多聞月記

シルクドゥソレイユのドラリオンをきっかけに中国雑技、サーカス好きになったおっちゃんの月記

ええやん! エリザベート

2018-09-16 22:32:30 | Weblog
ぶっちゃけると、キュリオスに回すはずだった予算がいろんなものに向いてます(笑)

今回見てきたのはこちら!

宝塚歌劇団の「エリザベート」です。
こちらの演目、演者を変えて今回で10回目の上演になるぐらいの宝塚を代表する人気演目のひとつで
しかもどなたか人気の方が引退する公演だそうで、ものすごい人気です。
私は当日券でしか見ないわけですが、
こちらが夏休み期間の火曜日。8月28日だったかな、、、
阪急神戸線の始発で到着した時です。

びっくりでした。

こちらの見切りS席を購入しました。
両サイドの見切り部分はそんなに気にならないんですが、奥行きの部分での見切りが少し気になりますね。
9月の2回目の土曜日は少しマシで折り返し地点ぐらい。

このようにショー全体を見下ろす感じで2階の最後列から見ました。
(見切りS席はまだ売ってました)
一目千本桜じゃないですが、一目で全てが見える魅力があります。
そして9月13日

阪急今津線の始発で行くために、前日のうちに門戸厄神駅近くの快活に泊まり
朝の5時ぐらいに到着した時の様子です。
小林さんの銅像もきっとこの列、この人気を眺めながらびっくりだと思います。
おそらく、、車とか自転車、近くのホテルもしくはカラオケに宿泊して朝一で並ばれたんかなって思います。
ルール上、徹夜は禁止なので皆さんうまく工夫されてるんやと思います。
個人的には、並んでそこに布団をひいたかのように寝るのは
徹夜と見なされても文句言えない気がしますけどね。やってることが夜の過ごし方ですから。
この当日券のシステムは見たいと思ったら観れるという、本当にありがたいシステムです。
宝塚の場合は当日券席をきっちり用意してくれているんですから特にです。
なのでこのシステムをこれからも続けていけるように節度を持って行動できたらいいと思います。
この9月13日は2公演ありましたが、私は15時の公演で、S席の普通の座席を無事購入できました。

こんな感じで3回観てきました。
ぶっちゃけ宝塚って安いんで、気持ち的にはもっと見たい気もするし、実際できるんですが
キリがないのでそこはセーブです。
では、肝心のエリザベートを見た感想ですが。
まずこれを見てください。

これ、初めてエリザベートを観る前にチケットを買った後に投稿したもんなんですが
、、、、
思いっきり予想を裏切られました(≧∇≦)
まあじゃないとそのあと2回見たりしませんけどね。

特に前半の締めとなる15、16、17幕が最高です。
宝塚のステージって本当にすごい人数で構成されてます。
だからこその迫力があるんですが、それが存分に発揮される16幕
その前後の個人個人の魅力溢れるシーン。
単体だけなら別のシーンの方が好きなんですが、流れでいうとこの3幕が私の中では神です。
ストーリーとしてはぶっちゃけわがまま女の都合のいい話です(笑)
ただ、そうなんですが、そこに歴史的な出来事をうまく合わせているのはすごいです。
まあ宝塚のオリジナルの話ではありませんが。
私はなんやかんやいっても
フランツヨーゼフよ、これで君こそが自由になったのだ
な〜んて思っちゃうのでした。
ちなみにこの皇帝陛下、何気にすごいんです。
戦争という戦争にことごとく負けているくせに、しっかりと体制は守りきり
しかも今でもオーストリアで人気があるといいます。
逆ならわかりますよ。戦争という戦争に勝ってたら。
負けてて、権利を失いつつ人気なんだから、ある意味得体の知れない名君かもしれないですね。
そんな好奇心を掻き立てるあたりもショーの力だと思います。
調べてみると、このショーをきっかけにオーストリアに行く人が増えたとか。
正直、想像以上に私も楽しい時間を過ごせました。
ということで一言で表すと
「ええやん!エリザベート」
です。
いや、私にはマジでそう聞こえます(笑)
コメント
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