三重県多気郡多気町の県立相可高校の食物調理科の生徒を中心とする「調理クラブ」の高校生が運営する、全国唯一の高校生レストラン「まごの店」を描いた、日本テレビ系のドラマ「高校生レストラン」が5月7日から始まりました。
学園を題材にしたテレビドラマは多いが、実話に基づいたものは珍しく、これからの展開が楽しみです。先日ある会合で多気町の久保町長さんにお会いした時、このドラマの話が出て、ぜひ見てくださいと言われました。
(写真は高校生レストラン「まごの店」)
相可高校の食物調理科を指導するのは調理クラブ顧問で同校教諭の村林新吾先生で、ドラマの中では村木新吾という名前で松岡昌宏が演じています。同校調理クラブは1995年に発足しましたが、生徒たちは全国の料理コンクールで優勝・準優勝を250回以上しており、以前にテレビ番組で料理コンクールがあった時、審査にあたっていた有名調理人が相可高校の生徒の料理の仕方を見て驚いていました。料理が出来上がると同時に、食器などの後片付けが終わっており、「この子たちなら今すぐ私の店で使えます」と言っていました。
まごの店の運営でも高校生が調理、接客、販売、会計など全ての業務をこなし、開店から8年目になりますが、盛況です。営業は授業のない休日に行われていますが、テレビドラマの放映により、見学者が増えることから、平日も食事はできませんが、店の内部を見学できることになりました。
ドラマは土曜日の午後9時から放映されます。これからが楽しみです。