多聞月記

シルクドゥソレイユのドラリオンをきっかけに中国雑技、サーカス好きになったおっちゃんの月記

西安战士战旗杂技团 設立1周年! 本拠地をしっかりと構えて新たな1年をスタート!!

2020-05-23 14:29:41 | 杂技の雑記
5/18に西安战士战旗杂技团は設立一周年を迎えました!
1周年といっても,もともとは広州に拠点を置いていた战士雑技団と昆明に拠点を置いていた战旗杂技团がそれぞれが所属していた文工団の解散によって
散り散りになったメンバーが再結集して始まった雑技団なので厳密にはもっと長い歴史があります.
文工団解散後も貴州にいた期間,以前私が見に行った大連を拠点を置いていた期間とあって,それらを経てたどり着いたのが今の場所,西安です.
貴州では舞台道具の制作工房を使った練習場で,マスクをしないと化学物質の臭いで練習すらできない環境,
大連では真夏には40度の劇場内での練習で熱中症になる人が多数,冬にはマイナス10度以下の環境での練習だったみたいです.

そして出会ったのがこちら

去年の5月からこちら西安演芸集団の1つの組織としての活動に移りました.


1年間で11のテレビ番組でのショー,オンラインでの公演が6回,西安での公益ショーが26公演,その他の場所での公益公演が12公演,
海外公演が3回に,いわゆる雑技団としての一般公演が17回,新たに作りあえた《天鹅湖》というショーを7回の合計82公演.
私自身も実際に現地で見たのは大連での団としての立ち上げ公演のみでしたが,オンラインなどでショーをたびたび見ることができました.
文工団所属の時よりも身近な存在になったのは嬉しいですね.
もちろん課題も山積だと思います.
勝手な感覚だと,ショー“ビジネス”でやってきたメンバーじゃないだけに,営利目的のビジネスを行う上でのコネクションや
もともと文工団の組織として恵まれた育成環境で育ってきたメンバーだけに,今から新しい次の世代を育成できるか,などなど.
ただ私はドラリオン,そして文工団解散のニュースで二度と見られないと思ったメンバーや演目を再度見ることができるようになったことを喜びたいです.
願わくば,バレエオンライトをも一度完成させてほしい.そんな願いをもってます.
なお本拠地は先ほどの写真のビルの8階に構えているみたいです.

こういった資料館もあるみたいで,私も是非見せてもらいたいです.
あと,是非日本公演もお願いしたい!民音さん!お願いします!!(笑)



(おまけ)
ドラリンファンの方だけが分かると思いますが

はい!
シー様,ことシュアイシーです.
こちらの雑技団では演者を束ねる責任者という立場でおられるみたいです.
つまりですね
日本公演ともなれば,必ず来日する!!
と,思うのでした.
ちなみにドラリオンファン以外の方に分かるようにお話しすると
こちらの動画↓で,2分ぐらいのシーンで玉乗りしながら登場する方です.
確か当時,中国人として唯一参加してたんじゃないかと思います.
Cirque Du Soleil Oscars 2002

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