発進!。・・・で、やってきたのは雷山観音の駐車場、まず朝ごはんだ。

 
0749時、山行開始。しばらく行くと雷山神社への道から左へ別れる。久しぶりの道だ。

 

 
すぐに迎えてくれる花たち(^・^)。ツリフネソウ、ママコノシリヌグイ、ミカエリソウ?、アキチョウジ。


0825時、清賀の滝到着。なつかしいなー、涼しいなー。のんびり休憩の野ねずみ探検隊をご年配のご夫婦が追い抜いていく。

            
            木漏れ日の日差しがきれいな登山道。少しずつ登っていく。先輩登山隊はなかなか健脚。

 
0908時、雷山神社上宮到着。お参りして涼しい木陰のベンチを借りて休憩だ。

 

 
さて、雷山はここからが厳しい登り。再出発!。さっそく花たちが応援してくれる。
アキチョウジにミカエリソウ、シオンとおや~・・・キミは誰だ?、氏名不詳のガ(^_^;)。

              
             0935時、息を切らして這い上がる野ねずみ探検隊を、古いふるい祠が見守ってくれている。これがあるともうすぐだ。
             なつかしい祠に一句、「傾いて 時を語るか 古仏」 

 
0940時、見えてきた雷山頂上。繁みのトンネルを抜けて光の中へ飛び出す。0941時、隊長登頂!。




雷山からの大展望をどうぞ・・・。


遥かに見える、あれはおそらく長崎・雲仙。空には雲ひとつ無い。




一休みして0955時、井原山を目指して出発!。夏期のこの縦走路はササが生い茂りヤブコギだ。なかなか手強いぞ。

 
ここにも野ねずみ探検隊を応援してくれる花たち。シオン、サイヨウシャジン等々。

 
1110時、適度なアップダウンを楽しみながら井原山到着。隊長はかなり足に来ている。昼ごはんはここだな。






今日の井原山は360度のサービス展望。見事な青空。さあ、カフェを開設だ。

            
            ”カフェ360°”のメインディッシュはウインナー。おにぎりとカップヌードルをオーダー。
             もちろんオデはフリーを追加注文。

 
1200時、しばらく楽しんだ井原山山頂に別れを告げて、復路に入る野ねずみ探検隊。「またくるねー\(^o^)/。」

 
なんとなく気に入った道しるべ。その柱の上にゴクマルカメラを乗せて記念撮影。

             
             おや、ここにも咲いていたヤマジノホトトギス。

 
1318時、帰り着いたぞ、雷山頂上の大岩。野ねずみ探検隊では「宇宙船雷山号」という。遭難した宇宙船が
この雷山頂上に不時着して、大岩に擬態カムフラージュしたに違いないと隊長は言う。その日陰でお昼中の
お父さんが一人、笑って「コンニチハ!」


1417時、清賀の滝に降りつく。下りで疲れた足をしばし休める。行きがけにここでごお会いしたご夫婦と会う。
このお二人と、今日の山行はほとんどランデブー山行だったなー。

 
再出発後1433時、なかなかみごとなミズヒキ発見。じっくり撮影。
1436時、山神の結界橋を渡る隊長。野ねずみ探検隊、現世現代へ帰還。


待っていたX-T探索機への到着は1449時、さあ、撤収開始だ。0920日1449時、雷山~井原山縦走作戦完了。

野ねずみ野鳥探索 少し先のご近所”那珂川”にて

2009年09月23日 13時16分56秒 | 野ねずみ作戦活動記録
さて、お久しぶり。シルバーウィークは、徹底的に野ねずみ探索作戦を展開してきたので、なかなか
ブログアップできなかったのだ。たまった活動記録を一気に公開。まずはこれ!。

0919日、連休初日だけど10時に”ヒロ殿”の来訪予定。更に昼からは、野ねずみ探検隊かねての夢”マイ基地”を探すため、
家探しを頼んでいるI江さんと会う予定で、遠出の時間なし。おまけに隊長は仕事。
こんなときはこれに限る。朝ごはん食べたら即、三脚をかかえて那珂川へ。えーあんな川に鳥がいるのー?。
・・・ってオデも以前は思ってた。いるんだよ、それが・・・。0856時、カワセミ補足成功\(^o^)/。
帰宅は10時のヒロ殿来訪に間に合った。


0620時、朝ごはん前にご近所で見つけたコムク達のオハヨウシーン。「ワーイ、朝日だー\(^o^)/。」って言ってるね~。


「ねえねえ、朝ごはん、何にする?。」

           
           バサバサバサーッ、「俺も仲間に入れてくれー」。「ワー!。キタゾキタゾー・・・。」


0824時、隊長が仕事に出かけて那珂川作戦開始。まずダイサギ補足成功。

              
              0837時、高啼き中のモズ補足。


0853時、川岸で散歩中のイソシギ補足。カワセミを見つけたのはこのすぐ後だった。