川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

本居宣長奥墓墓前祭行われる

2010-10-17 21:27:30 | 日記
 10月17日、松阪市山室町の妙楽寺山頂にある本居宣長奥墓(おくつき)で本居宣長墓前祭が行われました。この祭は山室山観光協会が主催して毎年この時期に行われており、宣長翁の霊を慰め、功績を讃えるために1901年(明治34年)から続いています。

 妙楽寺は樹敬寺の隠居寺で、宣長は生前しばしばこの寺を訪れ、この山室山の山頂を自分の墓所と定めていました。享和元年(1801)11月5日宣長が亡くなると、遺言書にもとづきこの地に葬られました。墓石の「本居宣長之奥墓」は宣長の自筆で、かたわらには宣長が好んだ山桜が植えられました。奥墓周辺は山室山神社の造営などにより、その後幾度かの変遷がありましたが、翁の没後200年後の平成13年に遺言書及び改正墳墓図に基づき、当初に近い形に復元整備されました。

 宣長没後209年後の今年の墓前祭には地元観光協会、自治会の人たちを始め、関係者また国会議員、県議、市議を始め多くの来賓が訪れました。祭事のあと三宅明山室山観光協会会長のあいさつ、来賓のあいさつなどがありました。
 墓前祭のあと妙楽寺の境内で山室山幼稚園園児による踊りや、もちまきが行われました。
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